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登山口手前は20台ほど停められる広場のようになっており、その手前には簡易トイレも設置されている。登山口にテントを張って休む。夜半から雨となり、朝方まで降り続いていた。意を決して雨の中、テントを撤収する。車内で朝ごはんを食べているうちに雨も上がり、出立することにする。
9合目の焼石神社道標だが、神社は少し登った岩の間にあった。烈風が待ち構えていたが、それもまだ序の口で、焼石神社の石を右からまいて巨岩の中を登るようになると、右からの疾風が吹き付けるようになっていた。体を飛ばされそうになりながら、時には強すぎる風に身動きがとれないまましばらく身を丸めざるをえないこともあった。
巨岩を抜け、緩やかになった道をうねるように進み、最後の坂を登れば焼石岳の山頂であった。この天候では小広い山頂からの下山方向を見誤りやすく、慎重に来た道をマーキングしておく。当初は泉沼に降り、姥石平から東焼石岳に回って、9合目に
戻ろうと思っていたが、居てもいられない山頂からは往路を戻るのが無難と判断した。
不満足な焼石岳であったが、この天候で登れたことを幸いに思い、翌朝登る予定の神室山の近くの秋の宮温泉に車を走らせる。
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