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群馬県藤岡市 小児科・内科・皮膚科 藤岡こどもクリニック

予防接種Vaccination

予防接種受付時間   

予防接種は予約制になりますので受付窓口・お電話でご予約ください
原則予約制ですがワクチンの予備等があれば当日接種可能ですのでご相談ください
 
午前08:50〜11:20
午後14:20〜16:50

 
※時間に関して詳しくはお問い合わせください
※予防接種後はアレルギーなど副反応が出る可能性があるため30分間院内にて待機していただきます

予防接種専用のお部屋について   

当院では診察と別に予防接種専用の出入口・待合室を設けていますので、
病気の患者様との接触を心配せずに来院していただけます。

        

当院で接種可能なワクチン   

 定期接種

 任意接種

当日ご用意いただくもの   

群馬県内お住まいの方
お住まいの市町村発行の問診票・母子手帳・保険証
(任意接種の場合は当院の問診票をご用意いたします)
埼玉県本庄市お住まいの方
本庄市の依頼書をご用意いただければ定期接種を無料で受けられます
本庄市保健センター発行の依頼書・市発行の問診票・母子手帳・保険証
(任意接種の場合は依頼書・問診票は必要ありません)
その他県外お住まいの方
定期接種の場合は各市町村で取扱いが異なります。
お住まいの市町村にご確認ください。
(任意接種の場合は市町村への問い合わせは必要ありません。母子手帳・保険証を当日お持ちください。問診票は当院のものをご用意します。)
      

ワクチンの推奨接種スケジュール

推奨する時期から遅れている場合は低年齢で接種すべきワクチンほど優先してください  
 凡例:@ABCワクチンの接種回数/定期接種任意接種
生後2ヵ月 ヒブ@肺炎球菌@ロタ@B型肝炎@ 
生後3ヵ月 四種@ヒブA肺炎球菌AロタAB型肝炎A 
生後4ヵ月 四種AヒブB肺炎球菌B
生後5ヵ月 四種BBCG
(BCG集団接種の場合
四種混合3回目後1週間以上間隔をあけてBCG)
生後8ヵ月 B型肝炎B
1歳誕生日 MR@水痘@ヒブC肺炎球菌Cおたふく@
1歳代 四種C(四種Bから1年後)
水痘A(水痘@から3か月後)
3〜4歳 日本脳炎@
日本脳炎A(日脳@から2週間後)
日本脳炎B(日脳Aから1年後)
年長1年間 MRAおたふくA
9〜12歳 日本脳炎C
小学6年生 二種混合
12〜15歳 子宮頸がん
10〜20歳 髄膜炎菌
65歳以上 肺炎球菌
6ヵ月〜 インフルエンザ(生後6か月以上対象毎年推奨)
65歳以上の方は助成があります
下記のホームページのスケジュールもご参考ください
http://www.know-vpd.jp/(0歳と7歳までの2種類のスケジュール表があります)






ロタウイルス ワクチン

ロタウイルスは乳幼児の嘔吐下痢症の原因として最も重要なもので、冬、特に2月〜4月に最も多く見られます。3歳くらいまでには1回はかかると言われており、何回でも感染しますが、回数を重ねるごとに軽症になります。ただ初めてかかった時には重症化して、嘔吐下痢だけではなくけいれんや脳症を起こし重い後遺症が出ることもあります。
ロタウイルスワクチンは飲むワクチンで、ワクチン接種で初めての感染を済ませたのと同じことになり、その後感染しても重症にならないようにするためのワクチンで、重症化阻止率はほぼ100%といわれています。生後6週から14週6日までに1回目を接種しなければなりません。ワクチンには2種類あり、ロタリックスは2回接種で生後24週までに終了、ロタテックは3回接種で生後32週までに終了しなければなりません。このワクチンを年齢の大きい子供に接種すると腸重積を起こしやすくなるというデータがあるため、なるべく早く接種を済ませるほうがよいと思われます。生後2ヶ月になったらすぐに肺炎球菌とヒブワクチンと同時に接種するのが理想的です。

B型肝炎ワクチン

乳児期に感染するとウイルスがずっと体の中に住み着いた状態(キャリアー)になることがあります。その後の感染では急性肝炎になり、数%で劇症肝炎となり死亡することもあります。また慢性肝炎となり徐々に肝硬変に移行し、肝がんになる場合もあります。最近は感染経路不明のことが多く、唾や涙、汗などから感染することがあり、成人ではセックスが最も多いと言われています。感染後少量のウイルスが一生残り問題となる場合もあるので、すべての人でワクチン接種をしておくべきです。母がキャリアーの場合には出生後早期にガンマグロブリン注射とワクチン接種し、さらに生後1ヶ月と6ヶ月時にワクチンを接種します。この場合のワクチンは一般の保険診療となります。それ以外で医療従事者や家族にキャリアーがいる場合などでワクチン接種を希望する場合には自費となります。接種は1ヶ月間隔で2回接種後その5ヵ月後に3回目を接種するのが基本です。これで免疫がつかない場合には追加接種することもあります。2016年10月より定期接種となり、この場合は生後2ヵ月より開始し1歳未満で終了となります。
     

ヒブ(b型インフルエンザ菌)ワクチン

インフルエンザ菌は肺炎球菌と並んで小児の細菌性髄膜炎の原因菌として最も多いもので、扁桃炎、肺炎、中耳炎など起こしますが、最も重症な病気として髄膜炎があります。細菌性髄膜炎のうち約半分はb型インフルエンザ菌(Hib菌)によるもので、日本では年間600人くらいの患者が出ていましたが、ワクチンの接種が行われるようになりかなり減少してきています。  
ヒブワクチンは生後2ヵ月から接種できます。4〜8週(3週でも可)間隔で3回接種し、7ヵ月以上開けて1回追加接種行うのが基本となります。初回接種が生後7ヵ月以上では2回接種(4〜8週間隔)後7ヵ月後に1回追加接種、初回接種が1歳以上となった場合には1回のみの接種で終了となります。5歳未満が定期接種となります。
    

肺炎球菌ワクチン(小児用・成人用)

肺炎球菌は肺炎、中耳炎、副鼻腔炎、敗血症、髄膜炎などの原因となり、特に小児と老人で感染者が多くみられます。小児では細菌性髄膜炎の約50%がインフルエンザ菌(Hib)、約30%が肺炎球菌によるもので、かかった場合には死亡10%、後遺症30%(知能障害は50%ともいわれます)程度みられます。最近、肺炎球菌は抗生剤の効かない耐性菌が増加しており、ペニシリン耐性は50〜80%程度となっているため、軽症な感染である中耳炎や副鼻腔炎でも治りにくかったり繰り返しやすい例が増加しています。
肺炎球菌ワクチンの成人用は以前よりありましたが、2歳以下の小児には効果がないため小児では感染に弱い基礎疾患のある場合以外にはほとんど用いられておらず、主に老人の肺炎予防として使われています。
定期接種は小児では生後2ヵ月から5歳未満。成人では65歳以上で生涯に1回だけ認められています。   
肺炎球菌ワクチン接種スケジュール        
生後2ヵ月〜6ヵ月に初回接種:1ヵ月間隔で3回接種後2ヵ月以上の間隔及び1歳以上で1回追加接種
生後7ヵ月〜12ヵ月未満に初回接種:1ヵ月間隔で2回接種後2ヵ月以上の間隔をあけて1回追加接種
1歳〜2歳未満に初回接種:1回接種後2ヵ月以上の間隔をあけて1回追加接種       
2歳〜5歳未満で初回接種:1回接種のみ   
成人用肺炎球菌ワクチン:2歳以上で接種可能だが6歳以上推奨(5年ごとに1回接種が望ましい)  
     

四種混合(百日咳・ジフテリア・破傷風・不活化ポリオ)ワクチン

四種混合には百日咳、ジフテリア、破傷風、不活化ポリオの4つが含まれます。百日咳はしばしばみられ、乳児がかかると非常に重症化し死亡することもある病気です。このことから生後3ヵ月になったらすぐに四種混合を受けるようにしましょう。3〜6週間隔で3回続けて受けなくてはなりませんが、6ヵ月くらいまではカゼなどをひくことも少ないので、6ヵ月までにこの3回接種を済ませておきたいものです。
ジフテリアと破傷風は極めてまれな病気ですが、死亡率の高い病気です。特に破傷風の菌は土を採って調べればたいてい見つかるくらいいますので、外でケガなどすると感染する可能性があります。外で遊ぶ年齢になるまでには四種混合を3回は接種しておく方がよいでしょう。間隔があいてしまった場合でもなるべく早めに3回接種を受けてください。
3回目接後1年〜1年半で追加接種をします。1年半以上あいてしまった場合にもなるべく早めに追加接種を受けてください。定期接種で受けられるのは90ヵ月(7歳半)までです。

不活化ポリオワクチン

かつては生ワクチンでなされましたが現在は不活化ワクチンのみです。単独のワクチンもありますが、現在は四種混合に含まれ接種されます。ポリオの自然感染は日本においては30年以上なく、日本にいて感染することはほとんどありません。世界的にはパキスタン、アフガニスタン、ナイジェリアに見られる程度で絶滅寸前となっていますが、海外から持ち込まれる可能性がありますので接種は必要です。

BCG

定期接種では生後12ヶ月未満で接種することなっています。生後すぐから接種はできますが、免疫不全があると重症な合併症を起こす可能性があるため生後3ヶ月以内の接種はお勧めしません。日本では結核がまだ多く乳幼児がかかると重症になりやすいためなるべく早く接種しましょう。1歳を過ぎた場合には定期接種とはなりませんし、ツベルクリン反応陰性を確認してからBCG接種となります。
              

水痘(みずぼうそう)ワクチン

1歳以上で接種できます。みずぼうそう自体は比較的軽い病気ですが、まれには死亡することもあります。発疹の後が残ったりすることがあります。有効な薬もあり発症早期に使えば重症化を防ぐことができます。みずぼうそうワクチンは接種しても10人に1か2人はみずぼうそうにかかってしまうことがありますが、明らかに症状は軽くすみます。ワクチンの副反応はほとんどありません。2回接種するとかかる可能性は非常に低くなります。定期接種は1歳から3歳未満で3か月以上の間隔をあけて2回接種します。患者と接触した場合3日以内にワクチン接種すると発症を防ぐことができます。この場合1歳未満・3歳以上でも接種できますが自費となります。
     

MR(麻疹・風疹混合)ワクチン

MR(麻疹・風疹混合)ワクチンは2回接種しますが、接種時期は1歳以上2歳未満と5歳以上7歳未満で小学校入学前の1年間(幼稚園の年長の時)となります。それ以外の期間は定期接種外となり、接種を希望する場合には自費となります。またすでに麻疹や風疹の単独ワクチンを接種している場合や麻疹や風疹にかかったことがある場合でもMRワクチンを公費で接種することができます。麻疹、風疹の単独ワクチンの接種も同様の期間内なら公費でできます。MRワクチンの副作用は麻疹単独ワクチンとほぼ同じと考えられます。
麻疹は合併症も多く重い後遺症が出ることもある重症な病気です。日本では徹底したワクチン接種によりほぼ麻疹制圧に成功しました。最近は海外から持ち込まれた麻疹により、まだワクチン接種していない人たちに感染が広がることがあります。1歳前でも保育園などに入る場合には麻疹に罹患する可能性がありますのでワクチン接種してもかまいません。この場合には自費で行うことになります。この場合免疫の持続期間が短いため2歳前にもう一度接種しておく必要があり、定期接種のMRワクチンを通常通りに行うのがよいと思います。
風疹はかかっても軽症ですがまれには合併症もあります。しかし妊婦がかかると胎児に重大な障害が起こる(先天性風疹症候群)ことから、風疹の流行が起らないようにするためにワクチン接種が勧められます。風疹に罹った場合はワクチン接種の必要はないのですが、風疹の診断が間違っていることがしばしばあります。かかった人にワクチン接種しても問題はありませんので、風疹に罹ったことがある場合でも、特に女の子の場合はワクチンを受けておきましょう。風疹もMRワクチンとして2回接種します。成人でも接種は可能です。女性でこれから子供を生む可能性がある方は、風疹の免疫を持っているか調べて、免疫がない場合にはワクチン接種を受けてください。
     

おたふくかぜワクチン

1歳以上で接種できます。おたふくかぜは通常比較的軽症で終わることが多い疾患ですが、治るまで5〜14日くらいかかります。合併症として50人に1人の割合で髄膜炎をおこします。また千人くらいに1人の割合で難聴になることがあります。通常片側だけですが治ることはまずありません。おたふくかぜワクチンは接種しても10人に1か2人はおたふくかぜにかかってしまうことがあります。MRワクチンと同様の時期に2回接種することをお勧めします。またワクチンの副反応で髄膜炎を起こすことが2万人に1人くらいあります。
          

日本脳炎ワクチン

生後6ヶ月から受けられますが、3歳から行われている地域が多いと思います。日本脳炎は夏に流行する病気なのでワクチンは春〜夏前ころに接種するのが理想です。日本脳炎患者は非常に少ないため3歳くらいからでよいと思います。最初に1〜4週間隔で2回接種し、1年後に追加接種を行います。間隔がずれた場合にはなるべく早く、3年以内に3回まで接種するようにしてください。これで初期免疫ができます。その後、9歳〜13歳で追加接種がありますが、初期免疫ができていないと効果がありませんので注意してください。初期免疫ができていない場合には初期免疫の分も追加接種する必要があります。定期接種は1期は生後6ヵ月から90ヶ月まで、2期は9歳から13歳までです。平成19年3月31日以前に生まれた人は20歳になるまでの間に公費で接種できます。 
    

子宮頸がんワクチン

子宮頸がんはヒトパピローマウイルス(HPV)の感染により発症します。HPVは100種類ほどありますが、子宮頸がんを起こしやすい2種類に対するワクチンで、有効率は70%といわれています。ワクチンには2種類あり、16型と18型の2種のHPVに有効なサーバリックスと、尖圭コンジローマを起こす6型と11型にも有効なガーダシルがあります。いずれも10歳以上で接種できます。定期接種では小学校6年生から高校1年生までが接種期間となっています。サーバリックスは1ヵ月間隔で2回接種し半年後に3日目接種。ガーダシルは2ヵ月間隔で2回接種し半年後に3回目接種となります。
            

二種混合(破傷風+ジフテリア)ワクチン

11歳から13歳未満で破傷風とジフテリアの追加接種がおこなわれます。 
         

インフルエンザワクチン

毎年冬流行し、子供がかかることが多い疾患です。早期に使えば軽症で済ますことのできる薬もできていますが、脳炎のような重症な合併症もあり年少児ほど注意が必要です。インフルエンザウイルスは毎年型が変わるため、ワクチンは毎年接種しないと効果が不十分です。2回接種が基本ですが、13歳以上は1回接種でもよいとされています。毎年10月ころより接種を開始しますが、12月初めまでには接種完了しておくことが推奨されます。
     

髄膜炎菌ワクチン

髄膜炎菌は敗血症や髄膜炎などの非常に重症な感染症を起こすことのある菌で、劇症型では発症後数時間から数日で死亡することもあります。現在日本ではそれほど多い病気ではありませんが今後増加してくることが予想されています。ワクチンは海外では以前より接種されていますが、日本では2015年5月に発売となりました。2歳以上で接種可能ですが、効果の点から10〜15歳での接種が推奨されます。特に接種しておくべき対象者は、アフリカやメッカ巡礼に行く人、アメリカへ留学する人(接種しないと学校へ入れません)、日本国内では学生寮などで集団生活する場合などです。
     

A型肝炎・狂犬病

A型肝炎は貝類などから感染することがあり、水や食物を介して他の人に伝染し流行することがあります。日本では上下水道の完備により流行はほとんどなくなりましたが、散発的に患者の発生がみられています。海外では衛生状態のよくない国で多数の患者がみられており、そのような地域に行く場合、特に長期滞在する場合にはワクチン接種が勧められます。国内では免疫を持っていない人が増えてきており、今後海外から入ってきて流行する可能性が指摘されておりワクチン接種が必要となるかもしれません。
狂犬病に関して、日本国内では狂犬病はありませんので現在のところ国内にいる限りはワクチンの必要性はありません。海外では一部の地域を除いて狂犬病があります。すべての動物から感染する可能性があり、海外で動物に安易に触れることは避けるべきです。流行地域に長期間滞在する場合にはワクチン接種が勧められます。

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