電子書籍の形式

いろいろな拡張子

2015.6.6



 私の環境はMacユーザー環境であり、iPhone、iPad(私の場合はmini)の端末をiOSで使用し、MacにもWindowsのOSは一切使っていない状態であることを最初にお話ししておこう。
 前述しておいたが、パソコン通信時代からの電子書籍ユーザーである。携帯電話も持たないうちからパソコンユーザーであり、PowerBook2400cを所持して以降はデスクトップを持たずにパソコンを持ち歩く人生が続いている。Appleという会社はインターネットがこんなに普及する前からパソコンは繋がりあってこそ真価を発揮すると、FAX機能がついていたり、Mac同士が繋がりあったりするソフトは標準でついていた。それでも当時は無線環境はなかったので、持ち歩いてもどこにも繋がらないのが普通で、本当は簡単に繋がるんだよ〜ということを見せることもなく、私の職場にひっそり置かれていたものである。(自分のパソコンを職場に持ち込んで自分の仕事をし、毎日お持ち帰りをするという状態は今現在も続いている。会議の議事録を作成したりするには非常に便利なのだ。勿論外部に情報がもれないように、仕事の内容は私のパソコンの中に入ってはいない。今はUSBも容量がでかいので、私の職場での仕事は全部そこに入っていて、職場に置きっぱなしにしてある)
 持ち込んだパソコンは職場でいろいろ役に立つだけではなく、昼休みも注目のマトだった。それは私が昼食をとりながら、目の前のモニタをみながら読書をしていたからだ。
 よく食堂で漫画雑誌を読みながら昼食をとる人たちを見かけるが、そんな感じ。しかもパソコンなら両手が空く。ページをめくるのもクリック一つで済む。しかもしかも、その日の眼球疲労度によって文字の大きさまで変えられるのだ。
 こんな風にパソコンで読書をする習慣がついたのは「T-Time」というソフトのおかげに他ならない。もともと著作権の切れた作品を無料提供する青空文庫を読むためのソフトとして、紹介され、購入して使用したところ、その素晴らしさに楽しくなってしまったのだ。当時はフォントの変更、大きさの変更だけではなく、いわゆる紙の部分の変更もできて、白、くすんだ茶色、星空なんかも選べた。星空はたまに流星なんかが起きたりして、結構面白かった。ページのめくれ方もこだわっていて、これからは本当に紙がなくなる時代が来るのかもしれないと思った。
 しかしT-Timeは早すぎたのかもしれない。今、T-Timeが使っていたソフトの拡張子.bookはiBooksに取って代わられ、今や.ttzという拡張子を持つ書籍は新しいOSでは読めなくなってしまった。昔、MacOS(当時の日本語用MacOSは漢字Talkと言っていたが)にはhyperCard(ハイパーカード)という素晴らしいソフトが無料でバンドルされていた。このソフトを使って数々の名作が生まれたが、今は読むことができないのと同じだ。紙媒体なら数百年、壁画ならもっと時代を超えていけるのに、電子媒体は10年しか持たないとは脆弱な。だから紙の本を無下にしてはいけないんだよな。

現在の電子書籍の種類はどのくらいあるんだろう。


本のありか

紙の本と電子書籍

2015.4.16



 我が家の本がすごい状態になっている。
 昔から、食費を削ってでも本を買うという生活をしているため、なかなか本を捨てたり売ったりできない。一度手放した本を古本屋で改めて買い直すことが何度もある。
 しかしながら最近ではどの本を持っているのか分からなくなってきた。今まではどんなに本を購入していても、完全に把握していたのに。仕事での拘束時間が長くなり、買った本が全部読みきれなくなってきたことと、抱える本が多すぎたこと、家族全員がみんな本を持つようになったため、自分が把握する以上の本が溢れていることが原因だ。
 電子書籍に関しては結構前から利用している。大好きな平井和正先生がパソコン通信時代にネットで作品を配信していたからだ。最初はパソコンで本を読んでいた。MacでボイジャーのT-Timeというソフトを使って青空文庫などをたくさん読んだ。シャーロックホームズ全集も購入した。今はT-Timeがサポートをやめてしまい、最新のMacOSでは購入した本は読めなくなってしまっているが。
 iPhoneを使うようになって、本格的に電子書籍の小説を購入するようになった。文庫本を持つより手軽に数冊の本を持ち歩けるのは非常に便利だった。
 iPadを購入してからはさらに便利になった。特にハリーポッター全巻を電子書籍で購入したときはあまりの手軽さに感動した。全7巻のあそこを読みたいという部分を簡単に読めるからだ。それから長編の作品、シリーズ物を電子書籍で揃えようとするようになった。実際にはまだ私の読みたい本が全て電子書籍になっているわけではないし、電子書籍も文庫本の値段くらいまでは下がらないと購入していないので、言うほど多くもないのだが。しかし我が家に積み上がった本の山がいくつもある状態を見ていると(それがどこの部屋にもある!!)、もう紙の本は手放さないといけないなと思うのだった。
 ただひとつ気になるのは、紙の本は売ることができる。人に貸すこともできる。しかし電子書籍は売ることも、他人に貸すこともできない。さらに、T-Timeのようにソフトが対応しなくなったり、電気がない場所では読めない。これは結構大事なことだ。
 というわけで紙の本は無くならないだろうとは思うが、せめて管理把握ができる数に減らすことは必要かなと思う今日この頃なのだった。



電子書籍のソフトは現在、iBooksとKindle、ebiBook、サンマークなどの複数のものを使用しています。同じ書籍を違うソフトで2回買ったりして、電子書籍も結構金食い虫です。ソフトの対応が終わればもう読めないし。心配ですね。

片付け

きっと押入れの中もきちんとしてるんだろうね〜

2013.10.15



 私と一緒に仕事をしている人が私に向かって良く言う台詞。
「きっと押入れの中まで整理整頓されて綺麗になってるんだろうね〜」

絶対にそんなことありません!!

 ただ私、職場ではものすごく整理整頓の鬼になっています。帰る時には机の上は物が何も無い状態になっています。いつも使うファイルは全て年代別、情報別に区別され、ひと目で何があるか分かるようになっています。これは当然私以外の人が情報を欲しい時に、迷わず見つけ出すことが出来るようにと整理しているからです。そして最新以外のものは全て倉庫へ移し、期限が来たら躊躇わずに廃棄処分しています。どんな職種の人がやってきても私のやっていることは見れば分かるようになってます。引き出しには全て何が入っているかのシールまでつけてます。物品の在庫状況もひとめで分かるように工夫をしています。

 だけど!!!

 家ではこれが出来ないのよ。
 まず、仕事よりも優先順位が付けづらい。愛着がありすぎて捨てられない。活字中毒なので本があふれてる。ついでにヲタクなので収集癖がある。そして何より、家では働かない(笑)。仕事場では出来る事が家では出来ないんですよね〜。
 で、足の踏み場も無い程散らかっています、我が家。

 でも、汚い家は居て、居心地が良くありません。
 なので、片付けようという気持ちはあるんですけどね ε=(´。` )

 たぶんこれもダイエットと同じで自分の生活、生き方、価値観を問うことに繋がるんでしょうね。

 ま、今のところ課題です。

かたづけについては「人生がときめく片づけの魔法」近藤麻理恵 著 が一番感動した本かな。このとおりに出来るかどうかは別として考え方はよく分かります。

モデルルームをよく観ますが、あれはあれで居心地が悪いような気がします。適当に散らかっている方が住んでる感じがして好き、というのは私だけでしょうか。

「人生がときめく片づけの魔法」は電子書籍で購入すると、服のたたみ方などの動画がついていてお得です。