住宅街の寿司屋(すしや) 登志鮨 としずし |
玉子焼き |
今でいう デザート代わりのようなものとして 出来上がったようです
玉子焼きは、光もの、煮もの、と 共に昔は江戸前ずしの基本をなす仕事であり
どこの店でも欠かす事の出来ないものでありました。
味付けが複雑なうえに、焼き上げの技術も難しいところから、
「玉子焼きを食べれば、その店の寿司の良し悪しがわかる」と
よく言われていました。
「最初に玉子焼きを食べる」という お客様もおりますが
だからと言って 自分に合ってないから
「これで、帰ります、お勘定!」なんていうお客様はいません!
店の味の検査に きたわけでは ないので 他の寿司で楽しんで貰いたいと思います。
それだけに、どこの店でもそれぞれに工夫をこらして、自家製の玉子焼きを 作ってきたわけです
現在、寿司屋で使う玉子焼きは、大別して厚焼き玉子、薄焼き玉子、だし焼き玉子です
次回は、その いろいろな 玉子焼きについて 書きます。
2008.10.30
{だし巻き玉子}は、もともとは日本料理の仕事である為、すし店ではほとんど使われて
いなかったようです,、、、、、が
現在では{だし焼き玉子}が主流です
一時期は市販品の{玉子焼き}を使用している店が多かったんですが
市販品の厚焼き玉子では味が平均化されてしまいます
ですから、それを嫌って独自の味で工夫して焼く{だし焼き玉子}が主流になった訳です
{だし焼き玉子}は
だし汁に砂糖、塩、みりん、醤油などを混ぜ、卵と合わせて焼きます
もちろん、各店その他に 隠し味に 何かを使う店もあります
準備から焼き上がるまでの時間が早いのが利点です
また、{玉子焼きっ!!!}という味がするので、この玉子焼きを好む方も多く いらっしゃいます
いずれにせよ 各店、味が違うのが 良いですね!
■・・・それでは また・・・■
2008.10.31
これは、芝エビを入れた薄焼き玉子
表側と裏側です
超弱火でじっくり焼きあげますが、コンロの火の強さが均一で無い為
位置を少しずつ変えながら焼いていきます
店によっては、均一に焼けるように 道具を工夫したり しているところも あるようです
ほぼ表面が焼きあがったら、菜箸を使って裏返します
こちらは、余熱程度で焦げは目をつけません
一枚を6等分にします
店によってもいろいろですが こんな感じが好きです
シャリは見えませんが間に入っています
前回のだし焼き玉子と違って、こちらは カステラのようです
この玉子焼きの寿司を{くらかけ}と呼んでいます
お客様も好みが違いますので、評価はいろいろですが
電話で
「前の{玉子焼き}と違いましたね〜・・・孫が がっかりしていました」・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・あれ以来、そのお宅からは、出前の連絡はなくなりました
ある日、なんの説明も無く変えてしまったのは、失敗でした
自分では よかれと思っても そう簡単にはいきません
2008.11.5
いろいろな寿司屋の玉子焼きを載せてみました
(寿司の教科書より)
以上のように いろいろな、玉子焼きがあります
{うち}では{だし焼き玉子}と{芝えび入り薄焼き玉子}の2種類だけですけど 各店いろいろです
是非、その寿司屋の玉子焼きも 楽しんで下さい!
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