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登山口まで戻ってから、立派な道標に導かれて薄暗い山道に入る。すぐに鍬柄嶽阿夫利大神のお堂に出て、その裏手を回るように道があり、次第に傾斜を増して行く。杉林の中の道が支尾根に出ると、幾らか視界も開け始め、明るさも出て来る。右に回りこむように進むと、岩峰の基部に着く。
鎖が右に斜上するように設置されており、登りでは特に使うこともなく、頂上の一角に出る。
一角からは刃渡りのような狭い尾根の通過もあるが、ワイヤーもあり、慎重に歩を進めれば竹竿の幟がはためく山頂である。展望は良く、前橋や高崎の市街地も指呼であったが、無線ではなかなか応答がなく、山ランメンバーの太田市のJA1KXW局が呼んでくれた時にはほっとした。吹き抜ける風は12月のそれで、首をすぼめて下山する。
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