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月山 7月14日 2003年


月山
1984mH
山形県東田川郡立川町・羽黒町・西村山郡西川町
月山(2万5千分図) 月山(5万分図)

姥ヶ岳
1670mH
山形県西村山郡西川町
月山(2万5千分図) 月山(5万分図)


鳥海山からの足で月山の姥沢小屋下の駐車場に入る。約125kmの道のりは、鳥海高原ラインからさかたみなとに出て、高速に乗り、鶴岡から庄内あさひ、湯殿山とつなぐ。月山IC手前から月山スキー場方面に入り、姥沢小屋に至る。

姥沢小屋下駐車場

姥沢小屋に向って右手の路肩に20台程の駐車スペースがあり、その手前の姥沢には広い駐車場もある。リフト運行開始時間は午前8時と遅いので、姥沢小屋の左手の整備された登山道から山道に入る。霧雨であったので合羽を身に着けて出立した。登山道脇には高山植物が豊富であったが、三脚を立ててカメラが濡れるのを嫌い、ついつい億劫になり、シャッターを切らずに進む。


トラバース道

すぐに木道が終わり、崩れやすい斜面のトラバースになり、所々残雪を横切って行く。木道と残雪を交互に繰り返しながら、高度を上げて行く。植物は正直なもので、木道が設置されている個所には殆ど育っておらず、残雪や沢の水が豊富に流れている叢に可憐に咲き誇っていた。約1時間強で、傾斜が緩んだ草原状の台地に至ると、左手にリフト上駅への道が分かれるが、残雪とガスで 分かりづらかった。


牛首

この分岐の上からは一面残雪とガスの乳白色の世界で、全く登路は分からなかったが、残雪上にはルートを示すロープが設置されており、迷わずに登って行けた。残雪が切れる個所もあったが、牛首下の急傾斜の最上部ではミニアイゼンを装着した。人声がする気配がしたので、すぐ上を見上げると牛首の分岐であった。頂上山荘に泊まった登山者が湯殿山方面に下山しようとしていた。


鍛冶月光

二言三言挨拶をすると、頂上部は晴れているとのことで、意を強くし鍛冶月光の急坂を登って行く。言葉通りに、頂上が近づくにつれ、ガスの中から出たようで、青空の下の登路となる。岩を組んだような石段の急坂も高山植物は多く、ミヤマキンバイ、チシマギキョウ、ハクサンフウロが目立った。


鍛冶小屋

月曜の朝であったが、宿泊した登山者が下山する時間なのであろうか、鍛冶小屋下で多くの団体と擦れ違った。石垣に囲まれた鍛冶小屋を直角に曲がると、前方に頂上部が見え始める。ガスと雲海と日本海側の快晴が良きコントラストをなしているのを眺めると、ついあせりがちになるが、その気持ちを抑えながら最後の登りに入る。


月山一等三角点

月山神社が雲上の要塞のように台地上の奥に聳え、頂上小屋の前を通り、500円の参拝料を払い、詣でる。三角点は神社の裏手の一段低い所に設置されていた。左奥には鳥海山が翼を広げて雲上にあり、右手には御田原からの残雪の登路が続いていた。 新潟モービルの山ランメンバーのJA0LTH局が声を掛けて来てくれた。


ミヤマダイモンジソウ

山頂を後にし、鍛冶月光を下っていくと、再びガスの中に入る。牛首から金姥間も残雪と、高山植物が多く、三脚を立てるのが忙しかった。恐らくこの間が一番花の種類が多いと思われる。ほぼ平坦な道が金姥のコルまで続く。コルに一旦下り立ち、湯殿山口への道を別け、金姥の登りに入るが、木道が設置されており、金姥の山頂部には行けなかった。


ミヤマウスユキソウ

次のピークが姥ヶ岳で、乳白色の中にニッコウキスゲが咲く山頂は幻想的であった。山頂部は一周できるようにロープと木道が張り巡らされ、好天なら展望も期待出来るようである。一等三角点の近くにあったミヤマウスユキソウがここでも群落をなしていたのが印象的であった。


姥ヶ岳から木道を下って行き、残雪の斜面に行き当たると人声がするので、目を凝らすと、Tバーリフトが設置された夏スキーの斜面であった。その左手にロープが置かれ、下山方向を示していた。この辺りは急斜面だが、ステップが切ってあったのでアイゼンは不要で、降りて行ける。慎重に下って、先を進むと、牛首に行く分岐に着く。木のテーブルなどが置かれ、休憩している団体もいた。ここまで来れば、もう一下りでリフト上駅に到着する。560円を払い、リフトの人となる。また、下山後は月山志津温泉に一浴し帰高する。

月山朝日観光協会事務局 пi0237)74−2111


<コースタイム>

姥沢小屋下駐車場4:40→5:55リフト上駅分岐→6:30牛首→7:20月山8:15→8:52牛首→9:20金姥コル9:26→9:40姥ヶ岳9:55→10:10リフト上駅〜10:26リフト下駅

<ルート図>

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