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 ●「SAPCとSAPCギャラリー」
2003.09〜現在も進行中
 
ニューヨーク、前橋のギャラリーを中心として、様々な場所で展開中
 
 
 
     
 
 
 作家自身の身の回りで、不用になった段ボール、新聞紙、雑誌、広告、パッケージなどをはがきサイズに切り、それらを絵はがきとして一枚25セントで売る会社、SAPC (Shinsuke Aso Post Card)の経営と、その会社が支援するSAPCギャラリーの運営を長期のパフォーマンスとして行っています。様々なものを呑み込みながら成長し続けようとする資本主義経済と、その一部である美術市場のミニチュアを、自嘲的な笑いも込めて実現しようとしています。
 
     
 ●「考える、もう一度考える」  SVAスタジオ
2004.12
 
 
 
 
     
 
 
  ギャラリーなどのオープニングパーティーで、観客に軽食がふるまわれるという習慣、現代美術の多様性、作品に触ってはいけないという常識を組み合わせ、観客に判断をゆだね、行動させ、彼らの判断によって変化する展示です。「作品に手を触れないでください」というラベルと、「もしあなたがそれをただの食べ物だと思うなら食べてください」と描かれたドローイン
グを壁に貼り、展示スペースの中心に山盛りの果物を置きました。果物を果物と判断し、ドローイングをイメージではなく文章とみなした観客のみ、果物を食べることができます。
 
 
 
  ●「なんとなく」  前橋文化研究所
2002.08
 
     
 
       
 
 
 日用品や、それらを組み合わせた小作品を、建物全体に配置することにより、始めからそこにあるものもの(電気スイッチ、コンセント、非常灯、蛍光灯、建物自体など)と作家が配置したものの境界をあいまいにし、観客にその境界の判断をゆだねました。その境界の判断は、観客自身の「何が美術で、何が美術でないのか」という観念を表します。観客の考えによっては、建物全体が作品になり得ますし、逆にそこにある全てのものが作品ではなくなる可能性もあります。
 
       
   
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