〜 リアルタイムメッセージ 53〜   毎週月曜日更新予定
グループ分けを子どもに“まかせる”
2010.10.24記
道徳教育改革集団→道徳のチカラ 代表:佐藤幸司
 秋には,校外学習もいくつか計画されていることでしょう。
 校外に出かけるときにつきものなのが,グループ分けです。
 これでもめると,せっかくの「お出かけ」が,最初から重い雰囲気になってしまいます。
 どのようにグループ分けをすべきなのでしょうか。

 基本は,子どもに任せることです。
 もちろん,何も指導をしないで任せるのではありません。(そんなことをしたら,それは,教師の無責任です。)
 まず,その活動の趣旨を話します。

 たとえば,「総合的な学習」では,一人だけではできない学習=友達と協力しながらの学習が大切です。当然,男女の協力が不可欠です。となれば,男女混合のグループをつくることになります。
 子供たちだけで校外に出かけるのであれば,安全面から考えて,人数は多すぎても少なすぎてもいけません。1グループ5〜6人がちょうどいい人数です。
 このようなことを確認してから,グループ分けは子供たちの話し合いに任せます。

 まだこうした話し合いが慣れていないクラスであれば,次の一言を事前に話します。
「グループ分けは,みなさんに任せます。でも,もし,途中でけんかになったり,自分たちだけでは決められなくなったりしたときには,先生が全部決めます。」
 こう言われれば,子供は,自分たちでがんばろうと思います。

 教師から
「まかせる!」
と言われれば,子どもたちは,
「自分たちのことを,先生は信頼してくれている」
と感じます。

 その思いが伝われば,グループ分けは些細な問題になります。
 別にどのグループだって,私たちのクラスに変わりないじゃない。
 そんなふうに思えるようになるのです。