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戸倉三山 12月17日 2002年


臼杵山
842mH
東京都あきる野市
五日市(2万5千分図  五日市(5万分図)

市道山
795mH
東京都あきる野市・西多摩郡檜原村
五日市(2万5千分図) 五日市(5万分図)

刈寄山
687mH
東京都あきる野市
五日市(2万5千分図) 五日市(5万分図)


無線であきる野市は移動していなかったので、その所在地にある戸倉三山の名は前から気にかけていた。奥多摩の前衛ということで、大都心から最初に立ち上がった山なのでその電波の飛びは良い。電車で武蔵五日市駅まで、更にバスで荷田子バス停で下車後、戸倉三山を縦走し、今倉山経由で五日市駅まで戻ると言うのが一般的である。マイカーの場合、無料の駐車場のある十里木駐車場を利用するのが良いであろう。十里木バス停から荷田子までバスに乗っても良いが、歩いても20分ほどである。また、下山は今倉山経由だと時間がかかるので、刈寄山から採石場方面の林道へと下り立ち、沢戸橋に出て十里木に戻るコースにした。沢戸橋バス停で時間が合えばバスにて十里木に戻れる。


十里木駐車場

十里木の信号を秋川渓谷方面に入ってすぐ左手にある駐車場は公衆トイレも併設されている。上野原五日市線に戻って、15分ほど歩けば荷田子のバス停があり、その左手に登山口の案内道標がある。民家の脇を通って、野生動物が入り込まないように張られた金網をはずして登山道に入って行く。植林地帯から急登の支尾根をひとしきりで荷田子峠に至る。展望のない尾根道だが、2回ほど視界が開ける所がある。


臼杵神社

9日に降った雪が北側のトラバース道に残っているだけで、足元を気にする必要はなかった。山頂手前で一旦下った後、再び登りに入るが、尾根の登りとトラバース道の二手に分かれる。右の尾根を直登していくと臼杵神社があった。元郷からの登山道が登って来ているものの、展望はなかった。トラバース道は神社を通らずに臼杵山に至る道であった。


臼杵山山頂

神社から数分で三角点の置かれた臼杵山山頂である。展望は全くないため、風を遮ってくれていたが、汗でびっしょりの体に容赦なく冷気が入り込んでくる。平日と言うので無線は430MHzFMを使用したが、大都心を眼下にしているはずなので、空き周波数はなく、混信の中、辛うじてQSO出来た。臼杵山から刈寄山まで約一時間で、幾つもの小さなアップダウンがある。


市道山山頂

最低鞍部から最後の登りがきついが、市道山の北峰に着くと、笹平からのヨメトリ坂の道が合わさって来る。その先に市道山の山頂があるが、展望は同じように得られない。市道山から刈寄山まで5.1kmの道のりがこのコースの踏ん張り所である。稜線通しの道は数多くのピークが連なり、足に堪えるであろう。山頂から少々下った地点から右手に陣場山への縦走路が分かれる。


入山峠近くのベンチ

しばらく緩やかな尾根道で、木の間越しに端正な姿の臼杵山が見られる。栗ノ木沢ノ頭と木にテープで巻きつけられたピークの登りが一番きついであろうか、一歩一歩進むしかない。一時間ほどで赤白の送電線のピーク手前に至るが、ここは右の巻き道をとった方が良い。その先で、鳥切場経由と尾根道に二分しているがどちらでも良い。二分した道が合わさり、尾根通しに行くと、右手に林道が上ってきているのが見え始めれば、入山峠は近い。トラバース道が崩れたためロープが張られた個所があるが、尾根通しに進むと、誰が置いたのか、写真のようなベンチが置かれ戸倉三山を眺められるようになっていた。


入山峠

盆堀林道の通る入山峠付近は、落書きが多く、今までの山に浸っていた気分の良さが一転して嫌な気分になってしまったのは言うまでもない。しかも、峠手前の鉄塔からベンチ辺りまでがコース中、一番の展望が得られる地点で、気分が高揚してきたのに、峠に下り暗転してしまったのは残念であった。


刈寄山山頂

峠から緩く登って、小さな鞍部に下りてから刈寄山へ登っていくと、あずま屋の建つ刈寄山である。同じように展望はないが、あずま屋の南側から陣場山方面の眺めが良い。この山は山頂直下まで林道が登って来ているので、アマチュア無線の移動ポイントでもある。新宿の高層ビル群も見られるので、電波の飛びは非常に良い。


あずま屋の手前に沢戸橋、五日市の道標があるので、それに従って、急降下の尾根を下りて行く。北側の斜面と言うことで、陽のあたらない薄暗い中を下って行く。尾根が詰まったら、左手に道を進み、山腹をからむようになると、右から沢音が聞こえてくる。今までのようなりっぱな道標はないが、要所要所には小さな指導標があるので心配ない。20分ほどで沢に出て橋を渡るが、非常に滑りやすいので注意が必要である。更にその先の二つ目の橋は傾斜もあるので、沢の中を渡った方が良い。5分ほど沢の中に道を拾って進めば、雪の残っている小道に入って行く。その入り口には刈寄山登山口の道標が建っていた。


林道登山口

小道を少し進んでいくと車数台は停められるであろう小広い広場に出て、そのすぐ先で林道登山口に至る。カーブミラーと登山口の案内板があるので迷うことはないであろう。また、沢戸橋から来た場合、二つ目の採石場の手前のカーブが登山口である。指導標には刈寄山へ40分、沢戸橋バス停30分の表記がある。ダンプの往来に注意しながら、蛍もすむ?清い流れの刈寄川沿いを歩いて行けば良い。


<コースタイム>

十里木駐車場6:15→6:30荷田子→6:55荷田子峠→8:00臼杵神社→8:05臼杵山8:25→9:17市道山9:38→11:07入山峠→11:30刈寄山12:10→12:30沢→12:38林道→13:05新久保川原橋→13:10沢戸橋バス停→13:35十里木駐車場

<ルート図>

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