12/14のIOPツアーのツアー報告アップしました。
PADIエマージェンシー・ファースト・レスポンス・コース(以下EFRコース)を学び、練習すると、ダイビング中はもとより日常生活における緊急ケアのスキルを練習して、実際の現場に応用できるようになります。この緊急ケアのコースは国際的に承認された医療ガイドラインに沿った形でできています。ケアが必要な人には完璧な人工呼吸や心臓マッサージをほどこすのではなく、速やかなケアとともに専門的な救急隊にいかに早く引き継ぐかが重要です。完璧な人工呼吸や心臓マッサージを行っても心肺停止している患者の心肺機能を再生できることはほとんどありません。それよりも救急隊に引き継ぐまでの間に蘇生の確率を上げ、その後の障害を少なくするために脳などの体の重要な器官に酸素を運び続けることが重要です。そのため完璧なケアより速やかなケアが重要という訳です。 しかし、緊急ケアのトレーニングを受けても、緊急ケアを必要としている人にケアを提供することをためらってしまう人がいます。小さなミスで患者を傷つけたり、死亡させたりするのではないかというのは誤解なのです。これはまず起こりません。CPRを必要としている人は心臓が動いていない・・・、つまり死亡しているのです。死亡している人をさらに悪化させたり、もう一度死亡させることをあなたはできると思いますか? EFRコースは救急隊が到着するまでに実施する速やかなCPRと呼ばれる人工呼吸や心臓マッサージを一次ケアと呼び、救急隊が呼べなかったり、救急隊が到着するのに時間がかかる場合のケアの二次ケアに分かれています
- コース内容
- 費用
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講習料金 申請料 合計 新規 16,500円 3,344円 19,844円 更新 7,700円 3,344円 11,044円 - 教材費として、EFRマニュアル(2,714円)が別途必要です。
- PADIレスキューコースに参加するためには2年(24ヶ月)以内にEFRコースを修了する必要があります。
- PADIダイブマスターの認定には24ヶ月以内にEFRコースを修了しておく必要があります。