リアルタイムメッセージ320 
 夏休みの終わりに
  毎週 月曜日 更新予定
  2017年8月26日 記
  道徳のチカラ代表 佐藤幸司

 「夏休みも残りわずかとなりました…」という言葉を聞くと,東北・北海道の教員からは,「いいな~」という声が返ってきます。山形では,ほとんどの学校で今月22日前後から2学期が始まっています。
 今年の夏休みも,いろいろな研修の機会をいただきました。昨日25日(金)は,熊本市内の中学校に伺いました。道徳教育推進のモデル校の指定を受けている学校です。今,熊本から博多に向かう新幹線の中で,このメッセージを書いています。
 道徳の教科化について,今,学校現場では期待と不安が入り混じった雰囲気があります。
 小学校では,来年度から教科書が配付され,授業を確実に実施する体制が整います。
 一方で,「毎時間,教科書を使わなければならないのか」「評価はどうするのか」「多面的・多角的って?」「通知表と指導要録への記載は?」等,何となくもやもやしていることもあります。
 そもそも,「特別の教科 道徳」になったのは,なぜなのでしょうか。
 それは,道徳授業を毎週きちんと実施してほしい,という願いからなのです。
 道徳の教科化は,そのための手段です。
 ですから,これまで道徳授業をきとんと実践してきた先生は,何も不安がらずに,さらに磨きをかけて授業実践を重ねていけばいいのです。
 主たる教材は,教科書です。同時に,魅力的な教材開発を積極的に行うことが,中教審の答申にも,道徳の『解説』にも明記されています。各学校には,これまでの道徳授業の財産(教材)がたくさんあるはずです。
 2学期は,あまり構え過ぎずに,肩ひじ張らずに,子供といっしょに道徳授業を楽しむことからスタートしてみてはいかがでしょうか。