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低学年には絵本を使った道徳授業を
道徳のチカラ代表 佐藤幸司  2013年6月9日 記
 先週,1年生に『ダンボ』の絵本を使った道徳授業をしました。
 担任が不在でしたので,「補欠授業」として行いました。
 1年生は,ようやく平仮名の学習を一通り終えた頃でしょうか。
 字(平仮名)は何とか書けますが,作文となると個人差があります。
 でも,そんなことはあまり気にすることはありません。
 私は,「吹き出し」の入ったワークシートを準備して,言葉を書かせます。
「先生,書けません!」
という子がいても,
「大丈夫。書けなくても,がんばって書いてごらん!」
という意味不明?の指示を出すと,子供たちはがんばって字を書き始めます。
 何とも微笑ましい様子です。
 授業では,
「あなたが,もし,耳の大きいゾウだったらどう思いますか。うれしいですか,それとも,ちょっと嫌ですか。」
「元気をなくしているダンボに声をかけてあげましょう。」
という発問・指示をしました。
 これらは,お話(資料)の中での思考です。
 でも,子供たちは,自分のこととして考えています。
 つまり,「ダンボ」の話の中で,「自己を見つめて」いるのです。
 授業は,『ダンボ』の読み聞かせで締めくくります。少々厚めの絵本ですので,10分間くらいかかります。
 読み終えたら,子供たちからの拍手で授業も終了。
 余計な感想は聞かずに,余韻を残して授業を終えます。

 低学年の子供たちには,絵本を使った授業が有効です。
 『とっておきの道徳授業』シリーズにも,絵本を使った授業がいくつか掲載されています。
 授業づくりの参考にしていただければ幸いです。