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薬師林道を通って七沢温泉から日向薬師上の駐車場に入る。20台ほどの駐車スペースが道の両サイドに設けられている。林道は舗装だが狭いので通行には注意が必要である。また野猿が出没するので、餌を与えないようにしたい。日向薬師と反対側の駐車場から日向山への道標に従って山道に入る。
最初は梅林であるが、すぐに薄暗い杉木立の中の急な登路となり、途中に岩をくりぬいた祠があるのを見れば日向山山頂である。日向薬師の奥ノ院の祠のある山頂は薄暗く、展望はない。山頂から右へ広沢寺温泉方面の道標があるが、梅ノ木尾根を示す道標はないものの、尾根通しに進めば良い。
少し下った所で、左から薬師林道からの道に出合う。道標では梅ノ木尾根へのルートは右手の方の山腹をトラバースする道を指している。直進して尾根に登って行っても上部で合流すると思われる。平坦な小道を沢沿いに進むと、弁天の森キャンプ場を右下に見て、道の左手から尾根に上がる急坂となる。尾根に登ってしまえば、そのまま
尾根通しに進んで行く。
尾根に入ると、浄願寺奥ノ院の道標が出てきて紛らわしく、奥ノ院まで900mの道標のある地点から直進して、尾根を外れないようにしたい。この日はどうしたわけか、奥ノ院の方に
下ってしまい、30分も時間をロスしてしまった。奥ノ院道標から急な登りで二ノ沢ノ頭に至る。この先の下りから右手に折れて行くようになり、ひとしきりの登りで鐘岳と大山の大沢分岐の道標に出る。
この道標で始めて大山の文字を目にすることになる。ここから稜線までは30分はかかるであろうか、最後の詰めは急登で、踏み跡の薄い中を登りやすい所を選んで登って行く。ようやく唐沢峠からの稜線の道に合流するが、その地点には道標はなかった。しかし、そのすぐ先に両サイドを鎖でガードされた所があるので、梅ノ木尾根の分岐点を特定出来る
であろう。
足下注意の看板のある個所を過ぎ、標高1000m近くなってくると、雲の中に入って行き、展望は全くなくなる。送電線が上がってくる尾根の小広い辺りでは乳白色となっていた。階段状の道にうんざりする頃、帰路使う
雷ノ峰尾根との分岐に出る。ここから大山まで0.6kmの表示があり、山頂は近い。
この分岐から上部は木々に霧氷が付いて、幻想的な風景となっていた。下草の笹にもびっしりと霧氷が付いている所もあり、思わぬ光景であった。道は階段状の太ももに負担のかかる登りが続き、一旦平坦になった辺りが一番の霧氷の見所であった。写真的には、この後に急に太陽が顔を出して、その霧氷を輝かせてくれると大喜びなのだが。
公衆トイレの道標のある小広い広場に出れば、その上が山頂であった。阿夫利神社奥社、並びに売店のある山頂は広く、奥社前で風を避けることが出来た。山頂からの展望はなかったが、未だ市街地が見えていた登路から江ノ島と輝く太平洋が望まれたのはラッキーであった。流石、大都会の山と言うことで430FMでは殆ど空き周波数がないほどであった。
さて、不動尻分岐まで戻り、見晴台への下山路に入る。急な丸木の階段を大股で、どんどん下って行く。途中から鹿の防護柵が左手に続き、丹沢らしい風景となる。見晴台で下社への道を別け、日向薬師までの4.2kmの道のりを残す。九十九曲がりの急坂を下れば車道に出るが、すぐに山道に入って更に300m下ると青年の家から車道に出る。
ここからは車道歩きで日向薬師まで1.9kmである。途中、日向荘の手前で日向薬師まで1.1kmの道標があり、山道を経由して薬師まで行けるようである。今日は、その道には行かずに防中の日向バス停1.1kmの車道を歩き、防中手前で道標に従って日向薬師15分の薬師林道に入って駐車場に戻ることが出来た。
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