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尚、名所山の所在地であるが、2万5千分図では黒坂峠から春日山と反対側の1236m峰を名所山と記載している。芦川村の建てた山頂表示柱は滝戸山の手前のピークの1205mを名所山としている。武内正氏の日本山名総覧では名所山の標高は1118mとなっている。どこが本当の名所山なのか、下調べをしている時から疑問に思っていた。鶯宿峠と滝戸山の丁度真ん中辺りに1118.4mの緩いピークがあるが。
甲府精進湖道路のR358の芦川村入り口から約5kmで左に鶯宿峠・両面桧の道標を見る。看板には鶯宿峠まで3kmとあり、全面舗装の狭い林道に入って行く。高度をどんどん上げて行き、道路右の鶯宿峠への道標を過ぎれば林道の最高点は近い。
最高点付近の林道は整備中で、恩賜林の看板が建っており、その脇から工事中の名所山林道が延びている。しかし、崩壊しているとのことで全面通行止めとなっていた。名所山林道が使えれば、黒坂峠に短時間で行け、春日山も黒坂峠からの往復ですむことになる。
滝戸山と春日山の道標がある所から、真っ白い南アルプスの北岳が一際目立ち。鳳凰三山の眺めが良い。この道標の向かい側に登山口があり、階段を登って登山道に入って行く。道路側は植林の桧が続くが、他は雑木林で緩やかに登る。林の中の道はさしたる急登もなく、落ち着いた雰囲気の中
を進んでいた。
ちょっとした急登をこなすと滝戸山と鶯宿峠を示す道標があり、その次のコブに名所山の標識が建っていた。小さく下って登り返せば滝戸山であった。二等三角点があるが、展望はなく、只、「山梨の森林 100選」の看板があるとおり、ミズナラの美しい林に囲まれた良い雰囲気の山頂であった。
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