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標高が2007mということで、来年、ひょっとしたら多くの登山者が登るかもしれないと思い、下見がてら登ってみた。志賀草津道路から万座方面に入り、万座プリンスホテル入口から約3.5kmで黒湯山の東南尾根の末端の登山口となる。右下ががれ場となっており、すぐに分かるであろう。
ガレ場の淵を回るように明瞭な道があり、右に落ちないように足元に注意してすすむと、東南尾根末端に出る。ここから背丈以上の竹などの密集した道を掻き分けて進むことになる。左手には一部残雪もあったが、尾根に戻るために相当の労力を使わなくてはならなくなるので、あくまで尾根を忠実に辿ったほうが良い。相当古い時期に刈られたと思われる跡があり、それを利用した。
手強い竹薮も、途中からそれらしい道となり、ほっとして進むことが出来るようになる。この辺りには立派な赤布も見えた。岩が二つ登山道にある個所に出ると急に視界が開け、前方に黒湯山を見る。その先が黒湯山手前のピークで、良い道はここまでであった。ピークは横に広く、残雪があり、どこから密な笹薮に突入しようかとしばらく右往左往した。
結局、まっすぐの笹の中に入ることにした。
それが正解で、足元に刈られた切り口の竹があった。その刈られた竹を目印に猛烈な笹薮の中を進む。この鞍部辺りは尾根も広いので、方角がつかみ辛い。靴紐も悪戦苦闘ですぐに解けてしまい、結ぶことも出来ないまま先を行く。登りは下に倒れた笹が直線的に並んでいるので滑りやすく、両手で
竹を掴みながら行くが、掴んだ竹も不如意で、何度も反動で左右に振られてしまう。
倒れるのだけは必死で避け、漸く、左の残雪を利用できる地点に出る。残雪の急登から最後の密な藪を抜けるとぽっかりと空いた黒湯山山頂であった。三等三角点のある山頂からの展望は殆どないが満足感はあるであろう。本来ならもっと早い残雪期に登りたかったのだが。
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