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そもそもなぜ「道徳の時間」がいるのか
2016年10月30日 記
道徳のチカラ代表 佐藤幸司  佐藤への連絡は こちら
 教科化により,「道徳の時間」に対する注目が高まっています。
 それは,よいことです。なぜなら,教科化の目的は,「道徳授業をきちんと実施してもらうこと」なのですから。教科化は,そのための手段(おそらく,最終手段)なのです。
 では,そもそも,なぜ「道徳の時間」がいるのでしょうか。
 教科化されたから,道徳授業を(仕方なく?)やる…のでは,もちろんありません。
 
    二年生最後の道徳の時間。
   「道徳には、すごい力があると思いました。」と感想を書いた子がいた。
    遠足でのバスの中。ガイドさんへの自己紹介で、
   「わたしが得意な勉強は、道徳です。」と答えた子がいた。
    卒業式当日。
   「私は、将来、教師にはなりません。
    でも、先生のような道徳の授業をしてみたいです。」
    という手紙をくれた子がいた。
    だから、道徳の時間がいるのである。
          『道徳授業は自分でつくる』佐藤幸司(2008年,日本標準)

 これこれ,こういう理由で,道徳授業がいるのです…と説明するのでは,ありません。
 毎週,道徳授業を受けてきた子どもたちが,こう言っているのだから,道徳授業はいるのです,
と,事実をもとにして主張するのです。
 それができるのは,実際に子どもたちに道徳授業を実施できる私たち学校現場の教師だけなのです。
 これまでも,そして,これからも,教師としての誇りをもって授業実践を重ねていきましょう。

〜 お知らせ 〜
 日本教育学会神奈川支部研究大会
 12月23日(金)祝日に,「平成28年度 日本教育学会神奈川支部研究大会」が川崎市内にて開催されます。事務局は,國學院大學の田沼茂紀先生です。
 この研究大会で,講演の依頼を頂戴しました。第一部13:00〜が研究発表,第二部15:55〜が「記念講演」となります。
 会場は,川崎市立上丸子小学校(JR南武線武蔵小杉駅下車、東急東横線新丸子駅下車すぐ)です。12月23日は,祝日(天皇誕生日)です。ぜひご参加ください。
  クリック 要項(WORD文書)

 赤堀博行先生との対談
 小学館の『教育技術』誌最新号(11月号)の『小三』『小四』『小六』に,巻頭グラビアページで,私と赤堀先生との対談が掲載されています。(表紙と目次は,『小六』から)
       
          http://family.shogakukan.co.jp/teachers/education/

 対談と撮影は,7月中頃,都内にて行われました。とっても暑い日でしたが,11月号の掲載ということで,私も赤堀先生もネクタイを締めて汗を拭きながらの屋外での撮影となりました。
 赤堀先生には,学校現場の教師が疑問や不安に思っていることをお聞きしました。
 道徳が教科になると,毎時間教科書を使わなければならないのか。
 これまでの各学校の年間計画は,教科書に収められている内容項目に合わせなければならないのか。
 道徳の評価は,どうするのか。
 道徳授業づくりで,一番大切にすべきことは何か。
 ・・・など,核心に迫って,たくさんのことをお聞きしました。
 編集長は,この対談を「画期的」と称しています。
 これは,必見・必読です。