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八幡平 9月20日 2003年


八幡平
1613mH
岩手県二戸郡安代町・秋田県仙北郡田沢湖町
八幡平(2万5千分図) 八幡平(5万分図)

源太森
1595mH
岩手県二戸郡安代町
八幡平(2万5千分図) 八幡平(5万分図)

茶臼岳
1578mH
岩手県岩手郡松尾村
茶臼岳(2万5千分図) 八幡平(5万分図)


9月20,21日の連休は白馬岳周辺を計画していたものの、秋雨前線の南下と台風15号の影響で同地方のみならず、東北地方南部からの全域で雨の予報になってしまった。そのため、晴れの予報は秋田県地方からの東北北部のみで、八幡平と秋田駒ヶ岳の2山に予定を変更した。高崎から東北道の佐野藤岡ICまで、更に同ICより松尾・八幡平ICまでの600km弱を8時間で走行する。21時に高崎を出立し、佐野藤岡22時30分、松尾・八幡平に午前5時に到着した。ICを降りてすぐのコンビニで食料を調達し、八幡平アスピーテラインに入り、5時50分頃に茶臼岳の登山口に着くことが出来た。

茶臼口

茶臼岳から源太森を経て八幡平山頂を踏み、見返峠に下って、そこからバスに乗って茶臼口に戻ると言う計画である。10時50分の八幡平頂上バス停発に乗れれば良かったのでゆっくりの山行で良かったが、気温が急激に下がっており、怱々とのんびりもしていられなかった。7台ほど駐車可能な駐車スペースがあり、そこから道路を横断して茶臼山へ取り付くことになる。


茶臼岳山頂からの岩手山

既に紅葉が始まっている登山道はよく整備されて、ネマガリタケの斜面を登って行く。平坦になった登山道が茶臼山荘につながり、左手の樹林の中を一登りすると茶臼岳山頂に至る。目に飛び込んでくる岩手山の雄姿が一際目立ち、曇り空ながら展望はきいていた。鳥海山が遠望できると共に、秋田駒ヶ岳も際立っていた。


黒谷地湿原

山頂から茶臼山荘まで戻り、石の多いなだらかに下って行くこの日の道はさながら浅瀬の中の道のようであった。飛び石伝いに石を拾って下っていくので足下ばかりを見つめて行くため、周囲の景観を見ることもないまま進み、下りが終わった最低鞍部辺りに出ると、 草紅葉の黒谷地湿原であった。アスピーテラインに下る道の分岐があり、私たちは源太森方面に登って行く。


源太森山頂

登りがアオモリトドマツの樹林の中の水平道になり、分岐から樹林を抜け出ると展望地の源太森に到着する。たおやかな八幡平と八幡沼が広がる景観は飽きることなく堪能出来るものの、吹き渡る風が冷たく長居は出来そうになかった。源太森から一下りして、湿原内の木道に出れば、八幡平の懐に入った趣になる。


八幡沼

木道は八幡沼湖畔に立つ新装の陵雲荘までで、そこからはりっぱな遊歩道となり、木造の展望台を経て八幡平の山頂へと続いて行く。陵雲荘は快適な避難小屋で、小屋内部のりっぱな暖炉を見れば山スキーなどの時には利用価値は十分にありそうである。デッキからの湖畔の眺めも時を忘れさせてくれそうである。


八幡平山頂

展望デッキから道標に従って右に折れ、石畳の遊歩道を歩けば樹林の中の八幡平山頂である。今までの景観が素晴らしかっただけに八幡平の三角点周辺の平凡な風景にはがっかりするだろうが、高床式の展望台があるのがせめてもの慰めであった。ここまで来ると、見返峠から登ってくる人が多くなり、石畳の遊歩道を峠に向って下りて行く。


見返峠(八幡平頂上バス停)

途中、メガネ沼と鏡沼を経て緩やかな道は八幡平アスピーテラインの県境の八幡平頂上バス停のある見返峠に着く。道路の反対側では大駐車場を建築中のようで、その左手に売店があり、灯油ストーブで暖を取りながら盛岡行きのバスを待つことが出来た。徹夜での高崎からの移動と八幡平登頂を終えて満足の身はいつしかうとうととしかけていた。


茶臼口からマイカーに乗り換えて、再度松尾・八幡平ICに戻り、給油後に盛岡ICから鶴の湯に向う。雫石を通って渋滞もなく田沢湖に至り、明日登山予定の秋田駒ヶ岳のマイカー規制についての情報を求めるため田沢湖高原のかもしか駐車場へと向う。→21日の秋田駒ヶ岳の山行記

その足で、念願の鶴の湯温泉に車を向わせた。


鶴の湯温泉「中の湯」

外来入浴は午前10時から午後3時までで、入浴料400円を払って男女混浴の露天風呂「中の湯」に入湯する。その昔、カメラ雑誌の月例に応募していた時、よく見かけた「打たせ湯」に入ってみたものの、そのお湯の熱さに吃驚して飛び出してしまったが、モデルは大変であったなあと今さながら推察する。


<コースタイム>

茶臼口6:08→6:43茶臼岳6:55→7:33黒谷地→8:07源太森8:27→9:05八幡平9:17→9:30見返峠駐車場

<ルート図>

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