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大野犬猫病院

フィラリアについて



1. フィラリアとは・・・?
フィラリアとは、「犬糸状虫」といい、白くて細長いそう めん状の寄生虫です。

2. どうして予防が必要なの?
この寄生虫は「蚊」に刺されることで感染してしまいます。フィラリアは、蚊が犬を 吸血するときに、蚊の体内から犬の体内へ侵入します。そして、予防をしないで放っておくと 半年後には感染したフィラリアが成虫となり、犬の心臓に住みつきます。予防をしないときの フィラリア感染率は約80%といわれ、大変感染率の高い病気です。そしてフィラリア寄生と ともに犬の心臓は文字通 り「むしばまれ」、心不全を起こし、ひどい時は急性症状を示し死んでしまいます。

3. どうやって予防するの?
予防方法は当院では2つあります。
・ 月に1回の飲み薬かチュアブル
・ 年に1度の注射

4. いつ予防するの?毎年?毎月?
蚊の吸血によって感染しますので、蚊が吸血を開始する4月下旬から、12月頃まで です。(関東北部での投与目安)

5. どうして12月までするの?
飲み薬の場合、1ヶ月前に感染した虫を駆虫する効果があります。そのため、蚊が吸 血をやめるのが11月ごろといわれておりますので、その1ヵ月後まで予防をする必要がある からです。

6. どうしたら予防できるの?
来院していただき、診察をしてから処方となります。そのときにそれぞれのワンちゃんに適切 な予防方法を相談しましょう。



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