家づくり講座 Email:hoshino-sekkei@kl.wind.ne.jp

家は依頼の方法によって、その「出来栄えや費用」が大きく異なります。

数社に プランと概算見積書を作成してもらい、比較検討して決めるのがベスト!

依頼の方法は、大きく次の四つに分けられるかと思いますので,
簡単にその特徴を見てみたいと思います。

1、ハウスメーカーに依頼する。
2、地元工務店に依頼する。
3、設計事務所に設計・監理で依頼する。
4、その他

ただ、何処に依頼するにしても
実際に、現場で工事に携わるのは大工さんを中心とした各職の職人さん達であることに
変わりがないことを、先ず理解しておきましょう。
ただ、その職人さん達を、どうリードして「よい家づくり」に結びつけるかが問題なのです。

1、のハウスメーカーに依頼するのは、もっとも手っ取り早い方法です。
少し高額になることを覚悟すれば、希望を言っているだけで、短期間に家を手に入れることが出来るでしょう。

一般に成約されている建物が坪価80万円前後と思われます。
この中には、モデルハウスの建設費、維持管理費や
豪華なカタログ、パンフレットの作成代や、テレビ等マスコミを通じての宣伝広告費、
営業マンに支払う成約歩合費を含む人件費に支社経費、本社経費が含まれているのですから
直接、あなたの家にかけられている工事費は相当に低い金額であると考えられます。

造るのは、ハウスメーカーの社員でも、直属の職人でもありません。

実際に工事をするのは、ハウスメーカーから工事委託された地元の工務店です。
ただし、コストを極端に低く抑えられているので、いい仕事ができるかどうか心配です。

モデルハウスの見学には特に注意しましょう。
モデルハウスのとおり造ると、坪価100万円、総工事費1億円は下らない豪華な仕様なのですから。
そのうえ、建設工事に含まれない調度品(リビングセット、カーテン、家電製品、
壁に掛けられた名画からジュータン、さりげなく置かれた観葉植物等)まで
有り余る予算でプロがコーディネイトしたインテリア空間が
いやがうえにも、お客様の興味をそそるのです。
また、面積も80〜100坪ほどの大規模のものが多く、そこここにゆとりを見せて、
お客様の購買欲をそそるのです。

ハウスメーカーには、たっぷりのお金を用意して行かないと
希望とは全く異なった建物になってしまうので注意しなければいけません。

坪30万円代で造るという、ローコスト・ハウスメーカーも
大手ハウスメーカーに対抗して登場してきたのでしょうが
モデルハウスや、カタログ・パンフレット、テレビ等の宣伝広告費等を考えると
余り変わりはないように思えます。

それだけの費用をかけて、坪40万円以下では「いい家」を造ることは不可能ですから。

「本体工事」+住むのに欠かせない別途工事(オプション)=あなたのおうちの価格
しっかりと確認してから、依頼しましょう。


2、の地元工務店に依頼するのは、ある意味では賢明な方法だと思います。

ただし、工務店はどの地域にもたくさんあって、それぞれ個性や特徴を持っていますから、
あなたの家づくりに、もっとも適正な会社をしっかり調べて探さなければいけません。

工務店の中には、地域密着型で、よく研究・努力をしている方が少し増えてきたのに対し
相変わらず、時代の変化に疎く、金儲けタイプが抜け切れない方も多いので
よく、見極めて依頼しないと、取り返しのつかない結果を生むこととなります。

ここはと思ったら、その工務店に直接出向き、「家づくり」に対する姿勢をしっかりと聞くことが大切です。

展示場を持っている、いないにかかわらず、
実際に造った家を見せてもらい、住んでいる方のお話も聞けると、参考になると思います。

お客様のために、「いい家を、安く」と努力をしている工務店もあるのですが
デザイン、機能性ほか「いい家」を造る姿勢に、いまいち努力不足で「アカヌケナイ家」が目立つようです。

設計士の居ない小規模の工務店から設計士を紹介された場合、
その設計士は、工務店寄りの設計をせざるをえない立場であることを承知の上で応対しましょう。

要望と請負者の対応策は、しっかりと書面で取り交わしましょう。


3、の設計事務所に設計・監理で依頼するのは、理想的な方法とされています。

これは、設計者がお客様の要望を受けていい設計をし、いい工事が施工されるよう現場を監理する
というのが、理想的な形だとされているからです。

しかし、設計能力、監理能力を充分に持ち合わせた設計士が意外に少ないのが現状で
これに適した、力のある設計士を探すことが、先ず最初の課題となります。

設計図は、必要なことがしっかり書かれているかどうかが問題になります。
通常、40〜50坪くらいの住宅で、20〜30枚以上は書くことになるでしょう。
少なすぎるのは、まず、十分に書き表されていない心配があります。
工事途中で、問題になる原因となり、追加料金の発生か、仕様の変更を余儀なくされます。

チェックの方法は、いろんな場面を想定して質問してみることです。
たとえば、電気設備図の、スィッチは機能的に配置されているかという問題では
夜中、家族全員で出かける時、消灯、帰宅時の点灯のスィッチの具合とか、
子供が、夜半、水が飲みたくなった時階下のキッチンに行く時、
どういう順序でスィッチを点灯、消灯してきたら無駄なく目的が達成できるのかという具合です。

かなり、細かい神経と、感受性、人間性の豊かな設計士でないと
そこまで気を配った設計は、なされないと考えられます。

この人は、という設計士がいたら、住宅に対する考え方をよく聞くとともに、
実際に手がけた建物とその設計図を見せてもらって
住んでいる方の、「住み心地」なども聞くことができたら、大いに参考になると思います。

設計士には、設計に対する高い志と、倫理観をもち、感受性と、人間性、創造性に富み、研究熱心で
お客様の要望にしっかりと耳を傾け、良心的な設計活動をする人が望ましいのです。

しかし、芸術家気取り、デザイナー気取りの設計士、高慢な設計士、感受性と人間性に乏しい設計士、
「こだわり」などと称して、独りよがりなデザインを押し付けたりする設計士が多いので注意が必要です。

また、見積もりが出来ない、チェックが出来ない、監理が出来ないという設計士も多いようです。


4、その他

不動産業者が宅地造成をした折に、建売住宅や売建住宅、
時によっては注文住宅などに手を出しているようですが、依頼しない方がいいでしょう。

「いい家を」を造りたいという姿勢が見受けられないからです。


設計事務所が造る、デザイナーズ住宅

私は、数年前、息子の家を造るまで、設計・監理専門の設計事務所でした。

いかに、お客様に「いい家」を造って差し上げられるか、に明け暮れる30有余年だったと思います。
私が造らせていただいた家は、間違いなく「いい家」だったと、確信を持っています。

ただ、残念なことに、見積もりチェックだけは充分な仕事ができなかったと、深く反省をしています。

設計者に、「原価を教えない」という業界のシステムを、深く追求することができなかったことが悔いられます。

その後、数件、工事を請負い「業界の本当の原価」を知りました。

今、業界の「原価」を更に追求し、納得のいく金額で「素敵な家」を提供するシステムを確立しました。

「あなたの夢と希望と幸せな家庭」を展望し、現実の「予算」と「敷地条件」等を考慮
あらゆる場面を想定し、じっくり考え、綿密に打ち合わせる。

材料・設備を吟味して安く購入し、
熟練した職人が責任を持ってニコニコ仕事ができる「掛け値なしの原価」を追求し、
納得のいく家を造りたいと考えています。

知りたくありませんか?本当はいくらでできるのか


■おすすめ■

数社に、「おすすめプラン」とその内容、概算予算書(すべて含めたもの)を作成してもらい、
比較、検討して決める。


当社も、ぜひ、一社として「おすすめプラン」を提出させてください。



太田市 A様邸模型 太田市 A様邸模型 みどり市 展示場模型 みどり市 展示場模型 みどり市 O様邸模型

■企画住宅■の中に工事費等記載してあります。

前橋のリーズナブル住宅設計士の家づくり講座

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