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群馬県藤岡市 小児科・内科・皮膚科 藤岡こどもクリニック

よくいただくご質問Q&A

よくいただく質問一覧    

発熱

嘔吐・下痢・便秘

湿疹

お薬

予防接種

日常生活


※主なものを取上げてあります。そのほかにも心配なことがございましたらご相談ください。



熱があるときは水枕や氷嚢で冷やしたほうがよいのでしょうか
熱を下げるほどの効果は通常ありません。わきの下や足の付け根(ソケイ部)、首など太い血管の通っている所を冷やすと多少解熱効果はあります。冷やして気持ちがよさそうならしてあげてください。嫌がるようなら無理に冷やす必要はありません。


熱があるとき着るものや布団などはどのくらいがよいですか
熱の高い時に厚着をさせたりふとんをたくさんかけたりすることは、熱がこもり体温をよけいに上げることになり体力も消耗します。無理に汗をかかせたから治りがよいということはありません。寒気があったりして本人が寒がっている時は厚着でかまいませんが、熱が高くなったら少し薄着にしてふとんも一枚少ない程度のほうが楽です。本人が暑がっているか寒がっているかで快適な状態に調節してあげてください。


風邪のときはお風呂に入ってよいのでしょうか
熱が高い時に風呂にはいって害があるということはありません。日本の風呂は湯の温度が高いため体力を消耗しやすいので、病気で体力が落ちている時の長湯はよくありません。熱があまり高い時や元気のない時には入浴はやめたほうが無難だと思われますが、微熱程度で元気もあればかまいません。
また風呂は湿気が多く痰が切れやすくなり、鼻詰まりも楽になりますので、咳や鼻水だけで元気がよくて熱もなければ入浴したほうがさっぱりします。下痢や嘔吐のときは元気がないようなら無理に入らないほうがよいでしょう。乳幼児では下痢がひどいとオムツかぶれを起こしやすいためお尻だけは洗ってあげたほうがよいでしょう。元気があるなら普通に入浴してかまいません。ただし入浴後に湯冷めしないように気をつけましょう。  


体調が悪いとき水分はどのくらい与えればよいでしょうか
通常の状態で0〜3歳くらいまでなら1日に1000mlくらいは必要です。それ以上の年齢では1000〜1500mlくらいになります。汗をたくさんかいていたり下痢をしていたりして水分の喪失が多いときには、その分も補う必要があります。食べ物からできる水分もありますので、食べられていればもう少し少ない量でも足ります。あまり厳密になる必要はありませんが、少しずつちょこちょこ与えるのがよいでしょう。尿量が極端に少ない場合は水分が足りていません。  
嘔吐の後は水やお茶、スポーツドリンクなど味の薄いものからはじめます。初めは一口か二口くらいにし、嘔吐しないか様子をみながらだんだんに量を増やしていきます。普通のジュースやミルク、牛乳などは嘔吐しやすいので初めから与えないほうがよいでしょう。下痢をしているときは甘いジュースや牛乳は下痢を悪化させますのでやめましょう。  
一般のスポーツドリンクでは脱水時の水分補給としては電解質(ナトリウムとカリウム)が足りません。市販のものとしては経口補液剤として売られているアクアライトORSやOS-1、アクアソリタなどが理想的です(年長児や成人でも同様)。ただし、元気のよいときにはこれらも普通のジュースと同じで虫歯の元になりますし、糖分のとりすぎの問題もありますので水がわりに与えることやめましょう。


解熱剤はどのようなときに使用すればいいでしょうか
解熱剤にはいろいろな種類や剤型(水薬・粉薬・錠剤・座薬・注射薬)があります。強力なものはそれだけ副作用も出やすいものです。年齢やお子さん本人の好みに応じて飲み薬や座薬を使用します。
子供は熱に比較的強いものですから、多少熱があっても本人が元気なら使う必要はありません。熱としては38.5℃以上あって、ぐったりして水分がとれないときや、ぐずって眠れないときなどに使用するようにしましょう。間隔は6時間以上はあけて、1日に2〜3回までとし使いすぎないようにしてください。解熱剤は一時しのぎであって数時間で効果が切れてしまいます。また解熱剤を使用しても熱がほとんど下がらないときもあります。この場合はそれだけ体が熱を上げる必要があるということですので、解熱剤を追加したりして無理に下げようとせずに様子をみてください。解熱剤を使用する目的は熱を完全に下げるのではなく、脱水・不眠などを避けて楽にしてあげるためです。また6カ月以下の乳児には解熱剤の副作用が出やすいため使用しないほうが安全です。


熱性けいれんを起こしやすいので解熱剤を使用して熱が出ないようにしたほうがよいですか
解熱剤ではけいれんは予防できません。解熱剤で熱を下げておいても薬が切れると再び熱が上がってけいれんを起すこともあります。また解熱剤の使い過ぎは薬の副作用も多くなりますし、病気の治りも遅くします。本人が辛そうでなければ使い過ぎないようにしましょう。熱性けいれんを繰り返し起こしている子供の場合には予防として抗けいれん剤(ダイアップ、セルシンなど)を使用します。


熱は何度くらいまで心配ないですか
感染などによる発熱は41℃程度になることは時々あります。体温が42℃を超えると脳に障害が出ることもあるといわれますが、感染症による発熱のみでそのようなことはまずありません。熱中症などは体温中枢の異常で高熱になりますので熱を下げる必要がありますが、他の病気での熱では熱自体は何度であっても通常特に問題にはなりません。発熱を伴った病気で脳に障害が出るというのは、発熱のためではなく脳炎や髄膜炎などの脳の病気があった場合です。高熱が何日続いても脳に障害が出ることはありません。


体は熱いのに手足は冷たいのですが大丈夫でしょうか
感染などの病気の時には、体は熱を上げることにより白血球や免疫系の働きを活発にし、さらに血液の流れを速くすることで病気の部位に白血球などを送りやすくするなどして病原菌を退治しやすい状態にします。必要な部位に血液をたくさん送り、手足などのあまり血液を必要としていない部位には最小限にするため、体は熱いのに手足が冷たいという状態が生じます。比較的重症な時にこのような状態になりやすいのですが、手足が冷たいこと自体は問題ありません。冬場などであまり手足が冷たくなっているなら暖めてあげてください。


手足をピクピクすることがあるのですがけいれんですか
赤ちゃんなどでは付随的な運動がよくみられます。特に発熱時などは過敏な状態となってピクピクしたりすることがよくありますが、けいれんではなく特に心配する必要はありません。


しょっちゅう風邪をひいていますが他に原因があるのでしょうか
生後半年を過ぎるとお母さんからもらった免疫もなくなり、感染症にかかりやすくなります。小学校に入るくらいまではしばしば風邪を引くのはあたりまえです。1〜6歳では1年間に平均6〜7回熱を出すといわれています。多いときには毎月発熱することもあります。いろいろな病気にかかりながら徐々に免疫を獲得していくので、風邪程度で特に重症な感染症を繰り返すのでなければ問題ないと考えてよいでしょう。
風邪は自然にひくものであって誰の責任でもありません。“風邪をひかせてしまった”という考え方はしないでください。何回も風邪をひいて徐々に免疫ができひかなくなるのです。ただ体調を崩しやすくなる要因(例えば急激な温度変化・疲れ・寝不足)に注意したり、外出先から帰ったらよく手洗い・うがいをすることで予防できます。

嘔吐していますがいつから食べさせてよいですか
嘔吐した後はすぐに食べさせないで、まず水やお茶などを少し与えてみます。嘔吐が1~2回程度で食欲もありそうなら少しずつ食べさせてもかまいませんが、嘔吐の回数が多かった時や長時間続いた時には、半日くらいは水分のみとして、完全に嘔吐がおさまっていることがはっきりしてから食べ物を与えるようにします。


下痢のときはどのようなものを食べさせればよいですか
食欲がなければ無理に食べさせず、水分をしっかり取るようにしましょう(水分量については上記「体調が悪いとき水分…」参照)。食欲があれば下痢を悪化させるものを避けるようにします。甘いもの、油っぽいもの、牛乳などは下痢を悪化させます。果物もリンゴ、桃、プラムなどは便を固める効果がありますが、それ以外は下痢になりやすいため避けておいたほうがよいでしょう。でんぷん質(コメ、パンなど)は食べた方が下痢の回復は早くなります。おかゆは嫌いな子供が多いので普通のご飯でもかまいません。


便秘に綿棒浣腸はどのくらいしても問題ありませんか
乳児期の綿棒による刺激は特に癖になるということはありませんので、便秘がちな場合には毎日行ってかまいません。何日も便秘状態が続くといっそう便が固くなり出にくくなりますので、刺激して排便させるほうがよいでしょう。刺激しても出ないという場合は刺激のしかたが不十分のことがほとんどです。うまくいかない場合にはコツをお教えしますのでご相談ください。また何度やっても出ない場合はグリセリン浣腸(市販のイチジク浣腸など)を使用してもかまいません。
湿疹がありますがどのような石鹸を使えばよいですか
通常は普通の入浴石鹸でかまいません。それにかぶれたりしやすい場合には刺激の少ないもの(アトピー用として市販されている石鹸)を使用するとよいでしょう。石鹸を直接皮膚にこすりつけるのではなく、よく泡立てて、その泡で洗うようにします。強く皮膚をこすったりせず、柔らかい布や手で軽く洗う程度にします。石鹸が残っているとかぶれますのでよく洗い流してください。


生後1か月の乳児の顔に石鹸は使わない方がよいですか
生後1〜2ヶ月の頃は顔や頭は皮脂分泌が盛んで汚れがつきやすくなるため脂漏性湿疹のできやすい時期です。お湯だけでは汚れが取れませんので石鹸を使用してください。石鹸で皮脂をとりますと皮膚は乾燥しやすくなり、湿疹ができている場合にはさらに悪化させます。洗った後に症状に応じて保湿剤の軟膏などをつける必要があります。軟膏をつける場合は、水分を逃さないように入浴後5分以内を心がけてください。


とびひのときはお風呂・プールに入っていいのでしょうか
とびひが他の場所に感染しないよう予防するには、まず体を清潔にする必要があります。軽症であれば入浴は問題ありませんが、ひどいときは湯船に入らずシャワーを使って清潔を保つようにしてください。とびひになった部分も洗ってかまいません。
学校や幼稚園などは休む必要ありませんが、直接接触でうつってしまうことがあります。他のお子さんにうつさないように事前に先生に連絡をしていただく、あるいはガーゼなどで患部をおおうなどの注意をしてください。プールはとびひが乾くまで中止してください。


軟膏の使用量は一回につきどのくらい使えばいいのでしょうか
1回量の目安としては大人の手のひら約二枚分の面積に対して0.5g使用します。おおよそ0.5gのはかり方は@チューブの場合成人の人差し指の先から第一関節までの長さ(2cm)の量、A容器の軟膏やローションではおよそ一円玉くらいの大きさの量になります。皮膚がテカるまたはティッシュがくっつく程度というのも使用量の目安になります。
回数は基本的に1日2回です。清潔な肌に塗っていただきたいので、塗るタイミングは朝起床後と夕入浴後がよいでしょう。特に入浴後は皮脂を洗い流してしまっている状態で、肌が急速に乾燥してしまいますので5分以内に塗るようにしましょう。ただ赤ちゃんの顔はよだれや鼻水で汚れてかぶれやすいため、洗ったり拭いたりした後はその都度保湿剤軟膏などをつけてください。また、おむつかぶれの場合は拭くだけでは不十分ですので、できるだけ洗ってから軟膏を塗ってあげるようにしましょう。
量や回数は多すぎてもほとんど問題ありませんが、逆に少ないと十分な効果が得られませんので注意してください。

食前の薬を忘れて食事をしてしまったので後から薬を飲ませてよいですか
絶対に食前または食後でなければいけないという薬はそう多くはありません。抗生剤や咳、鼻水の薬などはいつ飲んでも問題ありません。(特に混ぜないほうがよいものや服用時間が指定されているものについては薬剤師にご相談ください)子供では食後はお腹がいっぱいで薬を飲みたがらないことがあり、薬の嫌いな子供では薬を飲んで吐いてしまうことがあり、食後だと食べたものまで吐いてしまうため、食前と言う指示にしていることが多いのです。食事とは関係なく薬はいつ飲ませてもかまいません。また2回しか食事をしなかったから1日3回の薬を2回しか飲まなかったというのもよく聞きますが、これでは効果が十分出ません。指示された回数しっかり飲ませましょう。


薬を飲もうとしないのですが効果的な飲み方はありますか
薬はそのまま飲む癖をつける方がよいのですが、飲めない場合は何に混ぜてもほとんど問題ありません。ジュースなどに溶かすことが多いと思いますが、味の悪い薬ほど水に溶かすと苦みが出てくることが多いです。この場合は溶かさずに味の濃いものに混ぜて食べさせるとよいでしょう。アイスクリーム・ヨーグルト・ジャム・チョコレートペースト・カレーなど何でも構いません。また水に溶いたものを凍らせると苦みを感じにくくなります。ただし、1歳以下のお子さんに対し、蜂蜜に混ぜて与えないようにしてください(後述「1歳以下の乳児になぜ蜂蜜を…」参照)。
乳児では粉薬を少量の水で練って指で上顎やほっぺたの粘膜に塗りつけ、その後で水やミルクを飲ませる方法があります。また、少量のミルクに溶かして先に飲ませ、後でおいしいミルクをたくさんあげるのもひとつの手です。ただし最初から大量のミルクに混ぜてしまうのはお勧めしません。全部飲めないと薬の量が足りなくなりますし、無理に飲ませるとミルク嫌いになってしまう場合があります。
幼児にはある程度飲まなければいけないものだと納得させることも必要です。そのまま飲めるようになるのが良いですが、先に挙げたように、飲めない場合のみ混ぜてみて、だんだん飲めるようにしてみてください。

予防接種後の運動・プール・入浴は可能ですか
接種後2時間くらいはアレルギー反応が出る可能性があり、過度な運動やプールに入ると出やすくなります。このため接種後2時間の運動は避けてください。接種当日の入浴は問題ありません。


卵アレルギーがありますが予防接種に問題はありますか
卵成分を含む可能性のあるワクチンとして、麻疹・インフルエンザワクチンが挙げられます。これらは鶏卵を利用して製造されるため、卵アレルギーのある人は注意が必要とされてきました。しかし現在のワクチンは精製度が良く卵成分がほとんど残っていません。このため、これらのワクチンで卵アレルギーを起こす可能性はあり得ないとされています。ただしアレルギーのある人ではそれ以外の成分にアレルギー反応を起こす可能性はありますので絶対アレルギー症状が起こらないわけではありません。重篤なアナフィラキシー反応(ショック・呼吸困難など)は接種後30分以内にみられることがほとんどですので、接種後30分は院内で様子をみさせていただきます。


病気にかかった後予防接種までどのくらい間をあければいいですか
病気にかかった後すぐ予防接種をおこなうと効果が落ちて十分免疫ができない場合があります。加えて、予防接種後何らかの障害が残るようなトラブルが発生した場合、それが病気のためだったのか予防接種のためだったのかはっきりしなくなることもあります。どのくらい期間をあけるかは病気の種類によって違ってきます。おおよその目安としては以下の通りです。
*軽い咳や鼻水程度なら予防接種に問題ありません
*発熱を伴った風邪は治ってから1週間以上、
 気管支炎やウィルス感染などで少し重かったときは2週間以上空けてください
*気管支喘息は発作がない状態が2週間以上続けば接種可能です
*突発性発疹・インフルエンザ・手足口病・ヘルパンギーナ・プール熱等夏カゼ・
 リンゴ病・嘔吐下痢症・ヘルペス歯肉口内炎などは2週間以上あけた方がいいでしょう
*みずぼうそう・おたふくかぜ・麻疹・風疹・EBウィルス感染などは1カ月以上あけます
*とびひなど皮膚感染は治っていれば間隔をあけなくてかまいません
上記はよくある病気のおおよその目安です。
それぞれお子さんにより病気の容体が異なりますし、上記に当てはまらない病気もあると思いますので、気になる病気があるときには予防接種予約の際にご相談ください。
     
夜泣きがひどいのですがどうすればいいでしょうか
率直に言って夜泣きに特効薬はありません。原因もほとんどの場合わかりません。抱っこしてあげたりしてお子さんに安心感を与えてあげましょう。昼間の疲れや遊び足りなかったなどの欲求不満も原因となりますので、思い当たるようなものがあるときには改善するようにしてください。自動車に乗せてそのへんを一回りしてくると寝ることもあります。それでもだめならあきらめて赤ちゃんに付き合うか、居直って無視するのもひとつの手です。親の方が不眠で疲れがたまってしまうようなら、軽い睡眠薬などを使用して寝かせる方法もあります。


1歳以下の乳児になぜ蜂蜜を食べさせていけないのですか
蜂蜜にはボツリヌス菌の芽胞(休眠状態の菌)が含まれていることがあります。1歳以上では胃酸により芽胞は消化されてしまいますが、1歳以下の乳児では胃の酸度が低いため芽胞は死滅せず、活動性の菌になり毒素を産生し、ボツリヌス中毒を起こします。乳児ボツリヌス症は非常に死亡率の高い病気です。この芽胞は熱にも強く100度では60分くらい加熱を続けないと死滅しないため、蜂蜜をお湯に溶いたり料理に入れても中毒は起こる可能性があります。ただし120度なら数秒で死滅しますので、パン生地などに混ぜて100度以上の温度で焼いたものは問題ありません。


赤ちゃんにクーラーや扇風機を使ってよいですか
暑い部屋で汗びっしょりにさせておくよりはクーラーや扇風機を使ってあげましょう。クーラーは冷やし過ぎないように外気温との差を考えて26〜28℃程度にし、直接冷気が当たらないようにする。扇風機は1m以上離して微風程度とし、首を回転させて常に風が当たり続けないようにするとよいでしょう。


おねしょは何歳まで様子をみてよいのですか
排尿は乳児期には反射的に行われますが、年齢が大きくなるに従い脳で意識的にコントロールできるようになります。しかし幼児期はコントロールが不十分なことと眠りが深いため、尿がたまって膀胱が刺激されると脳で排尿を押さえることができずに反射的に排尿してしまうのがおねしょ(夜尿)です。通常4〜5歳頃までには夜尿はなくなりますが、それを過ぎても続いている場合を夜尿症といいます。ほとんどの場合いつかは治りますのであせる必要はありませんが、小学生くらいになると本人も気にするようになり、社会的な要望が出てきますので、治療を考慮してもよいと思います。夜尿症治療の基本は“叱らない”、“起こさない”、”あせらない”です。日常性格の指導や水分制限などで治らなければ薬を使用する方法もあります。


しょっちゅう鼻血を出すのですが大丈夫でしょうか
子供は鼻血を出しやすいもので、ほとんどの場合鼻の入り口の部位からの出血です。この部位は血管が多いためちょっとしたことでも出血しやすく、いったん傷ができると治るまで数日かかりますので毎日のように鼻血が出るとことがあります。鼻炎などがあってしょっちゅう鼻をいじったりしているとよけいに出やすくなります。10分以内に鼻血が止まればまず心配ありません。
しかし10分以上止まらない場合や皮膚(特に足や顔など)に小さな出血斑が出ているような時には、出血傾向をきたすような病気が疑われるため検査をする必要があります。また他の原因として鼻の粘膜の比較的太い血管が露出して切れやすくなっていることも考えられます。この場合、耳鼻科で血管の処置をしてもらう必要があります。
鼻血が出たときの対処としては、イスに座らせて下を向かせるようにしてください。そして鼻血が出ている側の鼻翼を強く押さえる、ティッシュや綿球などを丸めて詰め込み鼻翼をつまむなどで、10分程度圧迫します。逆に上を向かせたり、あおむけに寝かせたりしないでください。上を向くと鼻血はのどにまわり、それを飲み込んでしまって気持ち悪くなってしまうことがあります。


身長が低いのですが検査を受けたほうがよいですか
極端に身長が低い場合(成長曲線の一番下の線-2SDよりもさらに下にある場合)には何らかの異常がある可能性があります。遺伝や体質的に小さいことが最も多いのですが、極端に小さい場合には一度は精査を受けておくべきです。特に精神、運動発達に問題がない場合には成長ホルモンの分泌不足や染色体異常などがあります。それらの場合できる限り早くから治療をはじめるほうが身長を伸ばすことができ、発見が遅れると伸ばせなくなります。目安として小学生低学年までに治療を開始するほうがよく、特に女児は中学生になってからだと遅すぎてしまいます。


頭をぶつけてしまった場合いつごろまで注意が必要ですか
頭を打った後元気でも、しばらくたって内出血を起こす可能性があります。頭を打ってから内出血までの時間は、長くて1日〜2日といわれています。少なくとも2日くらいは内出血の症状である頭痛・意識障害に注意してください。特に夜は意識障害が起こっても子供自身が助けを呼べない状態のため、時々起こして起きるかどうか確認するようにしてください。ぶつけてからの嘔吐は、大人の場合危険ですが、子供だと単なる脳震盪で何度も吐くことがありますので大人ほど危険視しなくてよいでしょう。


血液型は調べられますか
調べることは可能です。検査に保険は使えませんので料金は自己負担となります。
ただ、あえて痛い思いをさせてまで調べる必要はありません。
血液型が必要になるのは、@輸血A身元判定B入園・入学の調査票記入などかとおもわれます。
@輸血をおこなう際は、どこの病院でも事前の血液検査をおこないます。患者や家族の申告をそのまま信じて輸血をおこなうことはありえません。血液型は一般にABO型とRH型が用いられますが、一般には使われていないそれ以外の型もたくさんあります。ABO型とRH型が一致しても、輸血に適さない場合もあるため交叉試験という適合検査もして問題ないことを確認してから輸血がおこなわれます。
A身元判定では親子の判定や殺人、事故死などで容姿だけでは判断できないときに参考になります。しかし血液型だけでは不十分ですので、現在ではDNA鑑定がおこなわれ、これが最も信頼できる検査とされています。DNA鑑定は髪の毛一本でも検査可能のため、事前に血液型が分かっていてもあまり意味はありません。
B入園・入学時の調査票には血液型の記入欄がありますが、通常の学校生活などで血液型が必要なことはないでしょう。調査票に記入する必要はありません。
どうしても知りたければ他の血液検査をおこなう機会に一緒におこなう、または16歳になれば献血ができますので、献血にいけば無料で検査してもらえます。

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