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吾嬬山・薬師岳 11月7日 2005年


吾嬬山
1182mH
群馬県吾妻郡吾妻町・中之条町
群馬原町(2万5千分図) 中之条(5万分図)

薬師岳
974mH
群馬県吾妻郡吾妻町・中之条町
群馬原町(2万5千分図) 中之条(5万分図)


日月曜日の連休であったが、日曜の午後から月曜日の朝にかけての雨の予報、またその通りとなり遠出を控えていた。日曜日の夜半から未明までかなりの雨が降ったものの、朝起きると青空が見え始めていたため近くの山に出かけることにした。昨年の同時期に、吾妻町の寺沢側から吾嬬山と薬師岳を目指したが、登路が判明せず断念したことがあった。今日の行程は寺沢側と反対側の中之条町側から登ることにした。と言っても、登山口に至るまでの道が良く分からずに右往左往して、漸く辿りついたものである。

中之条町の上之町信号から国道353を進み、3,1km先の中折田で左折する(信号はない)。すぐに真新しい吊橋の上妻橋を渡り、400mで国道234にぶつかる。R234を突っ切る形で直進し、左手に吾嬬神社、右手に善福寺を見て、一車線ほどの道を縫うように進む。村杉商店の先で、道はY字路となり、右手の道は工事中で車両禁止なので、左手に入る。大竹集会所の建物を左手に見ると、すぐ右に曲がる細い小橋を渡る。その先から道なりに進むと、大きく右にカーブした先で、全面通行止めの道を合わせて緩く登って行く。


吾嬬山登山口

山田簡易水道配水所を、更に山道の中、中之条園芸の立看板を見れば、進む道は正解である。舗装路が切れ、砂利道となれば、登山口はすぐである。R353から6kmほどである。登山口には吾嬬山への道標があり、車も数台駐車可能である。吾嬬山へは右の坂を登って行くが、直進のゲートの林道は薬師岳から下山に使うものである。


奥の院と道標

登山口から200mほど、なおも林道のような道を登って行くと、左手に吾嬬山登り口の道標があり、伐採地の中の斜面の急登を登って行く。伐採地を過ぎれば、落ち着いた道となるが、檜林の薄暗い所もあり、所々にあるテープ類を拾って行くと、奥の院の石の祠と道標がある。ここから左手に斜上する急登で、柔らかい土にずり落ちながら行くと、吾嬬山への道標を見る。


吾嬬山・峠の林道への分岐道標

道標には、「吾嬬山 峠の林道へ」「寺社原・大竹」の二つがあり、吾嬬山へは右手の直登の急斜面である。この分岐道標まで戻ってから薬師岳に進むのだが、吾嬬山からの下山時にこの分岐道標方向に下りずに、誤って違う尾根に進んでしまったのである。道標から急斜面を登りつめると、吾嬬山山頂に出る。


岩下への分岐道標

三等三角点の山頂は東側が開けており、中之条町方面が一望でき、木々の間から榛名山や子持山などが見られる。さて先ほどの分岐まで戻らなければならないのに、何を勘違いしたのか、吾嬬山から尾根通しで薬師岳に行けると思い、明瞭な尾根を下山し始める。すぐに、「岩下と寺社原・大竹」の道標に出合うものの、尾根通しの岩下への道に入ってしまった。


はっきりとした尾根道で、テープ類も散見出来、誤っているとは思わずにどんどん下って行く。すぐに広い二重山稜のような地形となり、右のピークに登らずに左手のトラバースのような道から、下り始める。吾嬬山から標高差300m近くを下った先で、突然、尾根が行き止まり、右手に細いながらも立派な道が現れ始める。この時点で道を誤ったことに気付くことになる。周囲を見ると、木々越しの北方面に鉄塔や、薬師岳方面の山稜と思われる地形を確認し、違う尾根を下ってしまったのである。このまま、明瞭な小道を下山すれば吾妻町側の岩下に、寺沢に下って行くことになる。吾嬬山山頂直下までの300m近くを登り返し、「岩下」「寺社原・大竹」道標に戻った時には一安心する。さて、寺社原・大竹方面に入ると、 3分ほどで「峠の林道へ」の分岐に出合い、ここから尾根通しとなるのである。

リフト終点付近のキャンプ場入口

鉄塔下までは明瞭な尾根道で、途中巡視路も使って鉄塔下に出る。薄い藪もあるが、道を失うことなく林道に下り立つ。林道には吾嬬山・薬師岳の道標もある。薬師岳方面の道への入口は背丈の伸びたススキや笹ではっきりとしないが、掻き分けて中に入ると、すぐにはっきりとした小広い道が伸びていた。この先は多少藪っぽいが、緩いアップダウンの道となる。


尾根道とトラバース道分岐

林道から15分ほど進むと、指導標はないが、尾根の急な登りと右手のトラバース道となる。登りの尾根道を行くのが正解であろうが、ここはトラバース道を進んでみた。数分進んだ道が大きく左手にカーブして、山を迂回するようになる。途中、右手に枝分かれする道もあり、尚も道なりに進んでいるうちGPSが山頂まで300m近くで、突然、トラバース道が消えることになる。


リフト終点付近のキャンプ場入口

しかし、山頂は近いと踏んで、消えた道から左手の斜面に入り、枯れ沢を乗越してから左手に斜上する。急な斜面をひと登りすれば、尾根道に出て、南方面から北へ向きを変えると二等三角点と石宮と石灯籠のある山頂に着く。見晴らしは余り良くないので、休憩は来た道を戻った方角が変わる地点の方が良い。


近場の山とはいえ、急に思い立って出かけたため、かなり以前に情報を収集しておいたが、山行前に再読しなかったことが、ルートミスにつながった。道標の完備している山ばかり行っていれば問題ないが、このような少々藪っぽい山は要注意であることを再確認させられた。

帰路は近くに沢渡温泉があるので、一浴してきたが、無色透明の硫酸塩泉で、飲泉も出来るほどの純度の高い温泉である。


<コースタイム>

登山口P9:26→9:52奥の院→9:59「峠の林道へ」分岐道標→10:04吾嬬山10:18→10:38下山間違う→11:02「岩下」分岐戻る→11:14鉄塔下→11:20林道→11:57薬師岳12:14→12:42林道→13:05登山口P

<ルート図>

「この地図の作成に当っては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平16総使、第420号)」

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