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平成30年7月豪雨被災地救援ボランティア活動報告3

 平成30年7月豪雨の被災地に災害ボランティアぐんまから4名が派遣されました。
 
■期 日:平成30年8月27日(月)~平成30年8月30日(木)

■場 所:岡山県倉敷市真備町

■内 容:被災地での災害ボランティア活動及びボランティアリーダー育成研修

活動報告 

「微力ながら・・・」  高崎市 今井賢治

  八月初旬の参加者募集案内に恐る恐る応募しました。余りにも暑い夏に、少々体力が落ちていた為、迷惑を掛けてはいけないとのためらいです。それでも、微力ながら出来る範囲で活動しようと決めての応募。

  八月二十三日、参加者の事前打ち合わせが県庁でありました。参加者四名の顔合わせも含め、日程、集合場所や身支度等々でした。この時点では、現地が流動的で現地入りして決定する行程もある状況でした。

  出発までの間に、自分なりに現地や災害の状況等を下調べして準備をしました。初日の二十七日は、東京駅十一時十五分集合。山陽新幹線で岡山駅に十五時前着、ホテル入りです。以後の予定を打ち合わせて各自個々の行動となりました。

  第二日目、倉敷へは岡山駅前よりレンタカーで移動。倉敷市ボランティアセンターで専門ボラとして受付を済ませ、岡田サテライトにて個人宅の床剥がし作業の指示を受ける。十時から作業、床板剥がし、敷地外搬出。十五時作業終了。ボラセン本部に報告して岡山のホテルへ戻る。

  第三日目、レンタカーで倉敷へ移動。同様の受付等をして昨日とは別の個人宅に向かう。作業開始して間もなく「マルハン」の社員八名が合流する。作業は壁や床の剥がしで、 役割分担して行う。十五時で昨日同様に終了、岡山へ戻る。

  第四日目、最終日であり、帰路日程を考え、八時にボラセン本部受付で一昨日の個人宅に入る。続きの床剥がしを終了して、十一時にサテライトとボラセン本部に報告や手続きを済ませる。更衣室で帰路の用意をして岡山駅へ向かう。レンタカーを返却、十三時十六分新幹線のぞみで東京へ。予定時刻より早く高崎駅十七時三十分着で無事帰宅。

  今回は、遠隔地への出向であり、三泊四日の慌ただしいボランティア活動でした。災害の種類はどうであれ活動は被災者の身になって行うことを再認識しました。また、現地の状況や社会環境を鑑み、想定外等の豪雨という言葉で済まされるのか疑問を禁じ得ませんでした。