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● 2005.11.05-06 全国アートNPOフォーラム in 前橋
       
 ・「記憶が未来をかえる」    
     
 

インスタレーションのテーマは、
「失われた記憶、忘却された記憶の再生」。

  かつて最盛期であった商店街のにぎわいと彼女の仕事(オリオン座の近くにある「さくらや」という洋装店のデザイナー)をおもいかえし、無人になったアーケードの真ん中に服をきた女性を立て,写真を撮ることにより、1階の作品はその外部と記憶でつながりをあらわした。
  2階の写真は、偶然赤かんばんの最後の日に店内で撮った今はない、赤かんばんの記憶の写真である。
こうして商店街の記憶が 1階にとりこまれ、そして2階にもつながっていきインスタレーションへと移動して行く。
  町、生活、場所の新生とは、まず記憶のよびおこし、ほりおこしから始まる。そしてすなおに記憶の声に耳をかたむけなくてはならない。なにがそこで望まれていたのか。その記憶の夢を聞き取ることからはじまる。

  記憶が未来をかえる。 記憶を見つけよう。 記憶を耕そう。

 
     
 
       
 
       
       
   ・「文化を食べる」    
       
   食は文化なりといわれるが、 逆に文化は食物でもあると思います。
というのも、食べ方は食べながら習得される文化です。具体的には ご飯、 みそ汁、 おかずがあれば、その3つの食べ物の美味しい組み合わせを 組み立てながら食事をすることが認められています。このことは、食べ物と食べ方という文化が、 同時に食べられ体に入り込んで行く例です。
  そして、見ること、 聴くこと、 嗅ぐこと、 触れることなどは 食べることと同じ意味で文化と言う食べ物を味わいます。
  つまり、ひとは食べ物を食べるのとおなじように文化を食べて生きています。
 
       
 
     
 
       
       
       
   
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2006年 作品
 


弁天マルシェ