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キャラバン折り返し地点
プロジェクトもこれからが、実現、展示、ライブなどへの実際の展開が行われます。
折り返し地点にきたという感じです。 これからが勝負なので,気を抜かないで頑張って行きたいです。
メイド イン グンマ の意気込みで頑張って行きたい。

展示の準備、彫刻,動画、カタログ、本、デッサンなども制作し、これまでの活動を形にして,発表、残して行くことに取りかかる事になります。おおくの人にフィールド キャラバン プロジェクト の姿を見てもらう事になります。

現在全員で作業にかかっています。
# by field-caravan | 2007-05-08 19:13 | Comments(1)
ニンフと横乗り
 「たとえ忘却されているとしても、風のそよぎや幽霊的運動によって回帰するものの持続性。ヴァーブルグが、自らのニンフNinfa を強迫観念のようなものとして喚起しているのも偶然ではない。ヴァーブルグが好んだ表現でいえば、それは優雅な悪夢ein anmutiger Alpdruck であった。 ヴァーブルグは、ニンフをいたるところで見たと告白している.しかしそれが誰なのかは全く知らず、それがどこからきたのかも正確にはわからぬまま、ついには理性を失った ich verlor meinen Verstand と。」
           
このようにジョルジュ,デイデイ、ユーベルマンは述べている。

横乗り、スケート、、、またはスノーボードにおいて、理性を失って運動に身を任せる事は最低の条件になっている。考えるのではなく,感じるのだ。板にのって感じるのだ。
ニンフはすぐ側を通過してくだろうし、また目の前に現れるだろう。突然、いつも。

ニンフの導きが、かってニーチェを1882年の夏に永遠回帰とサロメを引き合わせたような,強引な出会いと創造を可能にさせるのだ。未知なる世界が開けてくる,終わりのない運動、運動空間。身体。

叫びはボードの設置面で生まれる。創造的な叫びだ。
# by field-caravan | 2007-05-01 08:29 | Comments(0)
計画は進む
美術館とも打ち合せを進めています。

ライブの機材の方も手配,予算も立ち見通しが出来てきました。さらに彫刻の方も、「大永ドリーム株式会社」が協賛のかたちで、制作費をおさえて出来る事になり,安心しています。やっと制作のめどが立ちます。

これからは,ちらし,ポスター、本、DVDの制作が控えています。これを進めて行きます。

これまでにない,新しい展開の展覧会が県庁の特別展示室で実現されて行きます。「スノーボード」を軸にした作品を中心に展示します。

群馬の皆さん、またアートNPOで手伝ってくれている皆さん、また個人的に助けてくれている皆さん、またニンフとその仲間の皆さんへ,感謝しています。僕のイメージを実現して行きます。
# by field-caravan | 2007-04-26 19:41 | Comments(0)
彫刻作品
鉄工所と打ち合せをしていますが、はじめの予定よりも1m長くなりそうなので、
幅2m   高さ3m 長さ8m   の大きさの彫刻になりそうです。ただしこれは2体が組合わさっているので、1体は2x3x3m  になります。
円形の構造体の中に各30枚のボードが取り付けられ,接続部分に20枚なので80枚のボードが組み込まれる形です。

現在の所,基礎部分、、つまり台座の部分を初めよりも大きくしないとバランス,安定が悪いので,,予算がどうなるか目下見積もってもらっています。
制作費をどこから出して行けるか考えています。

山の方は,新潟はまだ雪があるようでボードは出来るようですが,群馬はかなり雪は溶けてきて大変だと聞いています。

もうすぐ5月の連休です。去年はまだ5月まで滑れていたのに,残念です。
# by field-caravan | 2007-04-21 09:40 | Comments(0)
協賛金が何とか集まりました 修正あり
皆さんのおかげで、なんとか協賛金は予定の額に近い所まで来ました。これで実現出来ます。ありがとうございます。 今回は企業の方々もいますが、個人の方で協力していただいた人が多く,また美術館友の会の援助も含め本当に助かりました。ありがとうございます。

ボード集めもヤーマンズカフェーに直接もっていくこともできますが、離れた方,時間のない方々はヤマト便の着払いで、群馬県立近代美術館宛に送っていただいても大丈夫です。 ただし、送っていただく日が決まっています。6月15日、金曜の9時半から12時の午前中までという時間指定、日日指定でお願いします。これは第1回目です。
2回目は6月の末になります。

昨日、マニヤッカーの佐藤君と打ち合せをしました。すでにDVDのためのサウンドができていました。高崎のピンポンパンさんに作っていただいたものです。なかなかいい感じで、これにさらに女性コーラスが加わると聞いて期待しています。

皆で「メイド イン グンマ」を実現して行きましょう。

今年は雪がなく,ボードのシーズンは終わってしまう感じですが、それでも今年はボードもやれたし、すばらしいシーズンでした。横乗り万歳です。
# by field-caravan | 2007-04-17 07:43 | Comments(0)
協賛金のこと
ライブを,無料での招待するための、協賛金ですが現在29万になりました。
あと少しです。皆さんのご理解とご協力をお願いします。

ライブの前座に群馬の若手ファッションデザイナーの内山君によるファッションショーを行う事にしました。スノーボードをイメージした服を発表するそうです。彼は地元の若い女性にから支持されている作家です。尾瀬戸倉スノーパークでおこなった、メイドカフェーの服は彼の作った作品でした。 メイド イン グンマ のイメージを皆で作って行きたいです。

九州から戻ってきました。作品を完成させます。

カタログ、本にひとり加わります。 北九州市立美術館の学芸員の 花田伸一さんです。

これからは画像編集、カタログつくり、立体作品制作、ライブの準備などなど忙しくなります。
# by field-caravan | 2007-04-12 07:35 | Comments(0)
突然ですが
キャラバンと関係ない話しですが、、、、僕の母が亡くなりました。 父が亡くなった時は「日本のダダ」という展覧会の準備をしていた時でした。父は僕に帰ってこないで、自分の仕事やれと言って死にました。 今回母には正月に最後に会ってきました。医者からすでに危ないので元気なうちに会っておいた方が良いと言われていたからです。

作家は作品を作っている時は動けないものです。今回母が死ぬだろうとは覚悟していました。それもキャラバンの作品が出来る前にそうなるだろうと、予想していました。

九州から正月帰るとき、母は群馬で世話になっている人、仲間にぜひと明太子の土産を買っておいてくれました。それが母の最後の気配りでした。キャラバンの仲間でその明太子をもらった人がいるはずです。またニンフやその仲間も。

明日の午後、九州に葬式のため行きます。キャラバンの作品、ライブきっちり作り上げたいです。
# by field-caravan | 2007-04-08 22:19 | Comments(1)
生き方としてのボード
趣味と生き方というのは意味が違う気がする
よく20代後半のながくやっているライダーたちはボードは生き方だという事がある。
趣味ではなく生き方、という言葉が選ばれた理由があるはずだ。
1987年カリフォルニアでマーク、ゴンザレスがファースト、インターステート銀行のコンクリート手すりをグラインドして以来、ストリート、スケートは新しい時代に入った。この動きがやがてスノーボードに影響を及ぼし、今日のスノーパークで見られるスライダー台のきっかけへとなる。

ストリート系のスケーターには生き方という言葉がぴったりする。ファッション、ヒップ、ホップの音楽レゲのみならず、彼らは都市の中にスケートを強引に持ち込む事をはじめた世代だ。これがスタイリッシュな形でスノーボードに反映される時間差と受容の変化に注目する必要がある。

生き方、という言葉は僕の関わる美術においてもよく出てくる。美術は仕事なのか、金稼ぎの仕事である事はほとんどない。美術活動をやっている「作家」と呼ばれる、あるいは自称、連中は趣味であるとは考えてもいない。プライベートなことでもない。一般には仕事は仕事、プライベートはプライベートと分けて使い、休みにはストレス解消のスポーツやアルコールパーテイをやるのが普通らしい。 しかし美術には難じに始まり、何時に終わるようなものではなく、思いついた時が始まりである。ストリートのスケートも通りで対象にであった時がボーデイングの時である。いつも心の何所かで緊張した部分がないと対象は見つからないし、出会う事もない。美術も同じだ。

だから「生き方」という言葉がでてくる。無償の生き方。 自己満足にしか過ぎないと批判する連中には言わせておけば良い。生きる事は自己満足である以前に、ただ生きる事が肯定される事実である。
表現は内発的にでてくるもので生きる事と同調している。恋も芸術も表現もボーデイングもアートも同じ衝動から「第一原因」から出発している。

すべては事後的にしか理解されない。この絶対的受動性こそがスノーボードの世界を感覚にもたらすものだ。

ニンフは追いかけるもの、、、永久に追いかけるもの..夢うつつの時間
# by field-caravan | 2007-04-07 10:00 | Comments(0)
ボード板の募集
なかなかボード板を集めるのが大変です。目標は100枚ですが彫刻のためには最低60枚は必要です。 現在構造体の図面を書き直しています。
借りるボード板はむろん傷つかないように扱い、展示にもそうした注意は行います。特にボードのソウル部分は大切だし,傷つけないように,,,当たり前の事ですが。
ヤマト便の着払いで高崎の群馬県立近代美術館あてに送ってもらう事になりますが、いま日を調整中です。決まった日を選び,その日に美術館に配達されるようにしたいのです。  決まり次第,公表、連絡します

ライブの協賛金集めも大変ですが、なんとか現在半分近くにはなってきました。目標50万円です。

これから画像編集、カタログ作り、原稿書き、美術館のポスター、チラシなどなど実現に向けてやる事がつぎつぎと出てきます。手作りでやるのでたいへんですが、やります。  

評論を書いていただく方々の肩書き忘れました。

北澤憲昭 美術評論家、跡見女子大学教授、   
松浦寿夫 美術評論家、東京外語大教授、
稲賀繁美、日本文化センター副所長、教授
真武真喜子、青森国際芸術センター 学芸員
福住廉、美術評論家、横浜バンクアート講師
染谷滋 群馬県立近代美術館 学芸課長
 以上です

# by field-caravan | 2007-03-31 16:34 | Comments(0)
100枚のスノーボード板を
今日は鉄工場にいき、ボード板100枚をささえる鉄の彫刻,構造体の制作のために相談へ行った。 直径3mの大きな円状の鉄の環を2体作り、それぞれに50枚のボード板を取り付ける予定でいる。
高さ3m 横2m 長さ7mの大きさの作品になる予定だ。

この構造体,彫刻を県庁の1階、県民ホールの中に設置する。 マルチスクリーンでは今回のキャラバンで撮った画像が映し出される。
その空間の中で、近藤くんがトランペットのライブをおこなう。

展覧会の会場は旧県庁の昭和庁舎の2階の特別展室になる。
展覧会の合わせて、2000年から2007年までの僕の作品をまとめて作品写真と僕の作品への評論を一つにしたカタログ的な本が,同時に出版され全国の書店で販売される。出版は水声社。この本にはdvdがついている。

評論は北澤憲昭、松浦寿夫、稲賀繁美、真武真喜子、福住廉、染谷滋 の各氏に書いてもらう事になっている。

無論これらすべてはボードのニンフへのプレゼントでもある。
それと多くのお世話になった群馬の人へのプレゼントでもある。

そのためにも100枚のボード板を集めなくてはならない。皆さん、ボード板貸して下さい。送料は美術館が負担するそうですし,展示後も美術館から送り返します。
お願いします。
# by field-caravan | 2007-03-29 21:19 | Comments(5)
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