桐生は日本のハタどころ

子どもにかえったみたい

2015.1.14



 仕事ばかりしていて長期間の休みが3日間くらいというのが普通なので(正月、GWは基本的に仕事。唯一夏休みが長期休暇の取れるチャンスなのだが、ここ数年3日間連休が最大。そんなに仕事好きじゃないんだけど、人不足が深刻なのか)、出かけるといっても疲れていて動きたくないという感じ。そんな生活に憧れているわけではないので、条件さえ合えば、積極的に出かけようと思っている。幸い、ダンナの趣味が写真なので、出かけたいと言えば方向音痴の私を連れて行ってくれる。

 で、正月いっぱい仕事をしたので、振り替え休日が飛び飛びにやってきた。その最初の日にダンナと休みを合わせて、行ったことのない桐生市へ出かけた。
 群馬県民なら誰もが知っている「上毛かるた」の「き」は「桐生は日本のはたどころ」とある。群馬では世界遺産に登録された富岡製糸工場からもわかるようにおカイコさまを(群馬県民は絹糸を吐き出す蚕(カイコ)という虫に敬称をつけるのが普通。おカイコさんとかおカイコさまとか呼ぶ。小学生になると朝顔の観察日記をつけるようにおカイコさまを飼育し、育成日記をつける。繭ができると、一応茹でて中の幼虫を殺して、繭から絹糸を紡ぐのだが、今の学校ではそこまではやっていないようで、繭を回収するだけみたい)飼っていた家がたくさんあった。我が家の裏の田んぼも昔はおカイコさまのための桑畑だった(カイコは桑を食べる)。
 今はすっかり桑畑もなくなってしまったが。

 桐生市は街並みも雰囲気があって素敵な場所だった。富岡製糸場は煉瓦造りの建物であるが、桐生市にもたくさん煉瓦造りの建物があった。歩いているだけでも結構楽しめる。
 群馬に生まれ住んでいながら、もともと出かけることの少ない私は本当に色々知らないな〜と自分の世界の狭さを感じるお出かけとなった。

方向音痴、治りませんよね。カーナビがつくようになってから、知らない場所にも行けるようになりましたけど、カーナビの云う「およそ300m先」というのがよく分からないのと、右と左が焦ると分からなくなるということがあって、やっぱり迷った挙げ句に辿り着くというのが普通です。仕事で月1回会議で行く場所も、1年通ったけど毎回違う道から辿り着き、違う道から家に帰ってました(笑)。

歩きの場合はiPhoneのおかげで結構いけますね。iPhoneでの地図ソフトは本当に便利です。

自動車で移動する事が多いのですが、自動車の運転が好きじゃないので、緊張するから余計に間違いを起こすんでしょうね〜。と言い訳をしてみる。遠出をするときは他の人に頼れるものなら頼って出掛けますね。

方向音痴

右も左も分かりません

2003.01.18



 私は筋金入りの方向音痴だ。

  方向音痴にまつわるエピソードは数多くあるが、一番お騒がせだったのは、私が中学生くらいの時。東京に住む祖父母のお宅へ一家揃って泊まりがけで遊びに行っていた時でのこと。
 私の父は当時パチンコ好きで、祖父母宅に行っていた先でもパチンコ屋によく出かけた。

 いつものように父は午前中からパチンコに出かけていたのだが、昼食の時間になったので、母から父をパチンコ屋に迎えに行ってくれと言われた。母も当然私の方向音痴は知っていたが、家の前の道を右にひたすら真っ直ぐ行くだけなので、大丈夫だろうと思ったわけだ。私も大丈夫だと思った。

 当時痩せていて身軽だった私。スキップをするように数百メートル離れたパチンコ屋まで一気に行った。
 パチンコ屋はすぐに分かった。中に入って父の姿を見つける方が大変だった。
 しかしながら無事に父を見つけ、お昼の支度が出来ているというと、今出ているところだからキリが付くまでやっていきたい。オマエ先に帰れと言う。
 合点承知と家に向かってスキップをしながら向かう。鼻歌なんか歌いながらご機嫌だ。
 しばらくひたすら真っ直ぐ行く。正月なので、開いている店も少ない。なじみのない道を歩くのは楽しいなと思ってキョロキョロしながら行くと、目の前に橋が出てきた。

 「はて?橋なんか渡ったっけ?」

 自信の無いまま橋を少し渡る。
 いや、橋なんか渡らなかった。
 しまった!!反対に歩いてきたんだ!

 くるりと半回転。
 いやぁまいったまいったと思いながら元来た道を走っていると、父が血相買えて走ってくる。
 既にキリの付いた父はもう家に帰っていたのだ。なのに先に帰っているはずの私が帰っていないので、ビックリして探しに来たというわけ。
 いやぁ、しかられましたよ。

 今も方向音痴だが間違えている事は日常なので、誰も騒がない。
 デパートのなかで迷子になるのは当たり前だし、広い駐車場だと自分の車をどこに止めたのかすら分からなくなる。

 こんな私ってスゴい?


方向音痴、治りませんよね。カーナビがつくようになってから、知らない場所にも行けるようになりましたけど、カーナビの云う「およそ300m先」というのがよく分からないのと、右と左が焦ると分からなくなるということがあって、やっぱり迷った挙げ句に辿り着くというのが普通です。仕事で月1回会議で行く場所も、1年通ったけど毎回違う道から辿り着き、違う道から家に帰ってました(笑)。

歩きの場合はiPhoneのおかげで結構いけますね。iPhoneでの地図ソフトは本当に便利です。

自動車で移動する事が多いのですが、自動車の運転が好きじゃないので、緊張するから余計に間違いを起こすんでしょうね〜。と言い訳をしてみる。遠出をするときは他の人に頼れるものなら頼って出掛けますね。