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全国アートNPOフォーラム in あおもり

2006年10月15日
  ゲストスピーチ 「検証:前橋戦線異状なし!?」
青函連絡船メモリアルシップ 八甲田丸
     
     
 

  第3回全国アートNPOフォーラム in 前橋では『まちにアートができること』をテーマに開催されました。そこで、前橋を拠点に活動する白川昌生が前橋でのフォーラムがもたらしたことを検証します。

 
 
白川昌生 氏
     
   

 青森での「全国アートNPOフォーラム」に参加してきました。前橋の現状を厳しく分析して話してくれという事でもあり、、かなり厳し話しをしてきました。ここの活動は前年以来持続しているのですが、行政の支援はまだまだ今一の感じです。家賃にしても基本的な値段を行政の方でなんとか押さえてくれる方法を出してくれないと、はんぶんといっても若者には無理がある事など、、また市内の再生計画自体が福祉を中心にということで芸術がどう関われるのか、全く行政からこちらは外されている事など、、、。大型のイベントの時は手伝いを頼まれても、こうした地道な活動の中で「信頼」を積み上げて行く関係がきちんとできた来ていない。大学関係者などの専門委員会に芸術家が含まれていない事など、まだまだ不十分な体制であることを話してきました。(白川昌生)

 
     
   

 このゲストスピーチは、2日目の10月15日の10時から始まりました。青函連絡船メモリアルシップ「八甲田丸」の会場には約40名の方々が集まり、白川さんのスピーチに真剣に耳を傾けていました。
昨年のNPOフォーラムを終えたその後の前橋の現状を厳しく分析して話してほしいとの要望もあったようで、スピーチの内容は「場所・群馬」としての具体的な活動報告というよりは、前橋のまちが現在どのように変わったのか、この先どのように変わっていくのか、といった所に焦点が当てられ、多く方々と活発な意見が交わされていました。
 会場でのさまざまな意見が交わされた中で感じたこととして、行政、アーティスト、NPOとが目指す共通のイメージを互いがより具体的に詰め、理解を深める必要があるのではないかと思いました。
  スピーチの途中で、群馬県産のカップ焼きそばが会場の皆さんに配られ、カップ焼きそばのいい匂いで会場全体が覆われました。真剣に意見が交わされている傍らで、カップ焼きそばを食べている人がいるといった、何だかとても不思議な感じでした。

 
   
   
   
 
     
 
   
 
     会場となった「八甲田丸」
「カップ焼きそば」を食べる
会場の方々
もちろん司会の方にも
「カップ焼きそば」
 
         
         
   
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