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■「らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日」式典の開催(2022年7月12日)

6月22日は、ハンセン病の元患者への補償を定めた法律が施行された日であり、「名誉回復と追悼の日」として毎年、東京 霞が関の厚生労働省本庁で式典が行われています。

今年は新型コロナの感染拡大防止のため人数を絞って開催され、ハンセン病の元患者やその家族などおよそ30人が参列しました。式典では、後藤厚生労働大臣が、「多くの患者・元患者の方々が人権上の制限・差別などを受け、平穏に生活することを妨げられたことを深刻に受けとめ、改めて深くおわびするとともに、こうした歴史を二度と繰り返さないという決意を改めて申し上げさせていただきます」と述べ、元患者や遺族の皆さんが「追悼の碑」に献花した後、黙祷がささげられました。

参列した違憲国賠訴訟全国原告団協議会の竪山勲事務局長(73)は、「国の法律が引き起こした人権侵害なのに、施策の検証に本腰が入っていないと感じる」と指摘し、取り組みの強化を要望しました。 

 

追悼の碑 献花 式辞を読む後藤厚生労働大臣

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