お風呂ハプニング?
ただの一般人から養子という形で引き取られ
一気に6人の兄が出来たばかりか
期限付きではあるが更には共に暮らし始めた
更には性別を隠したままジャニーズにスカウトされ
数ヶ月のバックも経験し、今現在兄達と同じSnow Manの7人目だ。
ただ、批判は凄いね!勿論皆には言ってない
スノTubeに出た回はコメント読めない(笑)
でも落ち込んだりしないかな、うん。
大学院の延長戦みたいな感覚(・∀・)
直接批判してるのを見てないしね。
ファンの方々の気持ちも分からなくはないし
6人が大好きでずっと応援して来たのにいきなり増員なんて受け入れにくいだろう
敢えて私は兄達の末っ子、という事実は伏せてSnow Man7人目に増員された。
要するに自ら後ろ盾なしに飛び込んだ感じよ
試練ってやつ、取り敢えずお風呂入ろ!
なんて言うか、兄達に頼らず
ファンの方々から認められてこそ
Snow Manの7人目と堂々と名乗れる気がした。
さて、他の兄達が居ないのを確認し
2階にある風呂場に向かい、脱衣場に入る。
シェアハウスには2箇所風呂場があるから鉢合わすリスクは低い。
🌕「よし誰もいない」
嫌な事もお風呂に入って綺麗さっぱりだ!
てな感じで勢いのまま服に手をかけ
下から上に脱ぎ捨てた(さながらPPP)
パーカーを脱ぎ捨てた下は肌着。
それを脱ぐと下着を着けて・・・はいません!
まあA有るか無いかのバストだからね('ω')
一応サラシを巻いて、無い胸を念入りに抑えてます。
自分で言ってて悲しくなって来たな・・・
と思い、サラシを外した瞬間。
駆けてくる足音と同時に脱衣場の扉が開いた
急に洗濯物を洗濯機に入れ忘れた事を思い出した照。
自分の分はなるべく自分でやるのが決まり。
溜め込むと阿部がやたらと煩いからな・・・
なので寝る前にと思い立ち、何ら躊躇わずに洗面所の扉を開けていた。
脱衣場は洗面所と同じ空間にある。
風呂に入る際は洗面所の扉に鍵を掛けるのだが
はストレス発散だー的な勢いで来た為
いつもなら忘れない鍵を掛け忘れていた。
そうとは知らない照、鍵の有無は一応見たが
鍵が掛かっている際の赤い色がノブの下に無く
無施錠を示す青だったから迷いは無い。
💛「♪~・・・・・・は!?」
鼻歌交じりで扉の先に見えた光景に照は息を飲んだ。
目の前に現れたのは色白な背中の誰か。
えっ?えっ?
翔太じゃないがパニックパニックになる照。
次第に目の前の誰かも扉が開いた事に気付き
顔だけ動かし、照の方を振り返った。
互いに誰なのか気付いた瞬間、固まる2人。
🌕「ーーひ、照さん!?」
💛「えぇっ!?!?」
まさかの鉢合わせにはパニック。
背中とは言え、サラシを巻いてるのがバレた
ヤバい、てか鍵掛け忘れてた!!
慌てて持参したバスタオルを羽織る
そんなを見ながら照は思った。
リアクション女子かよ(笑)
仮に声にしていたらも
いや、女子だよ!!とノリで返せるものなら
うっかり返していただろう照のツッコミ。
💛「つか、野郎の裸とか見慣れてる(笑)」
🌕「あ、あはは・・・そうだよね」
見慣れてる、の言葉にはホッとしたが
同時に女としてそれどうよ、と思った('ω')
🌕「・・・っくしゅん」
下半身はまだジャージを穿いたままで良かったな
と思ったタイミングでクシャミが出る。
気付いた照は洗濯機に服を入れながらを見た。
細身だなとは思っていたが、本当に華奢。
だがこれでもは截拳道の世界覇者だから人って見た目じゃ分からん。
競技者からは退いたが、定期的にトレーニングは欠かしていない。
偶に照とランニングに行ったりもしている
何やらチラッと見えたの右腕の内側には
トレーニングで出来たのか打ち身を見付けた
肌が白いせいでやたらとそれが目立つ。
気づけば無意識に左手で打ち身のあるの右腕を掴み
自分の方へ引き寄せていた。
🌕「照さん・・!?」
突然右腕を握られ強制的に左を向かされた。
その為上半身が左へ向く感じに・・・
胸は無いに等しいが辛うじて残ってた女子の心
その心が羽織っていたバスタオルを胸元に引き上げる。
ていうか、今私上半身裸なんですけど!?
しかも距離が近いヤバい死ぬ(ぇ)
💛「また痣作ってるな」
🌕「え?」
慌てるを後目に、照は痣を指摘。
意表を突かれ目が点になったと
つい眼下のをジッと眺めてしまった照
めっちゃ細いし肌白いな・・・
鎖骨はバスタオルから見え隠れしてるし
何かエロくね?って何考えてんだ俺。
何でサラシ巻いてるのか気になるが風邪引かれたら大変だな・・・
と我に返り、腕は握ったまま○○を見た。
🌕「照さん、そろそろ俺風呂入りたいです」
💛「おお、てか・・・何でサラシ巻いてるのか聞いてもいい?」
🌕「・・・それ今聞きます?(笑)」
💛「だって気になるじゃん」
さすがに恥ずかしくなった
早く風呂に入らせてくれと真横の照に訴える
しかしそんな願いも虚しく話をすり替えられた。
今日に限ってやたらとしつこいな?
取り敢えずお腹が冷えそうだから・・・
🌕「話すからちょっと腕離して欲しいです」
訴えたら¨ん¨と呟いて右腕を解放してくれた
ので、怪しまれる覚悟でバスタオルを肩から体に巻く形に変更。
素早く肩から胸の位置に下げたのもあり
胸元は照には見えなかった。
それはそれで女子かよ!と照は内心思う。
が、何かドキドキさせられた。
野郎同士だよな、何だこれ・・・と笑ってしまう
目の前でバスタオルを胸元に巻いたは
両肩は出した状態で改めて照を見上げ
思ったより近い距離に此方は此方でドキッとしつつ
🌕「胸元辺りに大きな傷があるから巻いてるんです」
そう説明した(ホントは無いです)
見せない為にはこう言うしか無かったが
嘘を言うのは心苦しかった。
だって明らかに照の表情が変わったからね
バレない為には背に腹はかえられぬ!
💛「ごめん、無理に言わせちまったな」
🌕「いや、謝らないで下さい・・・?」
方便とは言え嘘をついた後ろめたさもあり
照から視線を外し、横を向いた。
体勢は左を向かされたままの双肩。
その肩にふと何かを羽織らされた。
視線を戻した先に見えたのは誰かのシャツ
羽織らせたシャツを抑える為肩に置かれた手
辿るように見上げたら、照の目と目が合う。
💛「んー・・アイツらにも話しとく」
🌕「傷の事ですか?」
💛「そ、話とかないと佐久間辺りに誘われるじゃん?」
🌕「・・・あ~確かに」
目が合ったまま話す照は真摯だった。
話す理由も納得の理由で想像出来て笑える。
そう考えたら照と鉢合わせて良かったな?
その傍ら肩に乗せられたままの照の手から体温が伝わって来て落ち着かなかった。
照も照で何だか落ち着かなくなり、乗せていた手で軽くの肩を叩き
💛「悪い、邪魔したわまたな」
🌕「は、はい、またです」
妙にギクシャクしたやり取りを交わし
照は洗濯機のスイッチを入れた後
早足で洗面所兼脱衣場を出て行った。
それを見送ってから洗面所の扉を施錠・・・
はぁ~・・・・・・吃驚した・・・
急に腕、握って引き寄せるとか反則だよ照さん
間近で鍛え上げられた肉体の照を見るのは
中々に体格差を意識してしまいヤバかった。
妙に煩い心臓の音を誤魔化すように
肩に掛けられたシャツ
多分照の着てたそれを胸の前で抱き締めた
その頃照も自分の個室に戻り
脱衣場で鉢合わせたの事を振り返っていた。
何であんなに華奢なんだよアイツ。
と訳の分からない文句が頭に浮かんでは消える。
後なんかお前色気がヤバいから牽制しとく
とか言いそうになった自分にヤバみを感じた
💛「あのまま居たら俺ヤバかったかも」
そんな呟きが声に出てしまうくらい
半裸のは無自覚の色気を感じさせた。
の肩も華奢で、タオルで隠された胸元を
やたら意識して見てしまいそうになり
よく分からないがヤバい事だけは自覚した照でした。
おわり