NIPAFは、世界各地で活発な活動が起きている現代パフォーマンスを日本に紹介するとともに、パフォーマンスアートを国内に普及し、多くの人々がこの表現にチャレンジして、自分の可能性を広げてもらうことを目的に、１９９３年から東京、名古屋、長野等を開催地に毎年巡回するパフォーマンスアートフェスティバルです。
　 この企画は、アーティスト一人一人が自分でその発表を決めていくものです。日本アーティスト達の多様性と豊かな表現力は、各地で高い評価を受けています。

　群馬で初めての国際パフォーマンスアートフェスティバルを開くことができました。今回は、外国から 12 人、国内から 10 人、そして群馬から 16 人の作家たちが参加しました。
　 群馬の作家にとっては、国際交流や違った世代ジャンル間の交流ができてよかったと思います。パフォーマンスという表現に初めて取り組んだ作家もいましたが、全員が 3 日間の体験を楽しんですごしたようです。この体験を足場に、新しい可能性が生まれてくることを期待しています。今回は作家のみならず、アートＮＰＯ環のみなさん、またボランティアでサポートしていただいたスタッフなど、全員の協力によってフェスティバルを実行することができました。本当にありがとうございました。
　 群馬の動きを、これからもさらに発展させてゆきたいと思っています。　　　（実行委員長　白川昌生）