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雲取山 7月15日 2002年


雲取山
2017mH
東京都西多摩郡奥多摩町・埼玉県秩父郡大滝村・山梨県北都留郡丹波山村
雲取山(2万5千分図) 丹波(5万分図)

七ッ石山
1757mH
東京都西多摩郡奥多摩町・山梨県北都留郡丹波山村
雲取山(2万5千分図) 丹波(5万分図)


浅間尾根から石尾根

奥集落の登山口から急斜面の畑の鉄条線に沿って登ると、ヒノキの木の根元から「ゴー ゴー」と言っている不気味な風穴音のような声に遭遇する。 しばし、足を止め、なぞの音に聞き耳をたてた後、植林の中を左に斜上して行くと、奥集落の水道の水源地?らしいコンクリートの貯水箱に行き当たり、その先は通行止めの表示があり、右手に浅間神社の鳥居から登山道が伸びている。 浅間尾根と言うからには富士山の眺めが良いのであろうが、手入れが余りされていないらしく、それも神社にも反映されていて、往時には参拝もされていたのであろうか、今は古い朽ち果てたような浅間神社を過ぎ、更に植林の中をジグザグに高度を稼ぐと、いつの間にか 美しい自然林になり、急登も緩む。


鷹ノ巣山避難小屋

奥集落が標高1000m程で、木の根元に奥多摩特有の標高表示の白い小さなプラスティックプレートの1500mを見つければ、左手に回り込んで、右に水場を過ぎ、ほんの数分で鷹ノ巣山避難小屋に到着する。ログハウス風のしゃれた建物で水場も近く快適に泊まれそうである。鷹ノ巣山まではここから30分程だが、先が長いので割愛する。


石尾根の縦走路に入り、直ぐに、巳ノ戸ノ大クビレと言う足場の悪い崩れ易い箇所を通過すると、日蔭名栗峰の尾根伝いの道といわゆる巻き道の分岐だが、尾根伝いの道方面には通行止めという意味の倒木が置かれてある。無線家としてはピークを踏みたいところだが、今日は雲取山山頂の往復が目的なので、帰路に余裕があれば立ち寄ることにし、横道の縦走路に進む。高丸山も同様にピークを避けて進むが、この二つのピークは結構縦走路から高い位置にあるようである。 千本ツツジの道標を過ぎると、七ッ石小屋方面の道標をわけ、しばしの登りで七ッ石山に到着する。目指す雲取山方面は雲の中であった。小休止の後、唐松谷林道への分岐の鞍部まで降りたち、一番展望の良いはずの尾根道の登りに入る。所々、右に巻き道があるが、尾根通しでもさほど変わりはない。

奥多摩小屋

かなり広い五十人平ヘリポートを過ぎれば、右手にこじんまりした奥多摩小屋を見る。小雲取山までの最後の急登を喘ぎながら登ることになるが、展望が利かないだけに、足元を見ながらが返って良かったかもしれない。小雲取山で野陣尾根を分け、今までとは違った感触の登山道、小石混じりの転石の多い道を行くと、突然視界が開け、雲取山避難小屋が見え始めた。月曜日で誰もいないと思っていたが、小屋周辺に10人近くの人を確認する。


雲取山山頂の同行の二人

小屋の下を駆け上がるように登り切り、右に斜上すれば、山頂である。ガスのかかった展望のない山頂に着き、写真を撮り始めると、待っていたかのように、直ぐに雨が降り出してきた。10年前に、新築して間もない避難小屋を利用させてもらったことがあったが、今は多くの人の利用で磨き上げられた床になっていた。あるいは無線で一晩中使わせてもらったり、あるいは定年退職間近の人と交わした酒の、こぼしたしずくの跡がないかを目で探していた。


青梅街道の峰谷橋から峰谷に、更に、一段と細くなった車道を奥集落へとぐんぐん登っていく。集落の舗装路が切れ、200m程進むと、登山口の道標がある。周辺に車を停めることになるが、駐車スペースは殆ど無いといって良いであろう。登山口の100m程進んだ所に一台駐車可能な場所がある。

<コースタイム>

奥集落登山口7:30→8:50鷹ノ巣山避難小屋9:05→10:15七ッ石山10:25→11:00奥多摩小屋→11:28小雲取山→11:45雲取山12:30→12:55奥多摩小屋→13:25七ッ石山13:30→14:35鷹ノ巣山避難小屋14:50→15:50奥集落登山口

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