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「心情理解」からの脱却
2015年10月18日 記
道徳のチカラ代表 佐藤幸司
佐藤への連絡は こちら
 11月28日(土)開催の第5回道徳のチカラin名古屋が,すごいことになっているようです。1か月以上前にも関わらず,今日現在で81名(定員90名)の申し込みがあり,あと数名で申し込み終了となります。
 教科化が決まったことで,道徳への関心が高まっているのも事実です。
 道徳授業へ情熱をもって取り組む教師が,ますます増えていきそうな予感がします。

 これまでの「道徳の時間の課題例」の一つとして,中教審・初等教育分科会では,

      読み物の登場人物の心情理解のみに偏った形式的な指導

を挙げています。(平成27年4月21日 中教審の資料)
 これまでの道徳授業では,登場人物の気持ちを直接問うものが多く用いられてきました。
 相手の気持ちを考える・察するのは,大切なことです。
 けれども,そのための方策が読み物の登場人物の気持ちを問うことだけではないのです。
 例えば,整理整頓ができなくて困っている子(登場人物)がいます。
 ここで,「従来型」であれば,
「○○さんは,今,どんな気持ちでしょうか。」
と聞いてきました。そうではなくて,
「あなたなら,○○さんに,どんな言葉をかけてあげますか。」
と聞いてみてください。そして,その後で,そう考えた理由(その言葉をかける理由)を発表させます。
 子供たちからは,人物の心情に関わることや自分の経験に基づく考えなど,たくさんの理由が出されるはずです。
 心情を直接問う発問から脱すると,同じ読み物資料でも新しい授業展開ができるようになります。


 

11月28日(土) 名古屋  講師 佐藤幸司 鈴木健二 福山憲市
http://kokucheese.com/event/index/320910

12月19日(土)  道徳のチカラ 年末セミナー 13:00〜17:00
会場 大宮ソニック 602会議室  
〈内容〉 講師  佐藤幸司 桃崎剛寿 坂本哲彦 飯沼友和 佐藤朋子
☆申し込み受付,開始しました
http://kokucheese.com/event/index/340863/


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