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山形発
通知表は親に渡す

道徳のチカラ代表 佐藤幸司   2012年 10月28日(日)記
 今日,こんなニュースが流れていました。

 横浜市教育委員会が、通知表を児童・生徒に渡す前に、保護者らに内容を確認させるよう、学校に指示していたことが分かった。市教委は通知表の記載ミス防止のためとしているが、事前に通知表を見た保護者から成績に関する苦情が相次ぐなど、学校現場に混乱が生じている。     (朝日新聞デジタルより)

 詳しい事情は分かりませんが,通知表の記載ミスを親に点検してもらうというのには,驚きました。しかも,教育委員会の指示のようですね。それまで,よほど記載ミスが多かったのでしょうか?

 ところで,他県の方は,あまり御存知ないかもしれませんが,山形県では,通知表は保護者に配付します。
 1学期の通知表は,終業式の午後(夏休み前日),保護者が学校にもらいに来ます。
 教室での一斉配付が通例で,1学期の学習の様子や夏休み中の課題,生活などについて担任から話をします。この日は,仕事をしている保護者も休みをとって,ほぼ全員が出席します。
 2学期は,個別面談の時間を15〜20分間設定して,保護者一人一人に通知表を渡しながら2学期の学校生活の様子について話をします。
 そして,3学期だけは,直接子供に手渡します。
 山形では,これが普通です。
 通知表は,親が学校にもらいにいくもの。
 ほとんどの山形県民は,日本中どこでもそうなのだと思っているはずです。
 先日,「秘密のケンミンSHOW」のディレクターから,山形市内のいくつかの学校に電話取材がありました。
「通知表は,親がもらいに行くのですか?」
という質問です。
 県内の教育史を調べている方の話では,かつて,県内のある学校で子供の学校での成績を知らせるために,親を呼んで話をしていたところがあり,そこから県内全部の学校に広がっていったのだそうです。
 通知表は,大切なものです。
 大切なものだから,親に学校に来てもらって,解説を加えながら配付する。
 これが山形流,“教育県・山形”の伝統でもあります。


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