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下仁田から南牧村役場方面に進み、約11kmで役場手前の雨沢に着く。雨沢を左折して4.2kmで大仁田ダムに至る。平成14年5月に完成した大仁田ダムは重力式コンクリートダムで、ダムの側壁が真新しく周囲の風景とマッチしていないのはご愛嬌か。ダム手前に十数台停められる駐車スペースが設けられている。
駐車場からダムに向かうとすぐに、前橋ハイキングクラブの名が入った道標があり、それに従って山道に入って行く。登山口にはトイレ棟(水は飲料に適さない)があり、更に「大天狗石、烏天狗石」という雨神を祀る竜王宮のご神体の石がある。帰路、その竜王大権現の祠の横を通ることになる。
沢沿いだが、水は流れていない杉林の中を登って行くと、10分ほどで、竜王大権現コースの分岐となる。周回コースをとれば、ここに下ってくることになる。思いの外急な登りで、ペースを上げないようにでコルまで頑張る。コルから三回ほどピークを乗越して行くと、アカヤシオの花弁が散っている登山道になって行く。既に花の時期は過ぎているのだろうかと心配しながら
主稜線に出る。
西上州らしい岩場だが、傾斜は殆どないので簡単に山頂に達することが出来る。花の時期も過ぎてしまい、色褪せたアカヤシオが待ち構えてくれたが、三角点のある山頂からの展望はすこぶる良い。西に位置する碧岩のある大岩が目立ち、目を転ずれば丸く見える浅間山が遠望出来た。
主稜線の分岐まで戻り、竜王大権現コースに入る。稜線を少し下って登り返した所から左に降り、主稜線と分かれる。すぐに支尾根の末端に三角錐のような岩場に立ち塞がれると、右に下る道標に出合う。その下部に竜王大権現を祀る祠があり、その脇を通って杉林の急坂を下って行く。ほどなく登りの時に確認した大権現コース道標に出れば、登山口まですぐである。
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