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破風岳は毛無峠から登ればすぐと思ってきたが、その毛無峠方面は通行止めで、どーんとブルが蟻の子一匹入れまいと鎮座していた。老ノ倉山の登山口に車を止め、御飯岳の西側を通って、毛無峠に向かう。
県道大前須坂線の3.7km区間が通行止めで、やや下り気味で車道を行く。
赤茶けた毛無山も巻くと、毛無峠に着く。
不気味な色合いの毛無峠付近は、小串鉱山跡ということで、その往時を偲ぶことはまったく出来ない。前方に猫の耳のような破風岳の南斜面に付けられたジグザグの登路が小笹のなかに付けられているのがはっきりと分かる。登山道に入ると、すぐに真っ白い小さな花々が迎えてくれた。
残雪の急なトラバースが二ヶ所あり、ステップを刻んで進む。あっけなく、土鍋山との分岐につけば、右に150mほど進むと展望の破風岳山頂であった。隣の御飯岳が大きく見え、私は9年ほど前に残雪期に登っているが、最近この御飯岳も人気があるという。毛無峠に戻ると、ガスで山頂部が隠れ始めていた。
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