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  道徳科の評価   

  毎週 月曜日 更新予定
  2018年2月12日 記
  道徳のチカラ代表 佐藤幸司

  道徳科全面実施(小学校)を目前に控えて,学校現場では道徳科の評価の仕方について疑問や不安をもっている先生が多いようです。
 道徳科の評価については,『小学校学習指導要領解説 特別の教科 道徳編』平成29年6月 P.108 に,次の一文があります。

  このことは道徳科の目標に明記された学習活動に注目して評価を行うということである。

 つまり,道徳科の評価は,授業の目標が達成されたかどうかを評価するのではないということなのです。では何を評価するのかというと,目標に向かう学びの様子を「学習活動」に注目して評価します。
 道徳科の目標を確認しましょう。便宜上,番号をつけて記します。

  道徳教育の目標に基づき,よりよく生きるための基盤となる道徳性を養うため
   ①道徳的諸価値についての理解 を基に,
   ②自己を見つめ,
   ③物事を(広い視野から)多面的・多角的に考え,
   ④自己の生き方(人間としての生き方)についての考えを深める学習を通して,
    道徳的な (1)判断力,(2)心情,(3)実践意欲と(4)態度
    を育てる。


 ①~④が「目標に明記された学習活動」です。
 (1)~(4)が,道徳科で育てる道徳性の4つの様相(在り方・有り様)です。
 道徳性の様相には,さまざまな考え方がありますが,義務教育で育てるべき道徳性として選ばれたのがこの4つです。
 道徳科の 4つの学習活動 と 4つの様相 と覚えてください。

 現在発売中の最新刊,『小三教育技術』誌2/3月号の巻頭グラビアページに,私と浅見哲也先生(文科省教科調査官)との対談企画が載っています。
 ☞『教育技術』誌(小学館)https://sho.jp/teachers/
 道徳科の評価についても話題となりました。
 ぜひお読みください。