2025年4月3日「愛して、愛して、苦しい、苦しい」
この曲は キクオが 初音ミク に歌わせたり、Adoが 黒い檻の中で歌ったり
して、全世界の若者に圧倒的な支持を得ている 愛着障害ソングだ。
歌詞は なかなか 完成度が高く、若者の心情をズバリ表現していると思う。
歌詞の表現が そこいら辺の 心理学教授より 卓越している。
NASI-R(高校用 愛着スタイル診断検査R版)は
この辺の高校生の心情を スクリーンショットしてお見せする
生徒理解テストである。
これは提案ですが、今年1年、母親向けの講演会をさせていただいて、
そこでお母様方に アンケート調査を行い、子どもの愛着障害を
解消する「小冊子」でも開発しましょうか?
お母様方の 一番のお困りごとは「反抗期のお子様」と向き合い
「やりとり」をすることで、母親にコンサルテーションとして
思春期の子どもとの「つきあい方の指針」が必要でしょう。
つまり、標準的な高校生の息子・娘とのつきあい方マニュアル。
高校生は とても不安定で激しく、
子育ては ぶっつけ本番で 誰からも助言が得られず、
とても不安でしょうから。
2025年4月1日「愛して、愛して、苦しい、苦しい」
NHKの番組によると、
最近の若者は 東京に出ると、「親」に住所を知られないように
本籍を 千代田区1番地、つまり「皇居」にするらしい。
愛着障害のなれの果ては「皇居にすんでいる」のだ そうだ。
さらに、母親から「あなたのために・・」と責められ、
「勉強、勉強」とせき立てられてきた優秀な高学歴女子が
「彼氏」に選ぶのは 無学歴で 意志が弱く、すぐ仕事を辞めてしまう
何も達成しない男だ。
それを自由で良い人と信じ、愛を告白して
ついていくのだと いう。
例の キクオの「愛して、愛して、愛して」の歌詞にある,
きたない彼氏に 告白する、というのは そういうことだろう。
愛情のない 命令するロボイドのような母親から のがれて
逆の人生を歩むために 。
母親の支配から 逃れることが 人生の目標。
これは 愛着障害だ。
その先に 何か あるのかねえ。
この人生、何だろうね。
2025年3月31日「3月読書」
・「増補新版 ザ・ママの研究」信田さよ子/新曜社
中高生は 母親との絆が 強すぎると、母親の世界から
外に出られなくなって しまうらしい。
「成長する」ことは 親から離れて「自律し独立する」ことを意味する。
ところが、現代は 親から自立することが 昭和の時代より
ずっと難しく なって きているようだ。
母親は、いつまでも 子どもを手元に置いて 暮らして行きたい。
永遠に そうした生活が続くことが 母親の願いだ。
ところが、子どもは「成長」し、「自律」し、「独立」するために
母親との 独立戦争になる。
ところが、母親は それを許さない。
いつまでも つべこべ、つべこべ。ああせい、こうせいと命じ
子どもの人生を支配しようとする。
そんなわけで、子どもに「ママの研究」を すすめる。
ママは どんな人なのか。
ママは なぜ、パパの悪口を子どもに聞かせるのか。
ママから独立するには ママを客観視して データ集めを
する必要がある。
そんなことを 親子の双方に問う 書だ。
2025年3月26日「教育相談講習会」
群馬県内の高校から NASI-Rの見方について校内研修の講師を
お願いしたい、という話が来た。
親子の愛着の問題や 過干渉をやめない母親へのアドバイスの
具体的な方法(親への教育・示唆?)である。
感度の高い高校では この辺のことが 強く 求められている.。
カウンセリング学の最先端だ。
ところで、
先日、NHKの番組で若者の間で 大ヒットしている という
Kikuoの「愛して 愛して 愛して」という曲が流れた。
歌詞が 鮮烈で
「えっ」と驚く。
親の愛から 逃れられない子どもの訴え。
これぞ、若者の「親」に対する感覚。
これって 子どもの側からみた「愛着障害」の歌ではないか。
しかも全世界で1位の 大ヒットソングだ。
愛着障害が 歌になっているとは 私も知らなかった。
今度、講習会で話すのは 正にこれです。
2025年3月25日「3月読書」
・「なぜ人は 自分をせめてしまうのか」信田さよ子・ちくま新書
信田氏は カウンセラー界の大御所で ある。
彼女の良いところは「AC」(アダルトチルドレン)という概念を
世の中に ひろめたことだろう。
これは アルコール依存症の父親がいる 家庭の問題で、アル中の父親
がいると、これ以上ないほど家庭が荒れて 壊れる。
「私は親のようには ならない」という 子どもは、
成人してからも こうした親の記憶が重くのしかかり、
精神的な負担となって一生続く。
ところで、信田氏本人は、父親が大好きでメロメロなのだが、
母親のことは大嫌いで、徹底的に貶すので、
「ちょっとなあ」と思っていた。
こうした側面は 他のカウンセラーからも 評判が悪いだろう。
ところが、
この最新本を読むと「えっ」と思い、少し「理解できる」ようになった。
「母と娘の関係」について で ある。
母娘の関係は 母息子の関係とは 大幅に違う。
「母が重くて たまらない」という関係性だ。
これ、愛着障害と ベン図で 重なる。
こうした母娘の重篤な関係について 解析してみよう。
山脇由貴子氏の見方と 信田氏の見方を重ねると
ちょっと面白い風景が 見えてくる ようだ。
結論は 妻が、カミサンが、そして母親が幸せでないと、
家庭は荒んで 母子共依存になり、荒むということ なのですが。
2025年3月19日「NASI-R 高校用・愛着スタイル診断検査R版」
・「なぜ人は 自分をせめてしまうのか」信田さよ子・ちくま新書
信田氏は カウンセラー界の大御所で ある。
彼女の良いところは「AC」(アダルトチルドレン)という概念を
ひろめたことだろう。
これは アルコール依存症の父親がいる 家庭の問題で、アル中の父親
がいると、これ以上ないほど家庭が壊れる。
「私は親のようには ならない」という 子どもは、
成人してからも こうした親の問題が重くのしかかり、
精神的な負担となって続く。
ところで、信田氏本人は、父親が大好きでメロメロなのだが、
母親のことは大嫌いで、徹底的に貶すので、
「ちょっとなあ」と思っていた。
こうした側面は 他のカウンセラーからも 評判が悪いだろう。
ところが、
この最新本を読むと「えっ」と思い、少し「理解できる」ようになった。
「母と娘の関係」について で ある。
母娘の関係は 母息子の関係とは 大幅に違う。
「母が重くて たまらない」という関係性だ。
これ、愛着障害と ベン図で 重なる。
こうした母娘の重篤な関係について 解析してみましょう。
山脇由貴子氏の見方と 信田氏の見方を重ねると
ちょっと面白い風景が 見えてくる ようだ。
結論は 母親が幸せでないと、家庭は荒むということ なのですが。
2025年3月19日「NASI-R 高校用・愛着スタイル診断検査R版」
620円
NASI-Rで「親子関係が わかるのか?」というお問い合わせを
いただきました。
NASI-Rは 親子関係が わかります。
テストの標的は 子どもの親に対する「愛着スタイル」(愛着のタイプ)
が わかるのですが、
子どもの「愛着スタイル」が わかると、
逆に 親が どのように子どもを育てているか、という
「親の養育態度」が わかります。
つまり、生徒の性格タイプが わかると、その背後にいる
「親の子育ての様子」が わかるのです。
これが 学校が 知りたかったこと ではないでしょうか。
こうした視点から 親子関係が どのようなものか、を診断する
のがNASI-Rテストです。
NASI-Rで 生徒の性格タイプが
「不安型愛着スタイル」と診断された場合、
その生徒の背後にいる親は
過保護・過干渉で支配的な親であることが予想されます。
具体的には 「ああせい、こうせい」と子どもに命じ、
過剰に世話を焼いて、子どもを管理・監督しないと 気が済まない
親であることが 予想されるということです。
この親の下で、 子どもは どのように育つかというと、
「親の期待に沿わないことをすると、親に怒られ、拒絶され、
認めてもらえない」ので、
次第に「親の顔色」をみるようになって「親の意図」を察し、
「親の期待に沿う行動をとる癖」がつきます。
これは「学習」ですね。
こうして、何度も、何度も 行動が矯正されると、
親に過度に適応した生徒の場合は「親の期待が、自分の人生の目標」
となり、親の機嫌を損じないこと。親が喜んで認めてくれること、が
その子の行動の目標になります。
つまり、親の機嫌が良いか、悪いかが その生徒が人生を生きる
基準になり、
自分の人生を損なっても、親を喜ばすため、親が納得してくれる
人生を 生きるようになります。
こうした生徒の学校生活での問題点は、こうした親子関係で学んだ
対人関係のあり方を 学校に行ってもクラスの友達に適用することで、
「人から嫌われないか、人から拒絶されないかと いつも不安を抱え、
周囲の人に気を遣い過ぎて、学級適応が悪い傾向」があります。
また、人から何か言われると「その人に良く思われようと、
すぐに賛成し、良い返事をしたり、迎合してしてしまうこと」で、
その結果、自分一人で抱えきれないほど大量の仕事や責任を抱え込んで
苦しんだり、あるいは、時間が経つにつれて、自分の本当の気持ちと
違うことに気がついて、何か頼んできた相手を恨んだり、憎んだりして、
対人関係において 常に生きづらさや 不適応感を抱えていることです。
また、人からどう思われているかをひどく気に病む性格であることから、
ちょっとしたことで「クラスの友人から全否定された」と感じ、友人関係
に不適応を起こしたり、学校生活に違和感を感じて「逃避」する
(長期欠席する)ケースがでてきます。
また、生徒が「不安型愛着スタイル」の場合の「親子関係の本質的な問題」
は、生徒が思春期に入り「成長」を始めているのに、親が「それ」(子
どもの成長)に気づかず、いつまでも小中学生を扱うように「ああせい、
こうせい」と命じたり、「あなたのために・・・」と、子どもが自分で
すべきことまで 親が(手を出してやってしまい)子どもに何も させない
という子育てを続けていることです。
親は これが「子育て」で当たり前の姿だと、何も気づいていませんが、
子どもは「少し自分で自由にさせてくれ。つべこべ管理・監督せず、放って
おいてくれ。自分のことを信用していないのか」となります。
つまり、思春期に突入し 成長を始めた子どもに対しては、今までの
「子育て方法」では通用せず、新しく成長した子どもとの「つきあい」を
どう始めるか、というくらいの子育ての意識改革が必要なのです。
多くのご家庭で、どうしても世話を焼きたい母親と、
もう、私について来ないで、という娘との争いが勃発します。
また、あれはどうした。これはどうしたと問い詰める母親に
ウザいという息子との諍いが勃発します。
子どもが 親に反抗するのは、親からの自立や自律が始まった証拠です
ので、そうした子どもとの「つきあい方」も 子どもの成長に
合わせて 「親が気づき」「意識を変化させていく必要」があります。
つづく・・・・
2025年3月15日「(日文)MMSE-J:認知症の検査」
MMSE-Jは レベルBのテストです。
作業療法士の方で、心理学で大学院を卒業された方には販売します。
作業療法士の方で、大学院に匹敵する教育研修を受けている方に
は販売します。
また、病院の医師が発注し テストの実施に責任を持って
いただける場合には 販売します。
言語聴覚士の方は レベルCであるので MMSE-Jを販売します。
以上、判明したところをお知らせします。
2025年3月14日「(日文)SM社会生活能力診断検査」
今年に入ってから、日本文化科学社の個別式心理検査を購入する場合、
「ユーザー資格の確認」が非常に厳格になっておりましたが、
根本が 日文の中谷社長と相談した結果、
「SM社会生活能力検査」については 市立の小学校様、特別支援学校様等、
教育委員会様等については、従来通り、普通に販売できる状態となりました。
そのような次第ですので、
SM社会生活能力診断検査は 遠慮なく (株)ネモトにご注文ください。
2025年3月13日「高校用:NASI-R 愛着スタイル診断検査R版」
620円
昨年末、群馬県高校教育相談部会で講演会をさせていただいた。
参加校 は県立高校、私立高校あわあせて 33校。
その中で NASI-Rについても紹介する場があったが
たいへん良く理解していただいたと思う。
現代は 親子関係の中に すべての学級適応や問題行動の要因が
含まれている。
例えば、回避型愛着スタイルを示す生徒の背後には
「離婚・再婚」問題を抱えた親や、あるいは、夫婦仲が悪く
「夫婦喧嘩」が絶えない親たち、という家庭環境が透かし見える。
夫婦喧嘩を見せることは 現代では「虐待」である。
「夫婦喧嘩など みたくない」
「こんな家に生まれたくなかった」。
こうしたことがあると、生徒はそれが嫌で「回避型」を示す。
何度もコレを見せられると、子どもはやがて無表情になって
父母がドスン・バタンと取っ組み合いをしようと、
無関心で、我関せずになる。
自分の心を 守るために。
こうして親子の絆は 離れていくのである。
もう一つ、回避型愛着スタイルを示す生徒の背後に
「過干渉で支配的な親」が背後に存在するケースが多い。
「勉強しなさい」は 現代の保護者には
当たり前の言葉だろう。
ところが、これが親子の愛情や信頼を欠き、
子どもが「強制収容所体験」のように 感じるとなると
話は別だ。
毎日、母親が「塾」の送り迎えで
学校にクルマの列が並ぶだろう。あれだ。
まだ親がかりである高校生は、しかたなしに 親に従っているが、
いざ大学に合格したり、学校を卒業する段になると、
「親に人生を支配され、やりたくないことを やらされてきた」
と怒りが沸いて、親に必ず「復讐」する。
復讐の内容は様々だが、通常、親の元には 帰ってこない。
ところで、子どもは、思春期に「成長」する。
これは自然なことだ。
この成長が始まった思春期の 「子どもの扱い」は重要で
多くの母親はここで「間違い」を犯す。
子育ての「ミス」だ。
子どもが成長しても、わからない。
子どもが成長しても、認めない。
「アンタは親の言うことを聞いていれば いいの!」と
いつまでも 小学生のように扱う。
そして「ああせい。こうせい」と命令する。
あるいは持ち物を調べ、
学校であったことを 全て報告させ、
友人関係を聞き出して 制限する。
母親がしているのは 管理・監督や 支配・命令だ。
子どもの自主性は 1ミリも認めない。
子どもには1ミリも 自由にさせない。
これが 現代の典型的な「ネグレクト」だ。
昭和のはじめは 子どもを放置して 世話を焼かないのが
ネグレクト だった。
だが、今は 違う。
「あなたのために・・・」と
子どもの意志や 感情を無視するのが ネグレクトに
なった。
進学校も 学習困難校も こうした生徒が登校してくるだろう。
こうして 気持ちを まったく汲んでもらえない「子ども」は
その後、親に対して「どういう対応」をするか。
親に復讐する子が 出ると思う。
あるいは、家を出たいと言う子が 相当数 出ると思う。
子どもを高学歴にして、親は 捨てられるのである。
それが現代の 良いご家庭の姿だ。
ここを調整するのが、現代の高校教育相談係だろう。
親子関係を理解し、場合によっては 調整しなければ
健全な生徒は 育たない。
健全な親子関係とは、いざという時に 親が身を挺して
真剣に子どもを救えるか、ということが第一だ。
第二は 子どもの成長を認め、成長したことを褒め、
子どもと一緒に喜んだり、悲しんだりすること。
これが非常に重要なのだが、で・き・な・い。
つまり「小学生にするような子育て」を止めて、
気持ちを切り替えて「大人になってきた子どもに つきあう」
ようにすれば よいのだが、
それが できない。
「あなたのために・・」とか「勉強しろ」というだけでは
成長を始めた子どもは 納得しない。育たない。
反発・反抗するだけだ。
「勉強しろ」だけでは思春期の子どもは育たない。
「親子の絆」も「信頼」も つかない。
そうした大切な時期に 子どもの気持ちも汲まず
怒ってばかりいて 命令する。
これでは 子どもが 遠ざかるだけだろう。
子どもの気持ちを汲む親。
そして 子どもの成長を「よし、いいぞ」認める親子の
関係があって、初めて子どもは 親を頼りにし、
親を尊敬し、親に感謝し、力強い大人に 育っていく。
子どもに 勉強ばかり 強制する世の中は、
親が子どもとの「つきあい方」を知らず、子どもとの関係を
ダメにして しまう可能性が 高い。
学校が 子どもをダメにしているのでは ない。
親が 子どもを 「ダメ」にしているのだ。
ここに焦点を あててみると よい。
高校生の学級適応も、対人関係のトラブルも
全部、親子関係から 発生している。
子どもは「対人関係の基礎」を親の養育態度から学ぶので
学校に行って生じる「対人関係の不具合」は
今までの親の養育態度が原因だ。
親があまりに強いと 子どもは「親の顔色」で判断する子に育つ。
つまり、不安型愛着スタイルだ。
人の顔色ばかり見て、それに合わせようとする。
それがシンギュラーポイントを超えると
対人不適応を起こす。
友達が怖くなるのだ。
SNSなどは それを増強しているだろう。
「人の期待に沿わないと、拒絶する」というのは親が教えた
対人関係の基本方程式だからだ。
問題を抱えた生徒の背後には 必ず問題を持った親がいるので、
NASI-Rの結果をみて、生徒に嫌だったことを聞くのだ。
また、親にも もっと子どもに自由を与えて「手放して」みては
どうかと提案するべきだろう。
こうして家での狂い始めた親子関係を一つ一つ改善していく。
親は「成長」をはじめた「子ども」とのつきあい方を
知るべきだ。
実際のところ、反抗期が始まって お手上げのはずだ。
どう「子育てしてよいか」、
高校生の親は とても 悩んでいるはずだ。
2025年3月13日「NASI-R 愛着スタイル診断検査R版」620円
山脇由貴子氏の「夫のLINEは なぜ不愉快なのか」を読むと、
笑ってしまう。
どの母親も 子どもに「お父さんのような人間に なるんじゃ ないよ」と
教えているが、こう教えたくなる理由が わかるからだ。
母親が 子どもの下校時間に クルマで待っている理由も 同じだ。
母子の共依存である。
なぜ、母子の共依存が これほどまで 多くみられるか?
それは妻と夫との関係に 根源的な原因がある。
話を最初に戻そう。
「妻の結婚観」、である。
女性が結婚する理由は「幸せになりたい」からだ。
そこで女性は「この人と結婚したら、私は幸せになれる」と
信じた男性を選んで、結婚している。
つまり、女性は結婚するまでに 何人かの男性をフッている。
別の言い方をすると、フラれた男性は
「アンタと一緒になっても、幸せには なれない」と
断定されたに等しい。(かわいそうに、オレだ)
ところが、だ。
結婚して しばらく時間が経つと、夫は仕事一辺倒になり、
帰宅が遅くなったり、土日も仕事に出かけたりするようになる。
ここで、女性特有のメンタルの話をしよう。
女性は 何かの理由でネガティブな感情が発生したり、不安に
なったりすると、それを誰かに聴いてもらうことで解消する。
そのためには、女性は話を聴いてもらう相手が必要で、
その(話を聴いてもらう)相手が「夫」なのである。
ところが、結婚して しばらくすると、夫は妻の話を聴かなくなる。
二人が独身で、デートしている時とは 明らかに関係が変化するのだ。
妻は 思う。
・夫は 私の話を聴いてくれない。
・夫は 話しかけても 返事をしてくれない。
・夫は 仕事から帰ってくると、TVを見るか、ゲームをするか、
寝てしまうだけ。
・夫は 私が作った料理を「美味しい」と言ってくれない。
・夫は 私が「家事」をするのを 当たり前だと思っている。
・夫は 休みの日に、私をどこにも連れて行ってくれない。
・夫は 休日になると、友人と遊びに行ってしまう。
・夫は 私の話を聴こうとしない。
・夫は 私に関心がない。
・夫は 私のことを理解してない。
・夫は 私のことなど、どうでもいいと思っている。
・夫と 話そうとすると「夫婦喧嘩」になってしまう。
・妻は、私ともあろう者が、なぜ、こんな男と結婚してしまったのか、
と思うようになる。
・妻は 私はこんな生活で 一生を終わりたくない、と思うようになる。
そこで、第一選択肢は「離婚」である。
だが、離婚すると、何の経済力も、取り柄もない ただの中年女に
なってしまう。「妻の座」から降りるのは、失うものばかりだ。
そこで第二選択肢だ。
振り返ると、私には「子ども」がいる。
夫は、今からは どうにもできないが、子どもだったら、
理想的な人間に育てることが できる。
そこで「夫を除外して、母親と子どもだけで幸せな家庭を作る」のである。
これから母親の学校や塾の送り迎えが 始まる。
そして子どもに何回も教える。
「お父さんのような人間に なるんじゃ ないよ」
一方、夫の結婚観は どのようなものか。
夫は 結婚しても、今までの自分の生活を変えないでいい女性を
結婚相手に 選ぶ。男は束縛されるのが何より嫌だ。
ある意味、母親のように、食事と洗濯をしてくれ、身の回りの世話をして
くれる女性を選ぶ。
さらに夫は 男であるので、ストレスへの対処法が 女性とは真逆だ。
男は 嫌な事があると、一人でじっと耐える。
心の内を 誰かに話そうなんて 考えない。第一、それは恥だ。
「男は 黙って サッポロビール!」
そういう わけだ。
さて、夫は 仕事に打ち込んでいると、やがて社内で出世し報酬も高くなる。
それで子どもの教育費も十二分に出せるし、妻にも不自由させない。
家も新築した。妻が熱望した食洗機付きの台所だ。
妻が不自由しないよう妻にクルマも買った。
そして夫は30年近く、全国を単身赴任で働く。
転勤は 12回に及ぶ。
スーホの白い馬だ。
それが、たまたま仕事の都合で、家のある地元の駅に帰ってきた。
夫は 自分で建てた新築の家に、まだ一晩も泊まったことが ない。
で、初めて自分の建てた家に帰ろうかと思うのだが、
思い出すのは「妻の怒った顔」だ。
このまま家に帰ると「妻」と「言い争い」になる。
で、「夫」は 星空を見上げて、駅前のビジネスホテルで一泊し、
家には立ち寄らずに 翌朝、また 全国の仕事に出ていくのである。
このような「夫」を除外した「母親と子どもだけで幸せな家族」を作って
いるご家庭で「母子の共依存」が多発している。
「お父さんのような人間に なるんじゃ ないよ」というのは
全国共通に発せられている妻の標語だ。
福島県の会津に行くと、よく電信柱に標語があるだろう。
「ならぬものは、なりませぬ」。
あれだ。
子どもが幼いうちは、そうした生活でも良いのだろうが、
やがて子どもは「成長」を始める。
子どもは、いつまでも 母親の言いつけには従わない。
思春期の子どもは 母親の手の中に 収まるのではない。
思春期の子どもは、さらに成長して 母親と ちょっとした、
あるいは、深刻なトラブルになる。
「どうしても世話を焼きたい母親と、もう、私に ついてこないで、
という子ども」の問題だ。
母親に ああせい、こうせいと「命令」ばかりされて、
今まで 少しも自由にさせてもらえなかった子ども。
少しも気持ちを汲んでもらえなかった子どもは、母親との絆が 薄い。
つまり、母と子にしっかりとした愛着が結ばれていない子どもは、
母親と関係を断ち切って、家を出たいと思いつく。
母親が「あなたのために・・」と 子どもに してきたことが、
「いつも母親から命じられ、やりたくないことを 強制されてきた」
と考える高校生も多数出てくる わけだ。
現代は 親が支配的なので、成長を始めた子どもにとって、
家が安心・安全な居場所でなかったケースは多いだろう。
そう。夫婦喧嘩を 何度も何度も 見せてきた家庭だ。
トー横キッズなどは、親と話ができず、家が安心できる居場所に
ならないから、居場所を求めて出てくる のだろう。
こんなことが、現代の 高校生がいるご家庭で 次々に起きているのだ。
高校用 NASI-R/愛着スタイル診断検査R版」は そうした親子関係を
スクリーンショットした 生徒理解検査である。
親子の信頼の絆。
これを確認することが この時期 一番、大事だと思う。
もしズレが生じていたら、気づいて修正すればよいのだ。
生徒にも、親にも
「少し修正しましょう」と提案すれば良いのだ。
2025年3月12日「高校用:認知行動療法による心理療法パッケージ NCBT-1」
1名分 600円
認知行動療法というと、何か 難しいカウンセリング技法のように感じて
敬遠して近づこうとしない先生が多い。
こちらは 早稲田大学当時の 坂野雄二教授に学び、さらに
東京家政大学の 福井 至教授に学んで 認知行動療法が 何者であるか、
一応のものは習得した。
とは言っても、まだまだ 修行中の身であるので、ワークショップが
あると、最先端の知識と技法を獲得するべく努力につぐ努力を
している。
「カウンセリング」とは そういう ものだ。
常に新しい技法を学び、取り入れていく必要がある。
昨年11月に行った 群馬県教育相談部会の研修会では そのうちの
いくつかの「認知行動療法」の技法を 高校の先生方の前で披露した
ところ「おー」という声が上がって 理解が進んだようだ。
シンプルな技法を使った事例をひとつひとつ提示すると、
受講生の皆さんが うなずいて ついてくるので
ありがたかった。
認知行動療法は 大きく「認知療法」と「行動療法」に分けられる。
「認知療法」は「考え方を変えれば、気分が変わる」というやり方で
「行動療法」とは「行動を変えれば、気分が変わる」というものだ。
実際には 両者を交互に投入したり、最後にブースターセッションを入れて
変化した考え方や行動を「定着」させることも する。
坂野雄二教授に学んだ人ならわかると思うが、坂野教授は「熱血漢」である。
燃焼し尽くすまで 授業をやめない。
「ひえ~!」と思うが、これは 学ぶべき ところだろう。
ところで大阪の新世界に、腕を組んだ坂野雄二先生の ハリボテ があった。
「おっ」と 見ると 「串カツダルマ」 で あった。
あれは 坂野教授に 似ている。
一方、福井教授の やり方は とてもスマートで完成されている。
不適応を起こしたクライエントを
どのような治療方法のテーブルに 乗せるか、これを考え抜いた人で
福井教授に学ぶと、この症状の人は この方法で問題解決。
この症状の人が来たら この方法で問題解決と、
とてもスムーズに 問題解決の道筋が習得できる。
他の先生に学んでも、なかなか そうはいかないのだ。
まして、机上の学問だけで、自分で実践していない大学教授の講義は
お話に ならない。
お二人とも、サイエンティスト・プラクティショナー、という考え方だ。
つまりは、認知行動療法を学ぶ者は科学者的な実践者となれ、
ということだ。
バックトゥーザフューチャーの”ドク” だと思えば良い。
ああいう教授が 認知行動療法の使い手である。
さらに坂野教授の親先生だと思うが、内山喜久夫教授の講義を一度受けた
ことがある。
内山先生は ものすごかった。
何が凄いかと言うと、第一に話す言葉にムダがない。
第二に、話す言葉がそのまま教科書になる。
しかも、わかりやすい一流の教科書で、バイブルだ。
これには 驚愕した。
話を元に戻そう。
NCBT-1は こうした先達の知識と技法を詰め込んだ 性格テストと
嫌な気持ちを直す 読むドリル のセットである。
最初にNCBT-1の性格テストを実施し、生徒の現状を把握したら、
その後は 読むドリルを配布し、生徒に読ませてほしい。
この「嫌な気持ちを直す読むドリル」は、実験がしてあり、
ただの印刷物ではない。
高校生が考える「否定的な自動思考」(自動的に否定的な結論に到る
考え方)に対して「他の高校生が考えた反論」が書いてある。
つまり「嫌な出来事」で想起する「いつもの否定的な考え方」に
他の高校生が「その考え方は 間違っている!」と反論する
読み物と なっている。
これを繰り返し読ませると、それがカウンセリングになる。
嫌な出来事に対処する「肯定的な考え方」を「練り込んでいく」
のである。
「考え方を変えると、気分が 変わる」。こうした認知療法の技法を
社会実装した、性格検査とカウンセリングのセットである。
新入生に否定的な考え方や 自己否定感があることに気づいたら、
積極的に直していく時代である。
こうしたメンタルの調整をしなければ、
高校の授業など 本業に入れないだろう。
2025年3月11日「高校・保護者対象講演会」
これはアイデアなのだが、高校生の子どもを持つ保護者対象に
講演会をさせていただけないかと考えている。
講演会は2回。
1回目は 保護者対象に「キャリア・ガイダンス」の話である。
進路の決め方の話の中に、大学のキャリア・サポートセンターの
現代の大学生の話題がたくさんある。
親子関係の話や脱愛着の話がある。
つまり、高校生を大学に進学させる話は、キャリア形成だけでなく、
親子の絆が強いか、弱くて それ以降、子どもが親をきらって
親を捨てて生きていくようになるか、そこまでの話が含まれる。
「あなたのために・・」とクルマで送り迎えする母親は、数年後
には 子どもから捨てられる可能性がある。
半分以上は 「親捨て」をされるのでは ないか。
これが第一回。
先ずこれで保護者の皆さんに キャリアガイダンスの神髄と
あまり過干渉が過ぎると、その後、子どもから捨てられる
という現実の危機感を学んでいただこうと思う。
人生というのは、一つ良いことがあると、一つ悪いことも
同時に起きる。良いことばかりでは ない。
最後に無記名で 保護者対象テストのアンケートをとらせていただく。
保護者向けテストの予備実験である。
第2回は 親子の愛着の話だ。
一般的に保護者は、子どもが高校生になっても、自分のお子さんの
扱いを「小中学生の延長」と考えて「ああせい、こうせい」と
命じて 親の期待通りに動くよう しつけている。そして同時に
子どもが「成長」して「反抗期」を迎えていることに 気づかない。
「反抗期」は 子どもが大人になるための「親に対しての挑戦」(試み)
であるのに 親は それに気づかない。
それで、小中学生だった頃と 同じ扱いをしようとして
親が「オーバーヒート」し、そして「親子のトラブル」になる。
要するに、子どもが反抗期で「変わろう」としているのに、
親が「子どもの扱いを 変えようとしない」からだ。
こどもに「命令」するのではなく、成長した子どもと「つきあう」
ように変化させねばならないのに、「親」がそれに気づかない。
それで「子どもの扱いが わからない」まま時間が過ぎていき、
お母様などは 不安と焦燥にかられるのである。
つまり、高校生の子どもを持つ「お母様」は、ご主人が我関せずで
仕事ばかりしているため、「高校生の子育て」について、
トラブルが起きてひどく不安になったり、手がかりがつかめず
どうしてよいか、わからず、希望をうしなったり、している。
子どもとのドンパチを 母親一人で 受け止める。
これ以降は、子どもの親を見る見方が変わって、親と「断絶」に
至るケースが 出てくる。
問題は この辺だろう。
つまり、親子の愛着の問題は「子どもの側」をカウンセリングし修正する
ばかりではなくて、「親の側」も「子育ての仕方・考え方」を一新し、
「成長した子ども」に合わせて、子どもの変化を受け入れて対応していく
ことを学ぶ必要がある。
このためには 認知行動療法で言う「考え方を変える」のが
一番、妥当な方法だろう。
子どもは どんどん成長していってしまうので、
親が 高校生の見方を「変える」のだ。
このために親に第2回目のアンケート調査を実施し、
大まかな基準で親用のテスト結果を出したり、
親用に「思春期以降の子どもとのつきあいマニュアル」を開発して
正式に 親に講習できる形を模索していっても 良いのではないか。
いずれにせよ、親に標準的な高校生の扱い方の研修会を行う時代に
突入しているのでは ないか。
最終的に必要なのは「高校生の子を持つ 親用の子育てマニュアル」
であろう。
2025年3月10日「高校用:注意力養成ドリル・ワーキングメモリセット」
1名分 1900円
高校の先生が 数年前からお困りのことに、生徒が無気力で
やれと言っても、やらないという生徒の態度・振る舞いの
問題がある。
最近では 無気力という表現ではなく、文章が読めない・
漢字が読めない、自分の名前も 書けないというLD状態が
あるようだ。高校の学習困難、ラーニング・ディスオーダー高校
である。
これらの高校では、先生方が生徒に教科書を教えることに困難を
を感じ、ある意味、半ば諦めているのではないかと さえ思う。
こうした中には 発達障害的な問題を抱えた者や
親子の愛着に問題があるもの。
さらにケータイやゲームの長時間視聴により、脳内化学物質の
ドーパミンを使いつくし、毎朝、無気力になって登校する者や
ゲーム依存症や ゲーム中毒になっている者も、けっこうな比率で
在籍していると思う。
こうした現状があると、きちんと教科書が理解でき、
真面目に従業を受けさせて 大学まで進学させることは難しい。
そうでなくても、旧来の進学校だって 高校入試が内申点加算で
合否が決定されているため、純粋な学力強者が
入学しているわけではないから 中身は 全て中途半端だろう。
こうした中にあって、本製品は「授業中の集中力」を著しく増加させる
製品である。
この注意力養成ドリルは 全国早期痴呆研究会という認知症の学会で
前頭前野を活性化するテスト課題として研究発表したものが原点である。
この研究会は 浜松医療センタ-の脳神経外科・金子満雄氏が学会長
としてスタートした 日本で最初の脳科学の学会だ。
東北大学の川島隆太氏の学習療法研究会は この後からできたもので
遅い。
さらに このテスト課題が 前頭前野を強く活性化することから、
このテストの問題項目を「ドリル」にして、連続して被験者に実施すると
、長時間、前頭前野が強く活性化し、代謝が起きることが判明した。
そこで日立メディコに 中学生や大学生を被験者として連れて行き、
日立のNIRS(光トポグラフィ)のプローブを前頭前野に装着し、
脳血流代謝が起きる様々な課題を実施し、エビデンスを蓄積した。
つまり、どの課題が どこを動かすか、だ。
こうしたところ エピソード記憶と 意味記憶(学力)の倉庫も判明し、
足し算の倉庫や 暗唱の倉庫も発見した。
さらに、5因子性格検査の脳のヒット部位まで判明したので、それを
日本産業カウンセリング学会で研究発表したのである。
学会学術賞候補となったのは この研究で、
推薦人は 当時のリクルートの大沢社長だ。
こうしたところ、「発達障害児」が全国で話題になって、本ドリルを
発達障害児に応用することになった。実験である。
高崎市通級指導教室の協力を得て
2010年からスタート「発達障害児の脳トレ教室」が それだ。
この研究成果を「日本テスト学会」で発表し、「日本ヒト脳機能マッピング
学会」で発表し、「日本生徒指導学会」、そして「日本LD学会」
でも研究発表した。
こうして発展してきた基礎研究のあるドリルである。
現代の若者は ケータイをはじめとするマルチタスクに翻弄されて、
一つのことに集中できなく なっている。
これを改善するのである。
生徒の無気力や その他の賞状で
お困りの高校様は 何なりと お問い合わせを。
力になれると思う。
2025年3月9日「高校用:教育相談の総合調査 シグマ」680円
かつて 大阪心理出版があった時、このテストのネーミングは
スーパーマルチ になるはずであった。
それほど完成された 高校用教育相談テストで ある。
このテストは 高校の学習意欲・うつ感情・対人適応の3側面が
一度に調査でき、高校生の問題点を浮き彫りにする。
結果はすぐに面接に使用できるため、
使い勝手が抜群に良いテストである。
22025年3月8日「高校用:内田クレペリン検査」
群馬県内の高等学校に限定しての話だが、
昨日は ある高校で 内田クレペリン検査の生徒対象講習会を行ってきた。
講習内容は「企業人事部は 内田クレペリンを どう採点するか」、
というものだ。
同検査は 仕事ぶりや仕事癖、作業スタイルが如実に出るので、
企業が実施する適性検査としては 非常に利用価値が高い。
一方、生徒の側のメリットとしては 適性のない職種は 避けた方が
良い。
講習が終わると、先生が近寄ってきた。
興味深い、という。
1904年の Die Arbeitu Curve の話をしたり、日立のNIRSに
かけて、連続加算作業時の脳賦活画像まで 見せているのだから
これ以上の説明会は ないだろう。
ところで話題は、いつものように残り10分間に行うキャリア・ガイダンスだ。
新人セールスマンが 40件、50件と飛び込みセールスを行い、
どんどん 断られていく。
そのときに 前頭前野が作動する人と しない人の違いを話すと
高校生の目が輝く。
いつの時代もそうだが、「えっ」と気づく人は いるのだ。
戦後の 市村清 みたいな話だ。
今度、そうした話を本にして出そうと 思う。
高校生の目が輝く 進路の話だ。
エグい ぞー。
025年3月7日「3月読書」
・「大人はウザい!」山脇由貴子/ちくまプリマー新書
山脇由貴子氏の話には 気づかされることが 多い。
さすがは 元児童相談所のOBである。
現場でしか得られない「母親」と「子ども」の感じ方が得られる
書である。ここが とても良い。
ところで 今度 研修に行く。
国立精神・神経医療研究センター薬物依存部長の 松本俊彦氏の
最新の講義を受ける。
松本氏は 2万人の自傷行為・自殺企図患者と面談し、
「自殺部長」とアダ名された 臨床家である。
この人が何を発見したか。何を見つけたか、目の前の席に陣取って
最新の話を聴かせていただこうと思う。
自殺については UCLAに行った時、学生相談部長の
アラン・ナガモト Ph.dから「自殺の講義」を受けたことがある。
これも凄かった。
アメリカの若者は 人前に出てきて 自殺する。
理由は わからないが、何か強い主張が あるようだ。
だから、自殺の英訳は パラドックス だという。
自殺者が出ると 周囲の200名余りが PTSDに陥る。
事件は現場で起きているので、
現場を知っている人の話は 超貴重である。
2025年3月1日「3月読書」
・「邪馬台国は その後 どうなったか」安本美典・廣済堂出版
1992年発売の奇観本を やっと手に入れた。
高田馬場の五十嵐書店(あの古本屋だ)である。
著者の安本氏は 邪馬台国論争で 一番確信を持てる説を主張
している歴史家である。
関 祐二氏は 面白いが奇抜で ちゃんちゃら おかしい。
邪馬台国は 卑弥呼の後、トヨの時代に九州を南下したらしい。
日向だ。
そこにしばらくいて、イワレビコの東征が 始まった。
神武東征である。
大阪・河内に上陸すると そこには既に天の岩舟で天孫降臨
していたニギハヤヒと ナガスネヒコの軍勢がいて 軍事衝突している。
記紀では ニギハヤヒは生存していたとされているが、
「先代旧事本紀」(先の世の旧ごとの全てを記した書)では
ニギハヤヒは既に亡くなっていて、その息子のウマシマジと
ナガスネヒコの時代となっている。
イワレビコが 天孫の証拠である「弓」と「矢」と「矢入れ」を示すと
ナガスネヒコもニギハヤヒの それを持ち出し、同じ天孫族だと
判明するが、それでも納得のいかないナガスネヒコは戦いを続ける。
それで困った ウマシマジが ナガスネヒコを殺害して、恭順するのである。
そして ウマシマジは 天孫族の証である十種類の宝物を イワレビコに
渡す。
イワレビコは 喜んでそれを受け、神武天皇として即位する。
神武天皇となった イワレビコは ニギハヤヒの息子であるウマシマジを
側近として取り立て、それが天皇を補佐する「宿禰」となる。
これが「竹内宿禰」となっていく。
つまり、竹内宿禰は ニギハヤヒの末裔であり、天皇になったかも
しれない もう一つのヤマト朝廷の系統だということになる。
もうひとつ興味深いのは ニギハヤヒの側近たち。
これは 出雲から来た「出雲族」だ。
出雲族といえば、「スサノオ」の末裔である。
この人達は 神武天皇の側近となり、官僚となって 大和朝廷を
取り仕切っていく。
やがて「物部氏」と名乗るこの一族は、この出雲から来た人達である。
物とは、食料・軍事・建設などモノを扱う全ての政府組織だ。
「日本書紀」は この物部氏が中心となって編纂されている。
なぜなら、物部氏の末裔の様子が 何代も何代も 詳細に語られていくからだ。
日本書紀は 物部氏が仕切った書物、ということができる。
この時、まだ、藤原氏などは弱小で 権力の中枢に 手が出ない。
2025年2月24日「高校用:NASI-R 愛着スタイル診断検査R版」
コンピュータ採点 1名分 620円
今、高校生で最も多いのが 「回避型愛着スタイル」 の生徒である。
回避型は 進学校にも、学習困難校にも 多い。
というか、多くなってきた。
回避型の 一般的な定義は、親から無視されてきた生徒。
親に世話を焼かれず、放置されてきた生徒である。
ところが、この「無視」や「放置」の意味が 現代では変化してきた。
「ネグレクト」という言い方のほうが 現代ではピンとくるかもしれない。
何かと言うと、
子どもの意志や希望は聞かず、
親が勝手に「塾」を決めてきて、毎日、「強制的に送り迎えする」
などの現象が物語っている。
親は「あなたのためだ」と言って、
勉強を強制し、子どもの生活を管理・監督し、
友達関係も聞き出して 制限する。
子どもの気持ちや意志は聞かない。
これが現代の「ネグレクト」である。
まだ、親がかりである高校生は しかたなしに親に従っているが、
これは 成長すると 問題が積み重なって、後になって出てくる。
また、現代のネグレクトの もう一つの条件は「両親の夫婦仲が悪い」
ということである。
年がら年中、夫婦喧嘩をする。それを子どもに見せる。
当然、離婚、再婚の話が 出る。
子どもは恐怖に震えながら 両親の夫婦喧嘩を見ている。
親の喧嘩は トラウマになり、脳の前頭前野が縮む。
夫婦の諍いは 子どもは「かやの外」で、
これも強烈な 「ネグレクト」である。
「家族とは嫌なものだ。親って何て嫌な存在なのだろう」。
それでトー横キッズが たくさん出る。
非常識なおじさん、おにいさんを自由だと感じる。
非行と不良のはじまりである。
まだある。片方の親が もう一方の親の悪口を子どもに聞かせる。
何回も、何回も。
さらに、兄弟姉妹の一方を可愛がり、好成績を褒め、他方は認めない。
褒められないほうは 女中さんのような扱いをしているわけだ。
これらの いくつかが重なると 強烈な
回避型試着スタイルが できあがる。
現代は スマホの中に逃げることができるので、
自分一人で生きようとする回避型の若者が どんどん増えている。
2025年2月23日「2月読書」
・「思春期の処方箋」山脇由貴子・海竜社
奇観本を 手に入れた。
山脇由貴子氏の本である。
この人、母親と若者を扱わせたら「神」である。
NASI-Rだけでなく、NASI-Mother でも開発しましょうか。
2025年2月22日「高校用:内田クレペリン検査」
群馬県内の高等学校に限定しての話だが、内田クレペリン検査の
生徒対象講習会を行っている。
講習内容は「企業人事部は 内田クレペリンを どう採点するか」、
というものだ。
同検査は 仕事ぶりや仕事癖、作業スタイルが如実に出るので、
企業が実施する適性検査としては 非常に利用価値が高い。
一方、生徒の側のメリットとしては 適性のない職種は 避けた方が
良いだろう。
さらに付け加えると、
ゲームやスマホの長時間使用の有無が 作業曲線に出る。
つまり、ゲームをしていると、
前頭前野の脳血流代謝が 著しく低下し、高齢者のような反応が出る。
すなわち、自己中で 人の話がきちんと聴けない。
人にわかる話が できない。人に気を遣えない。
俗に言うコミュニケーション能力の低下だ。
若者は「 コレ、やってください」が仕事だと思っているが、
そう指示されても「できない」のが普通になっている。
仕事のできない者に給料を支払う会社は どんどんなくなって
いるので、これからの就職や転職は難しいだろう。
ゲームをしていると、対人関係のある仕事や 精度の高い仕事は
とてもではないが、させられない。
そんな理由で 就職を目前にした若者は ゲームやスマホは 避けたほうが
良いだろう。
ところで、
講習会の最後に「キャリア・ガイダンス」をつけているが、
世の中のリアルタイムの話をすると、先生方まで身を乗り出す。
学校の先生は 意外と 世の中の動きを知らない。
「世の中の今」の話は 実は 喉から手が出るほど要望があるようだ。
世の中に出ると、人と話すことが仕事の8割。
これが できないと、仕事は できない人になる。
これは 技術職も同じ。
しゃべれない理系は いらないのである。
ところが、ほとんどの若者は 人と話が できない。
男子に至っては 口がきけない。
現代の若者は 欠点だらけだ。
2025年2月15日「群馬大学中央図書館」
神田の古本屋街を探しても、どこにもなかった「先代旧事本紀」が
群馬大学教育学部の中央図書館に 1冊あった。
ありがたやー、ありがたやー。
この図書館は ン年前に ドイツのエミール・クレペリン博士の
1904年の論文「Die Arbeitu Curve」を探索した時も、
全国の大学図書館をサーチしてくれ、確か四国の大学に
1部だけあったドイツ語の論文を 発見してくれた。
ありがたやー。ありがたやー。
今回の興味は「古事記」や「日本書紀」から漏れ落ちた
古代のエピソードを探ろうと いうわけだ。
つまり、古事記や日本書紀に書いてないことが
先代旧事本紀に ズラズラと書いてある。
しかも、当時の間に流布していた話が何系統も
記してあるという、古代の「文春砲」なのである。
先ず、カムイヤマトイワレビコと ニギハヤヒの関係や
アマテラスとニニギと その子孫の関係を知りたい。
さらに ニギハヤヒと出雲族の関係だ
この辺りを正確に把握しないと 落ち着かぬ。
理由は、弊社に来る出版社の営業マンや
高崎の社長連中が みな この話題で
持ちきりだからで ある。
合い言葉は「ニギハヤヒ!」
社長の基礎教養なのだよ。
2025年2月9日「回避型愛着スタイル」
回避型愛着スタイルになる若者は 親からの「ネグレクト」が
主な原因だと考えられてきた。
ところが、最近判明してきたのは、過保護や過干渉が
「親の子どもに対する支配」と化した場合、回避型が
生じることが 判明してきた。
親の過保護や過干渉からは通常「不安型愛着」を生じるはずである。
ところが、親の過保護や過干渉が 過度に行き過ぎる場合、
それが 子どもにとって「強制収容所体験」となって、
子どもは 回避型愛着スタイル を示す。
こうした親では その養育態度が「子どもの気持ちに共感的に
応えない」。
どうするかというと、子どもの気持ちや意思を「無視」して、
「親の期待や意向」だけが最優先となり、いつも子どもに
「命じ」たり「支配」したり するから だろう。
こうした親の養育態度がくり返されると、
子どもは親から「ネグレクト」ばかりされ、
「自分の気持ちを親に伝えるのを諦め」て、
回避型愛着スタイルとなって 親の言葉の嵐が過ぎるのを待つ。
ところが、子どもが成長し 大学生ともなると、あるいは、
大学を卒業し、経済的に 親がかりから離れられると思うと、
親の支配から逃れようとし、主体性を取り戻そうと
行動に移すのは「大変な非行」や「色恋沙汰の逃避行」で
ある。
親が ひどく「怒る」のは わかっていながら、
そうでもしなければ「親の支配」に反逆できないからだ。
「親の言うことなんか、もう聞くか」
「親なんか 捨てちゃえ」である。
親は 一生懸命に子どもの世話をしてきたつもりなのに
子どもに「裏切られた」と思う事件が起きるのは
こうした背景がある。
こうしたことを考えると、
高校教育相談の大きな意義は 思春期のこどもと
支配的な親との間に入って
親子関係を 調整することだ。
キーは、親がは 子どもの「成長」に気づいていたか。
親の養育態度に「誤り」は なかったか。
そして思春期の子どもとの「つきあい方」を知っていたか、
である。
気づいたことがあれば、修正すれば よいのである。
2025年2月8日「金剛出版ワークショップ2025児童・青年期の臨床作法」
テーマ:思春期の若者達の見えない傷を見る
ーやめられないのは 誰かのせい?
講師:松本俊彦(国立精神・神経医療センタ-)
日時:2025/6/15 10:00-16:30
場所:連合会館
対面:8.000円
問い合わせ:金剛出版
松本先生は 2万人の自傷行為・自殺企図患者を治療した医師である。
先生の自傷行為・自殺の講義は 日本で最先端のもだ。
本に書かれた内容は古いので、今回はリアルタイムで対面講習を受け、
こちらの感性も磨かせてもらおう。