LDは発達障害の一類系で、日常生活は普通に対応できるのに、「漢字だけが書けない」とか、「足し算だけができない」等の「学習障害」を発見しその重症度を診断する目的の検査群です。学力検査などでは「正答率」が低く「誤答が多発」する傾向がみられますが、どうでしょうか? |
1 | LDI-R | わが国ではじめて本格的に標準化された「LD判断のための調査票」です。基礎的学力(聞く、話す、読む、書く、計算する、推論する、英語、数学)と行動、社会性の10領域で構成されています。 |
2 | PVT-R(絵画語い発達検査) | 言語理解力の中でも、特に基本的な「語いの理解力」の発達度を短時間に測定する検査です。4コマの絵の中から、検査者の言う単語にふさわしい絵を選択させる、わかりやすい手法を採用しています。ことばや知的発達の遅れ、LD(学習障害)といった特別支援教育を必要とする子供の早期発見と指導に役立ちます。 |
3 | ことばのテストえほん | 「話ことばの障害」をできるだけ早期に発見し、適切な指導を行うためのスクリーニング・テストです。3分~5分の短い個別面接を通して、幼稚園児や新入学児の中から「話ことばの障害」が疑われる子供を選び出します。 |
4 | フロステッグ視知覚発達検査 | 保育所・幼稚園・小学校低学年の視知覚上の問題点を発見し、適切な訓練を行うための検査です。問題行動・ろう・難聴。脳性まひ・知的発達の遅れ・情緒障害・LD(学習障害)などのある子供にも実施できます。 |
5 | WISC-Ⅳ知能検査 | 世界で広く利用されている代表的な児童用知能検査で、WISCーⅢの改訂版です。 |
6 | WPPSI知能診断検査 | 幼児用のウエクスラー知能検査です。3種類のIQと下位検査のプロフィールから子供の知的能力の水準を把握できます。 |
7 | WAIS-Ⅲ成人知能検査 | 成人用ウエクスラー知能検査WAISの改訂版です。16歳~89歳までの知能が測定できます。 |
8 | 田中ビネー知能検査Ⅴ | 検査用具を全面改定し、2001年に本調査を行ったビネー法の知能検査。 |
9 | 改訂版鈴木ビネー知能検査 | 1948年以来、改訂されていなかった鈴木ビネー知能検査を2007年に改訂した「改訂版鈴木ビネー知能検査」です。現代の子どもたちに合わせるため、図版や絵カード、検査用具等を現代に合わせたものに一新し、標準化を基本から見直した検査です。 |
10 | K-ABCⅡ | K-ABCⅡは1993年に出版されたK-ABCの改訂版です。旧版の3種類の下位検査が削除され、新たに9種類の下位検査が加わりました。ルリア理論とキャッテル、ホーン、キャロル(CHC)理論という異なる視点より解釈でき、認知能力だけでなく、基礎学力も測定できる検査です。 |
11 | DESC | 本チェックリストは、保育経験3年以上の小児科医・心理士・保育士・保健師・看護師が、その子の養育者に質問して、0歳6ヶ月から3歳5ヶ月までのお子様の発達状態を6ヶ月単位で知ることができるチェックリストです。 |
12 | DN-CAS認知評価システム | Luriaの神経心理学モデルから導き出されたJ.P.DasによるPASSモデルを理論的基礎とする心理検査で、LD・ADHD・高機能自閉の認知的偏りを測定する心理検査です。 |
13 | 小学生の読み書きスクリーニング検査(STRAW) | 学習障害の中核症状である「発達性読み書き障害(発達生dyslexia)」を検出し、診断評価するために必要な学習到達度検査です。小児失語症の読み書き評価についても有用です。 |
14 | PRS(LD児・ADHD児診断のためのテスト) | LD児診断のためのスクリーニングテストです。LD児には「言語性LD」と「非言語性LD」と呼ばれる2タイプがあります。これらを診断し、日常指導に役立つ資料が得られます。 |
15 | 国リハ式<S-S法>言語発達遅滞検査(改訂第4版) | 言語発達遅滞児の臨床上の指針を得るための検査です。検査結果が言語訓練と直結した臨床評価になります。発達レベル1歳前後~小学校就学前後まで、言語記号形式ー指示内容関係の段階に対応した評価ができます。言語記号未習得児の言語習得以前の検査も可能です。 |
16 | 大脇式知的障害児用知能検査器幼児兼用 | 知的障害児の知能検査では個別検査でも「測定不能」になることが多いが、このテストは赤、白、青、黄色のブロックを使用しているため、測定可能範囲が広い特徴があります。低い精神年齢に対応した作業テストであるため、測定困難な低い精神年齢を正確に測定できます。 このテストが29番まで成功した場合には、「コース立方体」に連結して使用できます。 |
17 | ディサースリア検査(AMSD) | ディサースリア(発話障害)の標準化された検査法で、発声・発語器官の生理学的機能と発話機能の双方を総合的に評価する検査です。 |
18 | 遠城式乳幼児分析的発達検査法 | 簡便な検査によって、子どもの発達を各機能に分析して測定する検査です。正常児においては特徴を明らかにし、指導の基礎資料を得ることができ、心身障害児においては発達の様子を短時間に診断できます。 |
19 | 津守式乳幼児精神発達質問紙 | 0歳から7歳までの乳幼児について発達段階を測定する検査です。1961年に「0歳~3歳」(津守・稲毛)(増補版1995年)が刊行され、1965年に「3歳~7歳」(津守・磯部)が刊行されています。本検査は面接者が母親に面接して各項目を調査する検査で、養育者の日常的な観察に基づく検査で す。 |
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