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2009年に当区へ配属されて以来、9年余り活躍してきた天賞堂カンタムEF58形式。
さよならッたってね、廃車にしたとかオクで売ッ払っちゃったとかいうンじゃありませんよ。 ラビットスタートなのがどうにも気に入らなくて、これまでDCCで色々調節を試みたのですが、どうにも埒が明かない。 ↓ https://youtu.be/fcZlx8olcPs の3:50付近参照 そこで、配属10年を期にカンタムのデコーダーを取っ払って、適当な他社デコーダーに換装しちまえッてな計画を立てました。 2018/03/21(Wed) 18:41:20 [ No.1089 ]
車体を取り外すと、ごちゃッとしたケーブルの中にカンタムのデコーダー基板と集電バックアップ用コンデンサが埋もれているので、これを発掘(汗
デコーダー基板はダイキャストの台枠にビス留めされているので、注意深くビスを弛めて取り外します。 2018/03/21(Wed) 21:47:25 [ No.1090 ]
撤去したデコーダーとその他もろもろ。
室内灯と前・尾灯・電気暖房表示灯の基板は再利用するので、別途保管しておきます。 前照灯はオレンジLEDなので、これは今風の電球色LEDに交換。 電暖表示灯のLEDは撤去。 尾灯用のLEDは温存。 2018/03/21(Wed) 21:56:29 [ No.1091 ] 2018/03/21(Wed) 22:13:25 [ No.1092 ]
ギヤケース上蓋は両サイドから支持アームが延びていて、ダイキャスト台枠に吊り掛けて台車全体を支持しています。
上蓋は両サイドでギヤケース側のツメに噛み合わせてあるので、細密ドライバーで注意深くこじ開けます。 この上蓋を外すと台車と台枠が分離できます。 台車を外したついでに、ギヤケース(プラ製)から歯車まで全て分解・洗浄。 プラ未塗装だった台車側枠やブレーキ装置をミッチャクロンでコートし、艶消しブラックの缶スプレーで塗装。 2018/03/21(Wed) 22:15:52 [ No.1093 ]
問題なのは、代替デコーダー。
EF58形用のサウンドデコーダーは永末とクマタ(ESU=独語でエズー)からリリースされていますが、 安い買い物ではないので、スロー性能やサウンドの質等、よく事前調査しとかないと危なっかしくて手が出せません。 大枚はたいてラビットスタートじゃア、たまったものじゃないンでね。 2018/03/21(Wed) 22:20:33 [ No.1094 ]
ということで、代替デコーダーが決まるまでは暫定的にノーマルなDC罐(まさしく直流機!)として稼働してもらうことに。
紙フェノール基板で作った簡単なターミナルに、台車から延びてきた集電ケーブルとモーター端子のケーブルを結線。 点灯装置は当面前照灯のみとして、前述のターミナルに整流ダイオードや定電流ダイオードを配置して結線。 尾灯LEDと室内灯基板は、とりあえずくっつけてあるだけで未結線。 ターミナル基板はモーターに両面テープで貼り付けてあります。 2018/03/21(Wed) 22:24:49 [ No.1095 ] 2018/03/21(Wed) 22:27:33 [ No.1096 ] 2018/10/21(Sun) 23:47:48 [ No.1135 ]
カンタムシステム撤去後の代替デコーダーは、厳正な検討の結果、当区C62形でそのスロー性能を如何なく発揮しているオーストリア・ZIMO社製デコーダーに決定。
川崎市のレイリズム社さん(www.rairhythm.com/)にお願いして、特別に正式発売前(開発中?)のEF58用サウンドを搭載したMX645形デコーダーを入手。 価格は通常販売品と同等にしていただきました。 2018/10/30(Tue) 19:20:43 [ No.1137 ]
折角のZIMOデコーダーですから、モーターもスロー特性の良好なキャノンEN−22形主電動機(エンドウ発売)に換装することにしました。大きさは既設モーターとほぼ同じ。
工場の倉庫で10年近く埃をかぶっていたストック資材ですが、9V電池による通電試験で特段異常がなかったので採用。 2018/10/30(Tue) 19:22:31 [ No.1138 ] 2018/10/30(Tue) 19:23:42 [ No.1139 ] 2018/10/30(Tue) 19:25:11 [ No.1140 ]
旧モーターと回転方向を合致させるため、EN−22形主電動機は前写真と天地を逆向きに取付け。
事前にデコーダーに合わせた色のコードを端子に溶接しておきます。 ここではオレンジ色のコードをプラス側に通電すると、画面右方向に走ります。 2018/10/30(Tue) 19:26:31 [ No.1141 ]
モーター軸と台車側のウォーム軸はMPギヤ用ユニバーサルジョイント(φ2.0−2.0用)でつなぎます。
スピーカーとジョイントのクリアランスはギリギリ。。。。 白いプラ板(t1.2)はデコーダー等の架台を受ける部材です。ゴムボンドで貼りました。 2018/10/30(Tue) 19:29:05 [ No.1142 ] 2018/10/30(Tue) 19:30:16 [ No.1143 ]
紙フェノール基板はPカッターでスジを掘って(ウルトラ大雑把…)即席のターミナルに変身。
各機器からのケーブルは一旦ここに引いてきて、デコーダーへ中継します。 ターミナルからデコーダーに向かうケーブルには8Pコネクタが溶接してあります。 2018/10/30(Tue) 19:34:44 [ No.1144 ] 2018/10/30(Tue) 19:36:03 [ No.1145 ] 2018/10/30(Tue) 19:37:21 [ No.1146 ] 2018/10/30(Tue) 19:38:35 [ No.1147 ] 2018/10/30(Tue) 19:39:51 [ No.1148 ]
計画性のない素人工事、もはやこれまで!?
車体を仮乗せしたら、8Pコネクターが支障して、車体がフレームから浮いてしまうことが判明。。。 泣く泣くピンコネクターに換装しました。 「赤城れいる…」の現役電気技師どもが見たら卒倒しそうな処理なンでしょうが、別に売りモンじゃなし、うまく動けばいいンです! 2018/10/30(Tue) 19:41:35 [ No.1149 ] 2018/10/30(Tue) 19:43:37 [ No.1150 ]
Willkommen(ヴィルコーメン)!! カンタム改め、「ZIMOゴハチ」竣工!
オーストリア製なので、ドイツ語で「ようこそ」。英語でいう「ウェルカム」ですね。 ついでに「ZIMO」は「ジモ」じゃなくて「ツィーモ」って発音しましょうか。 PTの上昇姿勢も御覧のとおり格段に向上。 ARCレイアウト(工事中)での試運風景をご覧ください。 ↓ https://www.youtube.com/watch?v=dd09iyTDeZU&feature=youtu.be 2018/10/30(Tue) 19:47:17 [ No.1151 ] |