リアルタイムメッセージ 78
「道徳的な論点」に気づく目を
2011年10月2日 記
10月。実りの秋です。
たくさんの農作物(特に稲)が収穫される時期というわけで,このように言われています。類義語として,「豊(とよ)の秋」という言葉もあります。
学校現場でも,子供の成長を指して,「実りの秋」という言葉がよく使われています。
1年間の後半がスタートするこの時期,道徳授業の中で,「道徳的な論点」に気付く目を育てていきます。(育っているか,確認してみます。)
例えば,小学校『とっておきの道徳授業10』P.39に蚊取り線香の写真を使った授業記録があります。大分むぎ焼酎「二階堂」の新聞広告を資料にした授業です。
この写真1枚を使って授業をします。
写真を提示して,
@写真の中に何が見えますか。
と問います。
 次に,
A〈心の目〉で見てみましょう。何が見えますか。
と問います。
 この問いで,資料には書かれていない・写っていないものを想像して考えさせます。
 資料の細部まで注意深く見る(読む)。
 そして,資料をもとにして想像を広げて考える。
 こうした学習を繰り返すことによって,子供は価値あるものに気づく感覚=感性を磨いていくようになります。
 この感覚は,道徳授業だけに限らず,他の教科の学習にも転移して生かされていきます。