§語り部の詩§
紙を用いて筆を持ち
織り成す言葉は紡がれて
1つの世界を創りだす――
創り手に生み落とされし『世界』は
自由に紡がれ織り成され
命芽生えて動き出す。
『世界』を見守る管理者は
月が隠れし宵闇に
神無月の威を狩りて現れる
それは狭間の理――
全てを見通す眼を用いて
『世界』をただ一人で管理する
干渉し、管理して見守るのみて
創り変える事叶わず。
叶うのは唯一人
それは理に縛られぬ異界の使者