「教育相談用検査」は、新入生などの「知的能力」を測定したければ「知能検査」をご採用ください。「性格傾向」を知りたければ「YG性格検査」をご採用ください。「不登校」や「中途退学」、「いじめ」や「学級適応」関係を知りたければ「生徒理解の多面調査・マルチ」や「教育相談の総合調査・シグマ」をご採用ください。「非行」が多ければ「PSTーⅢ」をおすすめします。学級内での人間関係を調査したい場合は「ソシオマップ」。交通事故予防に役立てたければ「APP事故傾向予測検査」が最適です。 この中で「NCBT-1」(近刊予定)は「認知行動療法」を用いて、「心理テスト」とその後に「読むドリル」を投入する、「自己否定感」(自分はダメな人間だ)を改善する「心理療法パッケージ」です。 また「注意力養成ドリル・ワーキング・メモリーセット」は脳科学を使った「脳ドリル」で、「ゲーム」や「携帯」等のIT機器の使用で低下した「注意力」を増加させ、高校生に「授業に集中できる元気な脳を取り戻す」という「脳トレーニング・セット」です。軽度のADHDを潰し、生徒が「落ち着き」「授業に集中できる」等、生徒指導効果もみられます。 |
1 | YG性格検査 | 人間のパーソナリテイを「性格の偏り」からみていこうとする日本の代表的な性格検査です。学校教育相談・心理学の学会発表・企業の適性検査として多方面で利用されています。「性格タイプ」の判定の他、人の「物の見方・感じ方」や「行動への出し方」をD、C、I、N、O、Co、Ag、G、R、T、A、Sの12因子を結んだ「性格プロフィール」により解釈していくことができます。 |
2 | 生徒理解のための多面調査マルチ | クラス担任の先生が扱いやすいよう、「性格検査」に「生徒の悩み」を付けたコンピュータ採点の生徒理解テストです。「集団式」のため、学年全体で実施する検査です。主な尺度はIS「自己を見つめる」(自己否定感尺度)、ES「対人関係を考える」(対人不適応尺度)、SS「学習についての充実感」(学習不適応尺度)の3尺度で、これに「生徒の悩みアンケート」を調査し表示させることで、生徒の抱える心の問題を探索し、「不登校」や「中途退学」「いじめ」などの問題を早期発見し、改善しようという生徒理解調査です。 |
3 | 教育相談のための総合調査シグマ | 最近は児童虐待やDVなど、教師の目の届かない家庭問題が多発しており、家庭環境に対するアセスメント・ニーズが高まっています。シグマは生徒個人のアセスメントと同時に、学級や学校、家庭という環境的なアセスメントが行えるコンピュータ採点方式の総合的な教育相談調査です。 |
4 | PST-Ⅲ | 筑波大学・原野広太郎教授による生徒指導・教育相談検査です。「反社会的行動傾向」(社会に反抗していく傾向)と「非社会的行動傾向」(社会に適応できずに後退していく傾向)、「性格特性」、「生徒の意見・態度・悩み・不満」の4領域が同時に診断表示されます。生徒の指導方法がアドバイスされ、生徒にも個人票が返却できる検査です。 |
5 | 新版TEGⅡ | 交流分析理論に基づき、人が持っている「5つの心」の発達の強弱から自己理解をする検査です。自分の行動パターンに気づき、周囲とのコミュニケーションスタイルを見直すきっかけとして利用できます。 |
6 | NCBT-1 (2014年 発売予定) |
高校生を取り巻く環境が複雑になり、生活や勉学に「無気力」で「投げやり」な態度・振る舞いを示す生徒が多数みられる時代となりました。こうした背景には「自分はダメな人間だ」という「自己否定感」があり、その根底には「悲観的な考え方」があります。本検査はアーロン・ベックの考え方を基に、「否定的な自動思考」を修正し「自己否定感」を改善する心理療法パッケージです。 |
7 | 注意力養成ドリルワーキングメモリ-セット | 教育現場で一番問題となっているのが、「無気力」で「人の話がきちんと聴けない」。「授業中、つっぷして寝ていたり」「おしゃべりが止まらない」等の、いわゆる「授業以前の問題」です。こうした「症状」の大きな原因は「ゲーム」や「メール」等のIT機器の「長時間視聴」や「睡眠時間の減少」。「人と話さない」、「自分で問題解決した経験が少ない」等の生活習慣で、こうした状態は「学力」をはじめ、「人生」全般に大きな影響を及ぼすと考えられます。本ドリルは、前頭前野のBrodman10野や46野に代謝を起こす「脳ドリル」をくり返し実施し、「注意力」や「ワーキング・メモリー」を訓練する「脳トレ」で、高校生に元気な脳を取り戻そうというものです。本ドリルの実施校では、生徒が「落ち着いた」「集中時間がのびた」「大人に気を遣えるようになった」、「赤点がなくなった」などの注意力増加効果の他、「生徒同士の仲が良くなった」「死にたい、学校をやめたい、という生徒が減少した」等の「生徒指導効果」がみられます。人間が落ち着き「しっかり」してくる「脳ドリル」です。 |
8 | N式エゴグラム | N式エゴグラムは親から学んだ価値観を描き出す検査です。検査用紙に交流分析の解説が印刷されていますので、自己採点しながら交流分析の考え方を学ぶことができます。親から学んだ価値観で息苦しさを感じる場合は、価値観を修正すれば良いのです。自我状態を修正するプログラムが示唆してあります。本検査は自己採点の他、コンピュータ採点ができます。 |
9 | 東大A-S知能検査S版 | 記憶、推理、知覚の要素の中で学業成績と一番関係が深い因子が「思考」です。本検査はこうした「思考力」を中心の構成した知能検査です。一人一人の知能構造を分析し、学習に対する適性を示す「教科別期待値」を算出します。 |
10 | APP事故傾向予測検査S版 | 事故を起こしやすいタイプを知性・動作・情緒の3観点から総合的に診断します。事故を起こしやすい生徒をチェックでき、注意すべき側面が手に取るようにわかります。興奮性・協調性・回帰性などの情緒面もカバーしていますので、生徒指導全般の資料として役立ちます。 |
11 | ソシオマップ | クラスを対象としたソシオメトリー・テスト |
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