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教育課程とは
2017.2.26 記
道徳のチカラ代表 佐藤幸司  佐藤への連絡は こちら
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  各学校では,来年度の教育課程がほぼ固まった頃かと思います。
 では,教育課程とは,そもそも何なのでしょうか。

☆まず法規を確認
1 「教育課程」って何でしょうか。
 A:学校教育の目的や目標を達成するために,教育内容を児童生徒の心身の発達に応じ,
   授業時数との関連において総合的に組織した学校の教育計画
                   →『学習指導要領解説 総則編』P.8  1~4行
   【小学校教育の目的】 小学校は,心身の発達に応じて,義務教育として行われる普通教育のうち基礎的なものを施すことを目的とする。→学校教育法 第29条
          ※「目標」は,第30条に記載。「目的」が「目標」の上位概念です。
2 誰が決めるのでしょうか。
 A1 小学校の教育課程に関する事項は,・・・ 文部科学大臣が定める。
                          →「学校教育法 第33条」
 A2 小学校の教育課程については,・・・ 教育課程の基準として文部科学大臣が別に公示する小学校学習指導要領によるものとする。   →「学校教育法施行規則 第52条」
     ※授業の標準時数についても,「学校教育法施行規則」に定められています。
   ☆道徳の教科化については,平成27年3月27日に学校教育法施行規則を改正
 A3 編成するのは,校長。
    →地方教育行政の組織及び運営に関する法律 
     第23条 教育委員会の職務権限  
     五 学校の組織編成,教育課程,学習指導,生徒指導及び職業指導に関すること
      →各市町教育委員会の「管理規則」で,「教育課程は校長が編成する」とされている。
  実際の作成は・・・
   ○教務主任  校長の監督を受け,教育計画の立案,その他教務に関する事項について連絡調整及び指導・助言に当たる 
→ 学校教育法施行規則 第44条
 Final Answerとしては,
    教育課程は,法令に基づき,全職員が知恵を出し合い,最善の教育計画を校長の責任において作成していく。
となります。

 私たち教育公務員の仕事は,すべて法によって定められています。
 道徳が「特別の教科」になったのも,法の改正によります。
 学習指導要領については,「学校教育法施行規則 第52条」に明記されていますので,法的な拘束力があります。その『解説』,道徳(小学校)で言えば『小学校学習指導要領解説 特別の教科 道徳編』,も同様です。
 ですから,まず,『解説』をしっかり読むことが大切です。
 道徳の教材開発を進める上で必読なのは,『解説』P.99〜「教材の開発と活用の創意工夫」です。
 『とっておきの道徳授業』シリーズは,法的な根拠に基づき,時代の要請に応えながら,
 2001年の第一巻発刊から今回の『14』まで,道徳授業にかける教師の思いを子供たちに伝え続けているのです。