リアルタイムメッセージ 294  毎週 月曜日 更新予定
そもそもなぜ「道徳の時間」がいるのか その2
2016年11月6日 記
道徳のチカラ代表 佐藤幸司  佐藤への連絡は こちら
 先週のメッセージ そもそもなぜ「道徳の時間」がいるのか(No.293) の続編です。
 
 これこれ,こういう理由で,道徳授業がいるのです…と説明するのでは,ありません。
 毎週,道徳授業を受けてきた子どもたちが,こう言っているのだから,道徳授業はいるのです,
 と,事実をもとにして主張するのです。


 子供たちは,道徳授業の存在をどう思っているのでしょか。
 二年生最後の道徳の時間,子供たちは,こんな感想を書きました。
 
 どれもいいことばかりでした。だから、わたしは、道徳が大好きです。心にひび いいって、やさしくなれる気がしました。
 道徳は、心をやさしくするんだなあと思いました。

 ぼくは、道徳をやったとき、心がいい気分になってきます。道徳をやると、こんなにいっぱい思い出ができるとは思っていませんでした。
 道徳は、はげましてくれる勉強だと思いました。道徳には、すごい力があると思いました。
 ぼくは、道徳ですばらしいことをおぼえました。

 今まで勉強してきた道徳、全部、全部、心の中にひびいてくるような気がします。
 道徳をすれば、だれでも心の中がやさしくなれると思います。だって、心にひびいて、わすれられないんだもの。
 わすれないじゃなくて、わすれられないんだ。
 みんなそうだと思います。道徳って、あってよかったなあと思っています。
 『道徳授業は自分でつくる』佐藤幸司(2008年,日本標準)P.12~13

 道徳が教科になるから,毎週必ず実施するのではないのです。
 毎週1時間,年間35時間,担任の思いのこもった道徳授業を受けてきた子供たちは,
「わたしは、道徳が大好きです。」
「ぼくは、道徳ですばらしいことをおぼえました。」
「道徳って、あってよかったなあと思っています。」
と書いています。

 だから,「道徳の時間」がいるのです。


〜 お知らせ 〜
 日本教育学会神奈川支部研究大会
 12月23日(金)祝日に,「平成28年度 日本教育学会神奈川支部研究大会」が川崎市内にて開催されます。事務局は,國學院大學の田沼茂紀先生です。
 この研究大会で,講演の依頼を頂戴しました。第一部13:00〜が研究発表,第二部15:55〜が「記念講演」となります。
 会場は,川崎市立上丸子小学校(JR南武線武蔵小杉駅下車、東急東横線新丸子駅下車すぐ)です。12月23日は,祝日(天皇誕生日)です。ぜひご参加ください。
  クリック 要項(WORD文書)  問い合わせ・申し込みはHPから

 赤堀博行先生との対談
 小学館の『教育技術』誌最新号(11月号)の『小三』『小四』『小六』に,巻頭グラビアページで,私と赤堀先生との対談が掲載されています。(表紙と目次は,『小六』から)
       
          http://family.shogakukan.co.jp/teachers/education/

 対談と撮影は,7月中頃,都内にて行われました。とっても暑い日でしたが,11月号の掲載ということで,私も赤堀先生もネクタイを締めて汗を拭きながらの屋外での撮影となりました。
 赤堀先生には,学校現場の教師が疑問や不安に思っていることをお聞きしました。
 道徳が教科になると,毎時間教科書を使わなければならないのか。
 これまでの各学校の年間計画は,教科書に収められている内容項目に合わせなければならないのか。
 道徳の評価は,どうするのか。
 道徳授業づくりで,一番大切にすべきことは何か。
 ・・・など,核心に迫って,たくさんのことをお聞きしました。
 編集長は,この対談を「画期的」と称しています。
 これは,必見・必読です。