2005年 7月の Diary
7月3日(日) |
だいぶ梅雨らしくなり、気温が下がった。 そろそろ専門学校のテストが始まり、高校では期末のテスト最中である。 大きな作品を制作する準備に取り掛かった。 小品は古道具屋で手に入れた、金属のケースを4個ほどをもとに、オブジェを作っている。時間の圧倒的な不足に、日々闘っている毎日だ。 新しいコーヒー豆が手に入ると、それを飲みながら本を読みたい・・・。 作品を制作するのが優先なのだが・・・。 話は違うが、最近昔テレビで放映されていた『泣いてたまるか』のDVDを定期的に購入して観ている。 渥美清の主人公が毎回設定を変えて出演しているものだ。 虎さんシリーズ以前の、テレビドラマだ(昭和41年の古い作品だ)。 小学校の時に観た記憶がある作品は、そのなかの2つぐらいだろうか・・・しかし主題歌は今でも記憶に残っている。 ありえない世界だが、なにか心に残るドラマだ。俳優の面々がこれまたすばらしい。 最近亡くなった、寅さん映画のおじちゃん役である、松村達雄さんも出演していた。 つい毎回購入してしまうが・・・。これを楽しみにして、日々苦闘したいもの・・・!? 夜明けは遠いな・・・。 |
7月10日(日) | 専門学校の試験が終わり(まだ追試が残っているのだが)、これから高校の校外展だ。 作品は5,6点同時進行で制作しているが、なかなか進まない。 最近は観葉植物を、なん鉢か購入して寄せ植えした。 この日記を付けていたら23時になってしまった。 そろそろ寝なければ・・・。今日はこれで終わり。 追伸 今日、ブログを作りましたので、こちらにもアクセツして下さい。 http://rinshiyou.kazelog.jp/ |
7月18日(月) | 今日は『海の日』でお休みなので《群馬青年ビエンナーレ'05》に午前中に出掛ける。 すでに開館の時間(9:30)には、外気は30度近くの温度に成っていた。 入場して、渋川の女子高生(渋女?)の作品には少し困惑する。 評価は奨励賞であった。インパクトと言う点では良かったのかもしれないが、作品は私の好みではない。Hiro×Yuki 『bird watching』・石井恭子『無題』・さとう凛香・『祝・個人ロッカー個展』・室井公美子『Untitled.T』が好感を持って観ることが出来た。 特に、さとう凛香・『祝・個人ロッカー個展』はコーネルの箱をロッカーに感じた。 ロッカーの中に、武蔵野美術大で起きた、芸術祭時の事件を書いたビラが入っていたが・・・。事実はどうあれ、問題意識を持って未来を切り開こうとする力を感じた。 大賞の作品は笹山直規 『空が泣いている、あたしが流せない涙のかわりに』で、珍しく具象の作品が選ばれていた。ビエンナーレで現代美術の作品の中にあって、これが現代社会の暗部を絵画にしたことで(イギリスのテロや、先日の日本の列車事故・・・など)注目を浴びたのかもしれない。イギリスのテロは今月の事件であり、この作品には関係ないが・・・。 午後は制作するが、少しこの暑さにばてて休む。 夜はスイカでも食べてから制作・・・? ☆ 暑気払いに!?、近所の「ひまわり」と友達の 「ちょろ」の写真を貼り付けて置きます。 |
「ひまわり」と「ちょろ」 | |
7月27日(水) | 高校の校外展も近くなる。先日上毛新聞に校外展のFAXをする。 今日は小品の作品を16点並べて、少し手を入れる。 作品は紙漉きに樹脂(FRP)を使用し、ベースの紙の上に柿渋や蜜蝋・クレヨン・油絵の具等で着色する。何処で完成出来るか時間的なものはまだつかめないが、数点は完成のめどが付いた。 先日紙漉きの時、草を柔らかくする薬品、炭酸ナトリューム(ソウーダ灰)と劇薬の苛性ソーダを間違えて購入してしまい、今日は薬局に行って、変えてもらった。 苛性ソーダ(水酸化ナトリューム)も自宅の薬品棚にあるのだが・・・。 あまり苛性ソウーダは使用したくない。 薬品もだんだん増えると、アトリエが化学の実験室のようになる。 使用していて一番好きなのは、自然から作り出した蜜蝋や柿渋液などだ。 蜜蝋も、晒したものや、生成りのままの物があるが、どちらも魅力がある。 顔料も日本画の顔料を今度使用したいものだ(少し高価ではあるが)。 今日、紙の上からムッシーニの樹脂絵の具(油絵の具)を使ったが、少しもったいない気持ちがした。かなり高価であるので、もう少し安い絵の具でも良いのだろうが・・・。 今日は台風一過なので、甘楽町の景色(近くの田んぼの付近の農道から)をデジカメで撮影してみた・・・なんて良い環境の中で生活しているのか!と散歩の時、何時も思う。 何時か、パノラマの写真にしてみたい。 |
甘楽町から長野方面 (妙義山方面)の撮影 7月27日(水) AM10時撮影 |