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稲包山 6月25日 2005年


稲包山
1598mH
群馬県吾妻郡中之条町・利根郡新治村・新潟県南魚沼郡湯沢町
四万(2万5千分図) 四万(5万分図)

キワノ平ノ頭
1511mH
群馬県利根郡新治村・新潟県南魚沼郡湯沢町
三国峠(2万5千分図) 四万(5万分図)

長倉山
1440mH
群馬県利根郡新治村・新潟県南魚沼郡湯沢町
三国峠(2万5千分図) 四万(5万分図)


上信越国境の稲包山は赤沢峠から往復するのが一般的で、私も大分前に赤沢峠から往復している。他に、積雪期や残雪期に三国峠から登られているが、数年前に稲包山から三国スキー場までの間が刈り払われ、積雪期以外でもアクセス出来るようになり、コース的に妙味が出てきたので、機を窺っていた。三国峠と三国スキー場間をどうするかであるが、距離的には7km強なので、2時間弱を歩けないことはない。車二台で行けば、効率は良いが、相手がいる。そこで、MTBを三国スキー場側にデポして、帰路、三国峠まで戻ることにした。三国スキー場からR17までは下り一方の約4kmの道程、R17の苗場スキー場から三国峠までは3.3kmの登りとなる。

三国トンネル新潟県側駐車P

三国トンネルの新潟県側には広い駐車場があり、ここからトンネルに向かって進むと、左手に上信越自然歩道、三国峠への入口がある。簡易トイレも設置されているが、水場は10分ほど先の三国権現御神泉まで行かないとない。緩やかな幅の広い道を登って行くと、程なく三国峠に出る。


三国峠の道標

要所の峠には鳥居が立ち、お堂も祭られている。三国山への道と反対側の道に入るが、写真のような立派な道標が立ち、以後、この道標に導かれて三国スキー場に降りて行くことになる。やや下草などが登山道にはびこっているので、膝下はすぐにびっしょりとなる。


長倉山頂上

三国峠から一登りしたピークに立つと300mほど先、前方に見えるのが長倉山である。笹に覆われた、一通過点のような長倉山を後にし、80mほど下りこむと、右手から巡視路が合わさる。稲包山一帯は送電線鉄塔が多いので、その巡視路も多く、登山道から多く枝分かれしているが、道標があるので迷うことはない。


キワノ平ノ頭頂上

長倉山から1.4kmの距離のキワノ平ノ頭も同様なピークで、群馬側の展望が良い。キワノ平ノ頭からの下りでは、前方右に三国スキー場や、苗場スキー場が見え、苗場の筍山から稜線通しで三国スキー場の上部稜線に行けるような地形を確認する。


稲包山山頂

前方に鉄塔が4基見えるピークから少し下ってから、稲包山への登りとなる。鉄塔下を過ぎ、盛夏を思わせる日差しに照りつけられ、我慢の為所である。新道分岐から稲包山を往復してくるが、以前と同じ佇まいの山頂は展望もすこぶる良い。


三坂峠

新道分岐まで戻り、小稲包、西稲包山のピークを越えて行くが、刈り払いの道はクッションが効いて足への負担が少ないように感じる。西稲包山から下った鞍部が三坂峠だが、三国スキー場へは峠から右に下りるのではなく、稜線通しに行った先から、自然と右に下りて行くようになる。


三国スキー場の稲包山登山口

三坂峠で休憩しようと思っていたが、笹薮の中でがさがさ言う音と共に慟哭が聞こえてきた。吃驚すると共に、熊避けの鈴を高らかに鳴らし、後ろを振り返りながら先を急いだ。今まで聞いたことのない吠える声で、恐らく熊であったであろうか。尚、三坂峠から三国スキー場まで1時間30分と道標にはあった。


上信越国境の稜線通しの道はこの先、まったく踏み跡はなく、積雪期しか行けないことを確認し、下って行ったが、すぐに二人連れの登山者が登ってくるのを見る。三坂峠での動物の慟哭の件を話し、注意を喚起したが、逆に知らせないほうが良かったかもしれないと危惧した。丸木橋の道標のある「湯ノ沢」はきれいな明るい沢で、思わず水をすくってみた。水量はそれほど多くなかったので、靴上まで濡れることはなかったが、丸太の橋も流されていたので、水流が激しいときは靴を脱ぐしかないであろう。黄連沢の道標を過ぎ、下草の多い林道のような道に出ると、稲包山への道標があり、ここから4時間とあった。ゲレンデに出ると、あちこち人の姿が見え、山菜取りに興じているようであった。

<コースタイム>

三国トンネル駐車P4:38→5:12三国峠→5:36長倉山5:47→6:32キワノ平ノ頭6:48→7:47新道分岐→7:52稲包山8:05→8:18小稲包→8:28西稲包山→8:40三坂峠→9:01湯ノ沢→9:23三国スキー場→9:26スキー場入口9:40→(MTB)→10:10三国トンネル駐車P

<ルート図>

「この地図の作成に当っては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平16総使、第420号)」

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