〜 リアルタイムメッセージ 39 〜
「まかせる」ということ
 2010.6.1記
道徳教育改革集団<新>代表:佐藤幸司
  何か行動をするとき,子供たちは,いろいろなことを教師に尋ねます。
「先生,・・・していいですか。」
という問いです。
 次の自分の行動について「やっていいのか,悪いのか」を尋ねる。
 これは,学校の規則を意識しているからこそ,出てくる問いです。

 規則は,みんなが気持ちよく生活できるためにあります。各自,勝手なことをしていたら,安心して生活することはできません。ですから,自分で判断できないことについて,誰かに確かめてから行動するのは,大切なことです。
 けれども,そういう行動には,自分自身の責任が伴いません。
「先生から言われたからやった。」
「友達もやっていたから自分もやった。」
という無責任な考えに流れてしまう場合もあります。

 私は,よく,
「任せるから,自分で決めてね。」
と言うことがあります。
例えば,自習のとき,
「先生,(課題)が終わったら,何をしたらいいですか。」
と聞く子がいます。
そんなときは,
「任せるから,静かに勉強していてね。」
と答えます。
 「任せる」という言葉の裏には,子供に対する信頼の思いがあります。

 「自分は信頼されている」と感じた子は,自分に責任をもって,正しい選択をして行動できるようになります。