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表現活動をしている人はなかなか生活が大変で、他の生活手段をもっていることが当たり前になっている。ここが解決して行かなければ表現者は仮想の世界だけに住み込むことになる。

 美術の歴史や流行に左右されず、世間の評価もおかまいなしに、自らの心奧に沸き起こる、衝動によって生み出される芸術及び、その作品(生の芸術=アール・ブリュット)を作り上げる作家にしても彼らなりのリアリティーに足場をもって表現をおこなっており、単に精神病者であるのではなく「仮想/現実」にまたがる世界に位置しているのである。このことはすべての表現者にとっても共通の場所である。

 まず、作家にとって作家活動のみで暮せる環境を作り出していくこと、から始める必要がある。
当然ここには制作のみならず生活のあらゆる場面が設定されていく。そこを作家一人だけでなく、共感者、NPO的な人たちが関わって環境を変容、拡大していく活動の可能性の場がうまれてくる。
「暮らしやすい美術」をめざす活動は、作家、参加する市民とその外部にかかわるプロセス-プロジェクトとして展開されていくことになる。

 最後に、これから前橋ではNPO環と恊働の活動がはじまる。

   
   
   
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  白川 昌生
 
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