「幸いにして先が見えている役者と 不幸にして先が見えている役者とがいるんだ。台本があって セリフが決まっているから、先が見えているだろう?」

「うん」

「先が見えていることから 2通りに分かれるんだ」

幸いにして先が見えている役者でいたいなあ。

大槻 秀伸 ブッチャン!それ、役者の究極!!!

大槻 秀伸 でも、未来がそうだから、今がそう、というわけでは無い。あの人が・・・?というのは・・よくある話ですよね

岩渕 健二 そうか 未来が狂気的科学者だからと子供の時から狂気の演技を入れてゆくというのは 不幸にして先が見えているんだよね。

大槻 秀伸 人生(役者)って深いね〜。自分がしてない事やるんだから。・・芝居については、もう、僕の範ちゅう超えてます。・・凄い!

岩渕 健二 ペンキ屋さんのことを 他の 職人たちは お役者さんと 呼んでいたのであります。

 

舞台に出たら だれだって緊張する。緊張している人を見たら 客席も緊張する。だからリラックスしなきゃいけない。リラックスしようと頭で考えてもできるものではない。そこで 靴の中の足の親指を動かしてみる。「あ、動いてる」と わかったら リラックスしているとかんがえていい。あるいは相手役の服の模様を見てみる。「あ、こんなんやったんか」と思ったらリラックスしていると考えていい。

大槻 秀伸 いい!  でも、わかんない場合は。緊張したままいってもいいと思います。

 

東京で入団した劇団で ラポポルトの「俳優の仕事」という本で先輩がいろいろ教えてもらった。検索してみたら Amazonでまだ 販売したりしてるんだよな。

 はしがきを 読んだだけで このへたくそな俳優は 自分だと思った。客席の人たちは そう思って 自分をみていたんだろうな。でも大学の演劇部だったから知り合いにチケットを売って 来てもらって 終わったら よかったよ といってもらうことで どうだみたいな気になってた自分でよかったんだ。陰で へたくそと友達たちは笑ってたんだろうな。と思ったのでありました。ネットにアップしている人がいましたので 長いですが 興味を持つ人たちのために 貼り付けてみたいと思います。

俳優はどんなふうに役の稽古をしなければならないのでしょうか。

それを理解するもっともいい方法があります。

それは、あなたが いままでに観たり、参加したことがある演劇をことごとく想い出して綿密に考えてみることです。

演技のどんな特殊な点をあなたがいいなと思ったか、

下手くそだなと思ったかを調べてみましょう。

  

 ぼんやりとした顔つきの俳優がこせこせしたり、

手足をどうしていいのか分からず、それを隠そうとしたり、混乱したあげく、顔をしかめ、だらしなくなりあてもなく手を振り回したりするのを見る場合や、

そういう俳優が 他の俳優に耳を傾けず、威勢よく役をやってのけて、

不自然な声でしゃべったり、実生活でのようにふるまうのではなく、

不自然に、不似合いにふるまう場合に、

その俳優の演技は観客に歓迎されないといっていいでしょう。

彼は下手くそな俳優か、

そうでなければ役に必要な準備を怠ったかである。

 

 今度はあなたが いいなと思う俳優を想いおこしてみましょう。

彼の手足は彼の邪魔をせず、馬鹿面をせず、

舞台の上の周囲の事物や他の人々を

彼は単純で平明なやりかたで見つめていました。

相手役が話しかけてくることに耳を傾け、

セリフはまるで彼自身の言葉であり、

暗記しておいた文句ではないように話し、自然に答えていました。

率直で自然、真摯に笑い、

観客をよろこばせるために顔をしかめたりせず、

本当に誰かに驚かされたように驚いて叫びをあげました。

要するに、いいなと思える俳優の演技は、

舞台の上で彼に起こったことはすべて

実生活でも彼に起こりえただろうと感じさせてくれます。

 体の緊張や無用な弛緩、張り詰めた声、他の俳優の言ってることに対する注意の欠如、セリフの機械的暗記など、

演技の短所は俳優が下手くそだからと必ずしも言い切れません。

役に対する必要な準備を怠ったという事実や、

下手な俳優のまねをしたり、無意識的に、

知らず知らずのうちに間違った方法で

役の準備をやってしまったという事実の証拠なのです。

自体を分析し、正しい進路を発見すれば、同じ俳優がもっとうまく、

もっと正しく演じることが出来ます。

 舞台での正しい仕事を妨害するもの、役を悪い演じかたに導くものから脱却するためにはどうしたらいいのでしょうか。

それを理解するようにしてみましょう。