リアルタイムメッセージ 165  毎週 月曜日 更新予定
  気持ちを直接問わないということ
道徳のチカラ代表 佐藤幸司  2013年9月29日 記
佐藤への連絡は こちら
 登場人物の気持ちを考えさせるのは,大切なことです。
 でも,
「このとき,○○はどんな気持ちだったでしょうか。」
と,気持ちを直接問うのはやめにすべきです。
 たとえば,楽天が優勝したこの瞬間…
「田中投手は,どんな気持ちだったでしょうか。」
と聞いたとします。
 子供たちから,どんな言葉が返ってきますか。
「すごく,うれしかった。」
「やったー,という気持ち。」
 …

 ここで,「気持ち」ではなく,行為を聞いてみてください。
「この写真を見て,どんなことに気づきますか。」
 →田中投手が万歳をしている。
「どうして田中投手は,万歳をしているのでしょうか。」
 または,この場面。
 「田中投手と嶋選手は,どんな気持ちでしょうか。」
 と問うのをやめます。
  そうではなくて,
 「田中投手と嶋選手は,どうして,跳び上がったり,抱き合っ 
たりしているのでしょうか。」
 と問えば,喜びの気持ちはもちろん,これまでの苦労や被災地 
への思いなどについても子供たちに考えさせることができます。

 道徳授業で,気持ちを直接問わない。
 これだけで,授業が変わります。