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十六の沢登山口
昨日に続いて、音更川本流林道から十六の沢林道に入り、8km進むとニペソツ山登山口がある。
十数台は停められるであろうスペースと簡易トイレも用意されてある。水は沢水だが、煮沸は必要とのこと。
身支度していると、霧雨のような状態となり、しばし、出発を見合わせていたが、それもすぐに止んでくれたので、沢を渡って尾根に取り付く。石狩岳のような笹に覆われた登山道ではなく、幅の広い濡れることのない道であった。急な登りもなく、淡々と進むだけで、これと言った特徴のある登山道ではない。時々、ニペソツまでの距離表示の道標が出てくるのが自分の居る位置を確認できるすべであった。上部に空の空間が見えてくると、ブッシュが次第に増え、上半身が濡れ始める恐れが出てきたので、上半身にもレインウェアーを着込む。案の定次第にそのブッシュの密度が濃くなり、半乾きの靴がまず完全に水浸しの状態になる。登山靴を二足持参してきていたが、連日天気が悪いため乾くまもなく、次の日を迎えていた。冬場の宿等なら乾燥室も準備されているだろうが、この夏季にそんなものは用意されていなかった。結局、この日も濡れたままの靴で登り始めていたが、最初は登山道が幅の広いのに安心していた。しかし、次第に下草のみならず、上体にブッシュが当たってレインウェアーを伝わって水が靴まで流れ落ちると言う状態になればブッシュの中の沢登りといった様相を呈して来ていた。登りが終わり、平坦に進むようになるとその様相はより一層
往路をそのまま戻るが、コルから200mの登り返して天狗岳へ登ってみる。天狗岳の山頂には何もないが、南西に30mほど先にある鋭い岩峰が、その山名の由来であろうか。145FMで北海道山行を続けていたが、釧路市のJH8QIO局が今日も応答してくれ、釧路市は雨であることを知る。運良く、ニペソツの美味しい所を見せてくれたニペソツの神に感謝しつつ、天狗岳を下り始める。するとどうだろう、急にガスが巻き始め、霧雨状態から、次第に雨交じりとなってきてしまった。昨日の石狩岳と同様に雷こそなかったが、雨の中の下山となり、こうなれば雨の中も楽しいと思わずにはいられないよう気持ちに念じながら長い下りを続ける。
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